NO66:洞川湧水群「泉の森霊泉」
洞川湧水群「ごろごろ水」を汲んで、次なる湧水を汲みに山上川を渡り「龍泉寺」の前を素通りして「泉の森」へやってきました。

泉の森オートキャンプ場:小広荘の横に「泉の森」に通じる赤い橋が掛かっています。
「泉の森」というぐらいなので、湧水が湿原の中から多量に湧いていて、林の中を縦横に流れて公園のようになっているものばかりだと気持ちを膨らませて行ったのでしたが、この赤い橋を見た途端、幻想は瞬く間に崩れ去ってしまいました。
まぁ水をもらいに来たので気を取り直して、橋を渡って行くと泉の森大神の社が杉の大木の中に鎮座していました。

その後ろの方に、このような洞穴が

そして奥には、泉の森大神らしき石像がその横からこんこんと湧き出している水を守るかのように鎮座していた。

上の写真の水止めが有りますが、それが赤く染まっていました。

この水止めの赤い色は、この時は石がなぜ赤く塗ってあるのだろう?と嫁さんと話しながらアマリ気にも留めていなかったのですが・・・
この水止めは、中側は神聖なきれいな水で汚してはいけない部分です。この中でしたら岩から湧き出してきた場所と同じ水として頂いて帰れます。この水止めを越えて流れ落ちた水は汚れた水として扱われます。実際はあまり変わりませんが。で、「ごろごろ水」と同じだけの量を内側で頂いてきました。ここは、あちらと比べて人一人最後まで見る事はなく、もちろん料金も取られませんでした。しかし、お供えは気持ち入れときましたYo~(^_^)/
ところで、らしき石像は写真を確認すると「ごろごろ水」の所でも同じ石仏を写していました。

佛水秘水行者尊という大神ではなく仏像の方でした。日本は神仏習合思想が有るので、これもアリのようです。

お触れ書き心して汲むようにとの事
橋から水汲み場に行く道中には、キャンプ場のオーナーがしているのか、おもしろい「水晶パワー水」なるものが展示されていました。

なんでも、「水晶が発しる波動が水を刺激動調してパワー水となる」との事のようです
水晶の上から水を流して、その水が汲めるように流れ出て来ていました・・・が、飲むには躊躇する雰囲気の水でした。
無事コンテナ二つ「ごろごろ水」と「泉の森・霊泉」とも汲み終えて、最後の訪問地「龍泉寺」に向かった。
龍泉寺 正門です
歴史を感じる境内図

山門をくぐり境内に入って行くとすぐに目に入って来るのが、美しい池である

龍泉寺は、真言宗醍醐派の総本山のお寺で大峯山寺の護持院でもあり大峯山「第一水行場」でもある。
古来より、大峯山内「一の行場」である水行場にて修験者が大峯山に修行に入る前身を清めて入山して行った。
いまでは、大峯山が女人禁制のため、多くの女性信者達が滝に打たれ「水行」をされているとの事
役行者がこの泉の辺に八大龍王尊を祀り、水行をしたのが始まりと伝えられている。
水の湧き出る洞穴は、美しい池の奥に在りました

この洞口は「竜の口」といわれ、龍王尊の住む泉と言う意味を持って龍泉寺と名付けられた。
この洞穴から出てきた湧水の底を見てみると、砂利や周りの石が赤く染まっているものが有り、「泉の森」で見た水止めが赤くなっていたのを思い出した、この湧き水に原因があるのではないかと思いましたが、長年飲まれているので体には大丈夫なんでしょう・・・と思う事に(?_?)

この「竜の口」の真上には、大木の根が石に巻きつくような格好で鎮座していました。やはり大木が水を呼ぶのでしょうか・・

また、「竜の口」の横にはこのような小屋が・・中からモーターらしき音が・・

どうも水行をするところの滝にここから水を送っているようです。定かではないですが、滝の上の方にパイプが延びている様です。
また、池の縁に面白い石が置いてありました。

なで石
なでると軽く持ち上がり、たたいて持ち上げると重くなると言う龍泉寺に古くから伝わる不思議な石。石が持ち上がるか持ち上がらないかで願いの成就を占った石占いと呼ばれる古い占いの名残で『重軽石』とも言われている。
生き物に心があるように、石にも心がある。
常にこの石をなでる時のような気持ちで何事にも接することをこの石は教えてくれているのではないでしょうか。(龍泉寺)

龍泉寺龍の口伝説
むかし、龍泉寺で働いていた夫婦に男の子ができた。しかし、自分が白蛇の化身であることを知られた母親は、乳の代わりに片方の目を与えて姿を消した。その目がなくなると、再び龍の口から姿を現し、もう片方の目も与えた。そして、朝に六つ、暮れに七つの鐘を合図に乳を飲ませにまいります、と言って泉に消えた。
今でも龍の口の泉は、枯れることなく大峯山の修験者の清めの水となっています。
そして、ここが本堂で大本山にしては質素な造りのようです。

昭和21年洞川大火が有り、龍泉寺も35年再興されいるので、そのせいかも。
龍泉寺も拝観し終えて、裏山に在る自然研究路を少し散策して、まだ見るところはたくさん残っていましたが帰路に着きました。

散策路に在る「かりがね橋」という大きな吊り橋から見た洞川地区の風景
で遅くなりましたが、「泉の森・霊泉」の味評価は 「ごろごろ水」と同じ味でした。
独断と偏見の
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v ☆星ひとつおまけデ~ス
詳しいところデス


泉の森オートキャンプ場:小広荘の横に「泉の森」に通じる赤い橋が掛かっています。
「泉の森」というぐらいなので、湧水が湿原の中から多量に湧いていて、林の中を縦横に流れて公園のようになっているものばかりだと気持ちを膨らませて行ったのでしたが、この赤い橋を見た途端、幻想は瞬く間に崩れ去ってしまいました。
まぁ水をもらいに来たので気を取り直して、橋を渡って行くと泉の森大神の社が杉の大木の中に鎮座していました。

その後ろの方に、このような洞穴が

そして奥には、泉の森大神らしき石像がその横からこんこんと湧き出している水を守るかのように鎮座していた。

上の写真の水止めが有りますが、それが赤く染まっていました。

この水止めの赤い色は、この時は石がなぜ赤く塗ってあるのだろう?と嫁さんと話しながらアマリ気にも留めていなかったのですが・・・
この水止めは、中側は神聖なきれいな水で汚してはいけない部分です。この中でしたら岩から湧き出してきた場所と同じ水として頂いて帰れます。この水止めを越えて流れ落ちた水は汚れた水として扱われます。実際はあまり変わりませんが。で、「ごろごろ水」と同じだけの量を内側で頂いてきました。ここは、あちらと比べて人一人最後まで見る事はなく、もちろん料金も取られませんでした。しかし、お供えは気持ち入れときましたYo~(^_^)/
ところで、らしき石像は写真を確認すると「ごろごろ水」の所でも同じ石仏を写していました。

佛水秘水行者尊という大神ではなく仏像の方でした。日本は神仏習合思想が有るので、これもアリのようです。

お触れ書き心して汲むようにとの事
橋から水汲み場に行く道中には、キャンプ場のオーナーがしているのか、おもしろい「水晶パワー水」なるものが展示されていました。

なんでも、「水晶が発しる波動が水を刺激動調してパワー水となる」との事のようです
水晶の上から水を流して、その水が汲めるように流れ出て来ていました・・・が、飲むには躊躇する雰囲気の水でした。
無事コンテナ二つ「ごろごろ水」と「泉の森・霊泉」とも汲み終えて、最後の訪問地「龍泉寺」に向かった。
龍泉寺 正門です

歴史を感じる境内図

山門をくぐり境内に入って行くとすぐに目に入って来るのが、美しい池である

龍泉寺は、真言宗醍醐派の総本山のお寺で大峯山寺の護持院でもあり大峯山「第一水行場」でもある。
古来より、大峯山内「一の行場」である水行場にて修験者が大峯山に修行に入る前身を清めて入山して行った。
いまでは、大峯山が女人禁制のため、多くの女性信者達が滝に打たれ「水行」をされているとの事
役行者がこの泉の辺に八大龍王尊を祀り、水行をしたのが始まりと伝えられている。
水の湧き出る洞穴は、美しい池の奥に在りました

この洞口は「竜の口」といわれ、龍王尊の住む泉と言う意味を持って龍泉寺と名付けられた。
この洞穴から出てきた湧水の底を見てみると、砂利や周りの石が赤く染まっているものが有り、「泉の森」で見た水止めが赤くなっていたのを思い出した、この湧き水に原因があるのではないかと思いましたが、長年飲まれているので体には大丈夫なんでしょう・・・と思う事に(?_?)

この「竜の口」の真上には、大木の根が石に巻きつくような格好で鎮座していました。やはり大木が水を呼ぶのでしょうか・・

また、「竜の口」の横にはこのような小屋が・・中からモーターらしき音が・・


どうも水行をするところの滝にここから水を送っているようです。定かではないですが、滝の上の方にパイプが延びている様です。
また、池の縁に面白い石が置いてありました。


なで石
なでると軽く持ち上がり、たたいて持ち上げると重くなると言う龍泉寺に古くから伝わる不思議な石。石が持ち上がるか持ち上がらないかで願いの成就を占った石占いと呼ばれる古い占いの名残で『重軽石』とも言われている。
生き物に心があるように、石にも心がある。
常にこの石をなでる時のような気持ちで何事にも接することをこの石は教えてくれているのではないでしょうか。(龍泉寺)

龍泉寺龍の口伝説
むかし、龍泉寺で働いていた夫婦に男の子ができた。しかし、自分が白蛇の化身であることを知られた母親は、乳の代わりに片方の目を与えて姿を消した。その目がなくなると、再び龍の口から姿を現し、もう片方の目も与えた。そして、朝に六つ、暮れに七つの鐘を合図に乳を飲ませにまいります、と言って泉に消えた。
今でも龍の口の泉は、枯れることなく大峯山の修験者の清めの水となっています。
そして、ここが本堂で大本山にしては質素な造りのようです。

昭和21年洞川大火が有り、龍泉寺も35年再興されいるので、そのせいかも。
龍泉寺も拝観し終えて、裏山に在る自然研究路を少し散策して、まだ見るところはたくさん残っていましたが帰路に着きました。

散策路に在る「かりがね橋」という大きな吊り橋から見た洞川地区の風景
で遅くなりましたが、「泉の森・霊泉」の味評価は 「ごろごろ水」と同じ味でした。
独断と偏見の
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v ☆星ひとつおまけデ~ス
詳しいところデス
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