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NO242:霊仙山の「廃村・今畑の名水」

   霊仙山20171015 030-1q
春行けなかった「霊仙山」へ、今回は秋晴れの登山日和で楽しく?行ってきました。 
滋賀県の多賀町と米原市に接する山で標高1094m、花の百名山に選ばれている。山体が石灰岩でカルスト地形もみられるというもの、明治以前には霊山と呼ばれ、祖先の霊が籠る山として呼ばれていた・・・・・という説もある・・・らしい。
現地まで3時間の予定で、朝5時集合となった。今回は、春に行く予定のなかった相方さんも行く事になり、計4名
ところが吾輩は夏の疲れが出て体調不良(^_^;)、車は吾輩が出すことになっていたので、どうしても行かなければならない、そこで、現地での体調を見て行動を考える事で出発
登山コースは複数在るものの、一部通行止めとの事と、名水の場所が在るところから、今畑コースとなりました。
無事多賀町の今畑現地にAM8時30分ごろ到着。
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みんな準備中、吾輩は、体調が無理となった時は潔く引き返す事で吾輩もいっしょに登る事にして出発と相成りました。
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登山口には
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今畑登山口:(右)多賀・彦根方面 (左)落合・霊仙方面 と書いてありますが
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掲示板には、霊仙山登山ルートのご案内、と書いて
今畑ルート→通行可能
落合ルート→通行不可(不可の字が切り抜かれています)
今回霊仙山に登るにあたってルートを検索した時に、できれば今畑ルート→霊仙山→落合ルートで一周してくることも考えましたが、落合ルート一部通行止めで不可能と書いてあったので、霊仙山~今畑を往復することにしていました。
ところが、掲示板を見ると行けそうな感じ・・・途中で登山者に尋ねるという事でルートについては再考しようという事になった。
登山口には他にも
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クマ出没注意(山に入る方は、鈴やラジオなど音の出るものをお持ちください
山岳遭難多発
  登山届は出しましたか
  装備は充分ですか
  通信手段を持っていますか
と、今から登る者たちに注意を喚起してくれる・・・・と言うよりも不安を増幅させられた気持ちだ~とワイワイ言いながら登り始めは言葉も多く楽しく上って行った。
  霊仙山20171015 005-1i
登山口を入ってスグこんな急坂、小さな標識も
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さらにこんな道をのぼる
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登る事何百メートル、
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突如、今畑の廃村
こちらはお寺の廃寺
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比較的しっかりしている建物、そうそう個々の廃村に名水が在るという・・・・さてさてどこだろ~ ・・・・・と探さずとも道端にそれは有りました。
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立派な小屋が作ってあり、、今畑集落の共同水汲み場であったようなバケツや杓子も完備?されていました。
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漏斗までは完備されてなく、持参したものを使用、リュックに本来なら三本のペットボトルを詰め込む予定だったが、担いで1,5リットルを三本も持って上がるのは「しんどい」と思い二本にしておいたボトルに無事入れて出発をしたのであった。
頂上を往復するのであれば帰りに汲めばよかったのだが、その時点ではコースを一周するかどうかは決めておらずの状況であったが為でありました。
今畑を後に
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本格的な気持ちで登りを再開したのでありました。登山道らしき道を上って行きます。
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写真には撮っていないが、倒木が道を塞ぐ所も数ヶ所あつたり
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湿けた枯れ葉の上は山ヒールに気を付けなはれと言われながら上っていたのだが、廃村から30分ほど登っていたあたりで吾輩の体が悲鳴を上げだした。だ~れか水を持ってくれないかな~~~
ソウソウ今回の参加者、最年長・M氏:吾輩:相方:最年少(最近山登りにはまっている)・I氏 の計四名、M氏とI氏が分けて持ってくれることになり、もう少し頑張れるかなと登りを再開した。
林の隙間から
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デッカイ山頂の様な山体!うぉ~あの山を登っていカナアカンのか、あれが山頂か、いやいや地図で見ると頂上に上ってから尾根をだいぶ歩いて行かな霊仙山頂上は着かないよ・・・・・・とワイワイと話しながら登って行くと
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おーだいぶ上まで登って来たぞ~   と  三休みぐらいかな休憩をした場所の林の間から覗き見えるのは
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木々のないゴツゴツした白い岩が点在する山肌、それも急斜面!吾輩はそれを見た途端意欲がそがれ、体調もあって「吾輩は無理をせず、ここで引き返す」と仲間に告げると、最年少のI氏がもう少しの様なので、そう言わんと登りましょうな!と激励。
とりあえず十分休憩をして登ってみるか・・・と、最年長のM氏「おいらが付き添って登ってやる」と、親切に行って下さり、先にI氏と相方さんが休憩を終え出発、十分休憩を取ってM氏と吾輩も出発。足元には紫の林道の様な花がいたるところに
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M氏の説明だと「トリカブト」の花だそうで、これだけあれば何人殺せるだろうか・・・(^_^;)・・・と冗談な会話をしながら
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さてここからが・・・・・・しかし、登山道はない(・・?   それらしき足跡を探しながらジグザグに上り始めた。やがて
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白っぽい岩がごつごつと山肌に出て来ており、中には足を掛けると岩のかけらが下にずれたりもする。慎重に上って行くと、I氏が相方さんがどこに行ったかいなくなったと、我らが上がって行くのを待っていた。
どうも斜面の反対の、低い木立が生い茂る方へ行った模様(+o+)、そちらン歩方へ向かって『お~い、かぁちゃ~ん』とは、周りに登山者が上っているので云わなかったが、「お~い、どこにいるのだ~」と10分ほど叫んでいると、やはり反対の斜面の上の方から「ここにいるよ~」と返事が聞こえてきた。これで一安心
出て来た時の写真、本人はI氏について行ってると藪の中に入っていたと、「頂上に登れば出会える」と、いやはや山の恐ろしさを知っていない。道に迷ったと思えば、必ず元来た所に引き返す。特に下山途中に迷子になった時は、そのまま下りず、必ず通ったところだと確信持てる所まで引き返して上って行く事!、通ったところが確認できたらそこでゆっくりと思案して道を探す(ただし、この場合は同じ登山道を往復する時)
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その時の記念撮影、裏には尾根に沿って登る登山者。こんな山登り初めてだ(*_*;と言いながら、ヒイハラ、ヒイハラと尾根の最上部にたどり着いた。えらくてその時の写真はないが、そこから尾根伝いに歩く事ウン十分、「近江展望」という所に到着した。
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振り返れば、登って来た尾根
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見渡す限り、ごろごろした石灰岩の大岩、小岩、無数の砕石・・・・・・こんな山初めてだ~・・・と誰もが叫んでいた。・・・と、「もうエライテ水は担いでおられん」・・・とI氏・・・するとM氏もペットボトルの『名水』をほかし始めた・・・・あちゃ((+_+))
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帰りに汲んだるのでガマン|ガマン! と言う事で  一件落着
  霊仙山20171015 037-2i
尾根伝いに歩いて最高地点(霊仙山の頂上は少し低い)まで行って昼飯にすることで出発。
今度も、I氏と相方さんはスタコラサッサと我々をおいて速いの速いの、30分もしない間に二つ目の頂きに向かって歩いているのが見えるが、こちらはなぜかM氏が遅れ吾輩の方が先になっていた。ところが、このあたりから太ももが釣り出し、小休憩しがてらM氏を待っていると、カメラを拾ってきたとデジカメを持って到着、なんでも石の間に置いて有ったとか、遅れたのは、分厚い靴下をはいてくるのを忘れて、足指が痛くて早く歩けないとの事、カメラを拾った辺りを見ていると、その辺をうろうろしているカップルらしき若者が少しずつ近づいてきたので、カメラを落としてないかと聞いてみると「そんなものは落としていない」との返事、道すがら登山者に聞いてみるしかないな~と話しながら歩いていると、吾輩の足が太ももだけだった足の釣りが、フクラハギもこむら返り仕出し、吾輩は「此処で引き返す」と決断、そうするとM氏も「指先が痛くて歩きにくいからワシも帰ろうかな」と言い出し、それならここで昼飯を食べて引き返そうと、用意をし出した・・・・・と吾輩の昼飯は、相方さんが、M氏の昼飯は、車に忘れてきたと(+o+)
そこでどうするかと相談、この時瑠璃寺でのことを思い出し、相方さんに携帯をしてみる事に、すると繋がるのだが会話が途切れ途切れで電話が切れたりする。
M氏いわく「靴下を貸してくれたら2人に連絡に行けるので、ここで待っていてくれ」と
仕方なく吾輩は二枚靴下をはいていたので、貸すことに、しかし吾輩「昼飯が来るのを待っていても、帰りに迷惑かけるから少しでも下に降りて行っている」と、泣く泣く二人は別れ、吾輩は足が攣れない様にゆっくり歩いて帰って行った。M氏は指先の痛みがなくなったそうで、振り返ってみるとだいぶ離れていた。
吾輩はというと、ゆっくり歩いていたので、何時追い付いてくるのかと期待しながら歩いていたが、結局林を抜けだす所で休憩した場所まで一人で帰って来たのであった。それにしても帰って来るのが遅いな~と思い、再度形態を見ると、メールが入って来ていて「M氏到着、お父さんの昼飯を食べて一緒に降りる」と入っていた。こちとら楽しみにゆっくり帰って来たのだが、期待が外れプンプン(^_^メ)   で、汗がタイヘンでたので、二回目の下着を着替えは車まで帰る事で林の中を歩き出した。
結局、廃村の水汲み場に着いてしまったが、ペットボトルは他の2人が持っているのだった。漏斗は吾輩が持っていたので、気づいてくれるようにと、分かり易いところに置いて帰る事にした。
その後一部道を間違えながら無事今畑登山口までたどり着けてヤレヤレ。
その後30分ほどして、のこり3人はばらばらに降りて来た。
   霊仙山20171015 050-22a
さあ帰って行こうかな~と車で帰宅しだすと、拾ったカメラどうする~・・・・・と
帰り道に警察にでも届けて帰ったら~・・・・・と意見が一致。
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(最高地点でのパノラマそのⅠ)I氏提供
多賀町内で拾ったので、多賀町の交番へ届けようとなり、帰り道交番探すも見当たらず彦根市に入ってしまった。
あまりこの近辺に詳しくないので、とりあえず駅の方へ行ってみようと・・・・・が見当たらず、しまいにはもらっておいたら・・・・・と誰かが言い出すと・・・・・相方さんが「いいのかな~、いいのかな~」と言い出し、その一言で、彦根城の方まで足を延ばしまわっていると、レーダー探知機が「この付近に交番があります」と言いだした。しかし、最近は景観保存で街並みが統一されて降板が判りずらい・・・・と、前方右側にそれらしき建物発見!(^^)!・・・・が、行くと警察官は誰も居らず「イインかいな(+o+)」インターホーンで呼び出すこと10分、待っているとパトカーが帰ってきた。ヤレヤレ
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(その2)
その後30分ほど事情徴収をM氏が受けて、最後所有者が現れない時はどうするかとの質問に「放棄する」と答えて、無事釈放・・・もとい、無事放免となり、時間も遅くなったので温泉にでも入って帰ろうとなり、近くの姉川温泉へ行く事になったのでありました。・・・・・おしまい
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(その3)
追伸:山に登る前の体調不良が、汗をかきすぎたのか翌日以降すっかり良くなり汗の賜物だと喜んでいます。
独断と偏見の水評価は
やはり石灰質の山だけに美味しく飲めた。もっと硬水が強いかと思っていたが、適度の堅さで嫌みのない飲みやすい水でした。
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_-)-☆でした   
詳しい場所は



         
 
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