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NO181:小倉神社「不動明王水」

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今回は、「初詣で水汲み」ということで神社の御神水を頂きに行ってまいりました。
この、小倉神社の「不動明王水」は連れ合いが、町のハイキングツアー「天王山とサントリービールの一日ハイク」に参加した時に、神社に湧水らしき水が「どうどう」と出ていたとの情報がもとで、行ってみることにしたものです。
カーナビを頼りに行ったものですが、フリフリされてやっとたどり着いたところの写真です。
天王山の周囲には、サントリーのウイスキー工場、ビール工場があります。又、名水百選に登録されている「離宮の清水」もありますので、おのずと美味しい水が出ているものと楽しみに来たわけです。
駐車場を探していると、初詣に来た人と思われる車が次から次へと鳥居をくぐって中に入って行きます。
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吾輩も鳥居をくぐって、それも石畳の上を車で走ってもバチがあたらへんかいな~と思いながら進んで行くと
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ロータリーになった5~6台ぐらいなら止めれる広さですが、この日は先客三台ほどでしたので、吾輩も止めてお詣りと、本当に水が出ているのか確認することに、天然水が出ているようならペットボトルを持って行くことにした。
  その前に小倉神社の歴史を
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     小倉神社
祭神:たけみかずちの神・あめのこやねの命・いわいぬしの命・ひめの大神
祭礼:五月三日~五日
 創建は古く、奈良時代の養老二年【718】に乙訓地方で最も早く鎮座した神社の一つである。
平安時代に記された延喜式神名帳の乙訓十九座中にもその名が見え、名人大社に列せられていた。今日も広く信仰を集め
大山崎町内のみならず長岡京市内(旧鞆岡郷)にも多くの氏子をもっている。
 本殿は江戸時代後期の建築で三間社流造)、檜皮葺で随所に創意工夫が凝らされている。他にも本殿瑞垣内の石灯籠や拝殿の絵馬も江戸時代の作である。十八世紀に出版された「都名所図会」にも描かれ、本殿、拝殿の他に能舞台と楽屋があったことがわかる。その頃本社では祭礼の時に能が奉じられ、小倉能として近郷近在に知られていた。また、氏子による宮座行事も古い様式を今に伝え、能と併せて中世にまでその源を求め得るものである。   昭和63年1月1日
                            大山崎町文化協会
こういう立札を制札(せいさつ)というらしい
    で、参道を少し歩くと、はではでしく紅白の幕が飾ったテントが境内に、
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この日は三が日も終わり四日目でしたので、参拝客も写真のとおり・・・
境内の並びとしては
絵馬殿だと思います。(正式な名所分からず・・・・割拝殿のよう)
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その中、中央の色が水色の提灯にサントリービール株式会社、京都工場との名前
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近くに工場があり、献灯されている様子
次に舞殿もしくは神楽殿・・・賽銭箱があるのだが幣殿かも(?_?)
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お詣りに来ていた女の子、見るからに中学生、吾輩は願い事するのに10秒もあれば十分、この方1分~2分ぐらい丁寧に願い事をしていた様子、どんだけ~ しているのか聞いてみたいものであるが、そんな邪推は下衆の戯れ・・・神様にお仕置きされます(*_*;   
そして、横には
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御神木の杉の大木、その杉かどうかは判らないがこんなものが売ってありました
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小倉神社伝統授与品:牛王(ごおう)(しるしの杉 実・棒)
本来は田植えの時、その年の豊作を願って畔に突き立て用いたということです。
現在は各人が、その年の願いが叶うように、そして実るようにとの気持ちをこめて神棚にお供えしています。

珍しかったので、吾輩も1セット買って床の間にお供えしてあります。ちなみに願い事は○○○○と○○○○です。さ~て、丸の中の文字は何が入るのでしょ~か(?_?)
いつも神社に行った時はこの二つをお願いしているのですが、本心はあと一つ、「世の中が平和でありますように」を願いたいのですがあまり大きなことを願うと神さんも重たがられると悪いので、二つに絞っております(^_^)v
このヨコから橋を渡って天王山の登山口へ
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今回は予定外でしたので登りませんでしたが
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この道を進めば山頂へと続くのでしょう・・・
舞殿から本殿へと続くところに三匹の亀の口から水が出ている手水ですが、
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当日は二匹だけで一匹は修理中か水が止まっていました。・・・・・亀は頭とも数えるらしい・・・
その奥に拝殿~本殿があります
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後ろに回ってみると
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この様な造りで、その後ろには
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砂防ダムか貯水池か、堰堤が見えましたが、右の竹林は前方後円墳になっているそうです。一説にはその埋葬者を祀っている神社だとか(大山崎町HP)
本殿にて、いつものとおりお願いをして舞殿を回るように下りていくと在りました・・・どうどうと流れている水?
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写真ではひと筋の水にしか見えませんが、現地では音が響き「どうどうと」滝の雰囲気、その後ろには不動明王がにらみつけていました。
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(不動明王とは)「お不動さん」の名で親しまれる大日如来の化身で最も捨て難い煩悩を抱える民を力ずくで救う為に、憤怒の表情、姿形をしています。不動明王の功徳を説くお経の中には、川の中に浸かったり、木の下で唱えれば願いが叶うとあります。
              皆様のお志・・・
それにしても、ここは神社、不動明王は密教の偶像・・・・・はたまたお寺にも神社が祀ってある…神宮寺はその典型・・・・・日本というところはいいものは何でもござれ・・・イスラム教のように、宗派でいがみ合いをしていなくて良かった好かった(*^_^*)
で、写真に写っている、水が流れ出している元に黒いホースが伸びている、この水はどこからなのか(?_?)
気になったものだから、お守りの売り子をしている巫女さんへ聞きに・・・
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参集殿と呼ぶのが正しいのか、ここで巫女さんが数人小倉神社ゆかりの品物を販売されていた。牛王も、この事を尋ねる時に何かを買って尋ねた方が愛想が良いと思い、珍しいこれにしたのである。巫女さん曰く「私らは、バイトで来ているので詳しいことは解らないから社務所で聞いてください」とのこと、牛王が入った袋を持って社務所へ、
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正面の玄関を開けるのは恐れ多いいので、右の勝手口のような入口からインターホンを押すと神主さんが出てこられ、滝不動(こう呼ぶらしい)の水がどこから引かれいるのかお尋ねすると、どこからとは口を濁されたが、天王山の自然水ですとハッキリ言われたので、水を頂く承諾をもらい汲むことに、
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滝の中には小銭が供えてある、横に皆さまの志をと書いてあるのだから当然かもだが・・・入れていると怪しいと思われたのか、後ろに焚火がしてあり、火種がなくなっているところに火をいらいに老人の方がこられた。本来は入れ終われば百円でも投げとこうかと思っていたのだが、怪しいと思われてもケッタクソが悪いので、舞殿の賽銭箱にこれ見よがしにお札を入れて帰ってきた。
今回は出費が多かった~((+_+))

水の評価は:やはりサントリーの工場があるだけあり、コーヒーにして飲んでも美味しく飲めました。
で、独断と偏見の水のランクは
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v でした  
詳しい場所は
 
  
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