NO160:神鍋十戸の湧水群

   十戸湧水群 050-q
今回は、豊岡市日高町に在る湧水を求めて走ってきました。ついでに神鍋高原を流れる稲葉川に点在する滝にも足を延ばしてきました。
神鍋高原は、旧日高町(現豊岡市日高町)にあり、その一角に十戸(じゅうど)の湧水群があるという。
そこへ向かう途中、日高町出身の冒険家「植村直己」を紹介する冒険館も在りまました。
   十戸湧水群 118-w

  
十戸湧水群 119-r
植村直己記念館の敷地図ですが、吾輩は入っても写真お断りだと思い入館はしていません。後で調べたところ館内で撮影されている方もおられるのでOKなんでしょう。

日高町には、神鍋の谷合から入った阿瀬渓谷四十八滝という滝が多いい渓谷が有りますが、時間の関係で今回は行けれず次の機会に置いておく事にしました。
今回の目的の湧水群と稲葉川にできた滝は、神鍋山という元火山から噴出した溶岩が作りだした天然の贈り物でございます。
まずは、十戸湧水群へと、それらしき所に到着そこには案内図が
    十戸湧水群 001-t
案内図を見ていると、横で車のタイヤを替えていたオジサンがやってきて湧水群の説明をして下さいました。それによると五つの湧水地があり、これがその一つだと教えてくれました。
   十戸湧水群 002-t
オジサン曰く、飲料には適さないのだが、飲むとするならここの水が一番良いのじゃないかな・・・と、そしてここの水源は
   十戸湧水群 004-y
コンクリートの倉庫の様な建物の下から出て来ていると、それが突然人家の玄関前の石垣から、どちらにしても歴史は湧水の方が古いはず、家屋はそこを縫うように建てているのだから驚く事はない、湧水を腹痛覚悟で汲む事に
   十戸湧水群 003-y
水量も豊富で水もきれいです。梅花藻も花は咲き終わっていましたが、緑が美しく水の流れに揺らいで映えていました。ちなみに『堂の川』という名前がついています。
次に行ったのは、ワサビ田を潤して流れている『小池』に行きました。人家の間を大量の水が流れて来ているが道がない
   十戸湧水群 012-o
右のお家の裏の方へ回りそこから進んで行くと
   十戸湧水群 009-u
トタンで囲ったワサビ畑が出てきました。水を汲むとこを探してみると
   十戸湧水群 008-i
橋の下のトタンの隙間から流れてきたとこしか水を汲むとこがない、仕方なくワサビ田を循環してきた水を汲んで帰ったのだが、コーヒーにして飲んでみると、軟便が出るようになり、そのうち下腹の調子もおかしくなって、水をよくよく見てみると、な!なんと、細かい浮遊物がいっぱい入っているではないか!たま~にこのような事があるので、半分ほど残して捨てる事に(~_~;)
   十戸湧水群 006-o
その奥には十戸の弁財天が祀ってあり、地域の人達が大切にされている様子が伺えます。
次に行ったのが『中の池』三番目の湧水地です。
十戸湧水群 013-a
湧水を利用したニジマスの養殖池です。元気よく泳いでいます
   十戸湧水群 015-d
こちらも家の裏の方から水が流れて来ています。
   十戸湧水群 021-f
裏に回り込むと、
    十戸湧水群 017-j
最近は手付かずなのか、自然に近い(悪く言えば荒れ放題)姿が残っている中、荒地を歩いて行くと
   十戸湧水群 019-g
雑草が行く手を遮り、行くべきか引き返すべきか ひと思案(?_?)後エイっと突き抜けると
   十戸湧水群 018-h
コンクリートで作られた湧水池が現れた。水を汲もうとすると水草の葉が片手鍋の中にどうしても入りこんでくる。仕方なしになるべくペットボトルに入れないように2本汲んで退散。後の話だが、ワサビ田の水で腹の調子がおかしくなって、こちらの水もよくよく眺めてみると、結構細かい浮遊物が浮かんでいる。結局飲んだ後の事を案じて廃棄処分と相成りました(~_~;)
   十戸湧水群 014-s
四ヶ所目の遊水地は『大池』という、右の道の奥の方に在るとの事、車に乗って行く事にした。
『大池』に行くには地元の人の案内がなければ行けない様なところでした。
   十戸湧水群 028-z
道から見て小高い墓地を通り越して行くと田園風景が出てきます。
   十戸湧水群 024-x
その一角から湧水は回りと似つかない綺麗な水を噴き出していました。おそらく昔はこの辺一帯が池になっていて『大池』という名前が付いたのかも(吾輩の想像)
   十戸湧水群 023-c
そして、もう一ヶ所奥の藪の中に
     十戸湧水群 022-v
ここにも祀られている弁財天の元からも湧き出しているという
   十戸湧水群 025-b
いかしココまではなんぼ吾輩でも行く勇気はなかつた(~o~)  で、周りの雰囲気からみて余り水は汲みたくなかったのですが、ここでも2本汲んで帰る事にした。
案内してくれた地元の方が宣伝をしといてくれと、頼まれたのですが、観光地とするにはもう少し手を入れて楽しませてくれる工夫が必要かと・・・たとえば、水車小屋を作り何かを撞いているとか、水車で今はやりの自然エネルギーを作り出すとか、虹鱒とか錦鯉とかイワナ等々泳がせるなど・・・そういえば、近くに虹鱒釣り場がありました。
最後の五ヶ所目は、見出しに載せた十戸滝らしい。早速そちらの方に、こちらは国道482号に面してすぐ分かります。
駐車場の前には石屋サンが有り、
   十戸湧水群 045-n
中でも、托鉢傘を被った石像「弘法大師」は石屋の宣伝だけでなく「十戸滝」との関わりのある言い伝えが残っているのです。
先ずは
   十戸湧水群 031-qq
瀧不動尊橋という立派な名前にしては
   十戸湧水群 030-m
この橋を渡って対岸へ、すると上流にも
   十戸湧水群 032-ww
雌滝というらしい、その橋の下流には
   十戸湧水群 033-ee
十戸滝の滝口が見えます。
橋を渡り切り滝場に下りる広場へ進もうとすると
   十戸湧水群 044-rr
いきなりの藪で通行止め!藪をかき分けかき分け、やっとの思いで少しましな通路に出た
   十戸湧水群 043-tt
それにしても、最近人が通った形跡がない(~_~;)そして出くわしたのが
    十戸湧水群 036-yy
以前レストランであっただろう朽ち果てた屋形に、来てはいけない所に足を踏み込んだ気持ちで、家の横を進んで行くと
   十戸湧水群 037-uu
その奥に
十戸湧水群 042-ss
今は誰も見向きしなくなった観光広場、その川の方には
   十戸湧水群 038-ii
滝場に降りて行く道もありましたが、そこから「十戸滝」を写して
    十戸湧水群 039-pp
終わりにした。
この滝の後ろには滝不動尊が祀って有るとか、五つ目の湧水地はこの十戸滝の滝壷に出ているという。夏枯れした稲葉川でも、ここから下流は湧き出した水が潤しているとの事、その昔「弘法大師」が旅の途中杖でたたくと水が湧き出してきた。全国どこでもあるありがたい話である。それ故に、この滝は信仰の滝として尊ばれていたのである。
   十戸湧水群 048-aa
それが、今は無残にもこれが現状である((+_+))
いやな写真を多く見せましたので、最後に
    十戸湧水群 047-ss
十戸地区を後に、次なる目的地へ(^_^)/~
で、肝心な水評価は、紀行文の中にも書いたように「腹の調子」がおかしくなり、まともに飲めたのは最初に汲んだ堂の川の水だけでした。地元の方の話によると、神鍋地域が開発されその人工的な物が環境を悪くして、水量・水質が昔と比べてダメになっている。それなりに飲めたところもありますが、やはりお薦めできる水ではないので
独断と偏見の水評価は
(~_~;) (~_~;) にしておきます。

詳しい場所は


    

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ここの、わさび農家です

長年この水を利用してワサビを栽培しています(ホームページをご覧ください)。ワサビ田の水源地では水質検査をして飲料水として問題ないという公的なデータも出ています。ワサビ田を通過した水を飲まれて体調を悪くされたようですが、わが家の農法において、一切、ワサビ、人間、生き物に有害なものは与えておりません。それだけは申し上げておきます。次の世代のために微力ながら頑張っている身としては大変残念な記事の内容です。



Re: ここの、わさび農家です

北村わさび様
コメントありがとうございます。
内容的に誤解を与えているようですが、ご迷惑を掛けているようでしたらこの場を持って先ずは謝罪させて頂きます。
ブログに書いた「腹の調子がおかしくなった」の件は事実を書いたまでの事で、ワサビがおかしいと書いた訳ではございません。
長年湧水を採取して、コーヒーにして飲んでいますと、湧水地点で汲む場合と、湧水地点から離れた(ため池の様な)場所で汲むのでは水質に変化が有ります。変化と言っても水が悪くなっているというのではなく、水に雑菌や浮遊物(イロイロな物)が含まれやすくなります。
最悪なものは、常温で1週間も経たづに水の色が変色したり、浮遊物が変化したりします。
ワサビ田から出てきた水がそこまで悪くなったかどうかは確認していませんのであしからず。
尚、ワサビ田の湧水を多くの人達に飲んで頂きたいのでしたら、遊水地から何らかの方法で引いて来て汲む場所を提供される方法が良いのではないかと思います。
尚ブログに書きました飲料水に適さないと忠告してくださいました方の話も事実でございます。




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