NO265:大津の「桜峠の湧水」

琵琶湖の瀬田川を下り宇治市まで、湧水を探しながらの旅?を計画(^_^)/
湧水のあるなしで何回続くか分からないが、第一回目を言ってきた。ひょんなことから「岩深水(いわしみず)」を買う破目になった紀行文です。
まずは琵琶湖の湖水の出口にある「瀬田の唐橋」からの出発であります。

ちょっとした駐車場があり、車を止めて唐橋付近を散策していると

「瀬田の唐橋」のいわれが書いてあった。
俵藤太秀郷むかで退治
豪傑の誉れ高い秀郷は、誰もが恐れていて近寄りもできなかった瀬田橋に横たわる60メートルの大蛇の背をやすやすと踏み越えた。すると、大蛇は爺さんに姿を変えて秀郷の前に現れた。
何事かと話を聞けば、三上山に7回り半も巻き付いた大ムカデが夜な夜な琵琶湖の魚を食い尽くしてしまい、人々が大変困っているという話。しかしあまりにも凶暴な大ムカデを恐れて誰も退治できずにいる。そこで爺さんは大蛇に姿を変えて勇気のある豪傑を待っていたという。
秀郷はこころよく大ムカデ退治を引き受けた。秀郷の射た矢が見事に大ムカデの眉間を射貫き、大ムカデは消え失せた。
この秀郷の武勇をたたえて爺さんを招待したところが瀬田橋の下、竜宮であった。琵琶湖に暮らす人々を守るべき二千年余昔から瀬田橋住むという。漁民の暮らしや、豊かな実りある近江国をこの竜宮から見守ってきたという。
秀郷は一生食べきれないほどの米俵を土産に竜宮を後にした。そこから「俵藤太」の名前が付けられた。
ほかにこんなものが

琵琶湖の水位を測る「鳥居川水位観測所」写真の右下に
『明治29年の大洪水では、ここまで琵琶湖水位が上昇した』と書いてあります。
今年も、イロイロと自然災害が起こっていますが、今再現されれば大変な災害が発生する事でしょう。しかし、いつ起こるか分からないのが自然災害の怖さでもあります。

鳥居川水位観測所
鳥居川量水標は、明治7年、オランダ人技師エッセルの指導により、設置されて以来、平成4年3月の琵琶湖開発事業慢性までの長きに渡り琵琶湖の代表量水標になっていました。百有余年経た今日でもなお、朝夕の観測が続けられ、また明治33年には自記水位計による観測も開始され、その貴重なデーターは、琵琶湖・淀川を取り巻く河川事業に広く活かされています。この鳥居川量水標の零点高(T、P84,371m、O,P,B、85、614m)は琵琶湖水位の基準高(琵琶湖水位±0)となっており、大阪城の天守閣とほぼ同じ高さにあります。なお現在では、琵琶湖の水位は琵琶湖周辺にある片山、彦根、大溝、堅田、三保ヶ崎の5ヶ所の観測所の水位を平均した値を琵琶湖平均水位としています。
で、ここで不思議に思うのは、瀬田川にアリながら鳥居川とはいかに?・・・いろいろ探してみた結果どうも地名(大津市鳥居川町)の様ですが、この近くに山から流れてきている川がありその川の名前カモカモ
瀬田川の河畔へ下りて行ってみることに

ソコから見渡した風景

みなさん日曜日を楽しんでおられます。すこし歩いてみることに

大きな遊船・・・が、

料亭 あみ定 の龍神号 と料亭の持ち物「すごい」
川面には

スウィープ艇として舵手なしペア (2−)、というボートというものらしい。
こちらが、

漕艇の中の、エイト(+8)です。
散策を終わり下流へ向けて走っていると石山寺あたりの河畔に

レトロな外輪船が係留されていた。近づいて写真を撮ろうとすると、嫌がるように出航していった。

パソコンでクグッテみると、瀬田川・琵琶湖りばークルーズ(遊覧船)でした。詳しくはHPで(^_^)/
石山寺の港は

簡単な桟橋があるのみ。で、石山寺にも湧水が出ているそうですが、そこはまたの機会という事で、目的の桜峠へ
この辺までも想定の練習に

その下流には、瀬田川洗堰が琵琶湖の水を一手に引き受けている姿が

下流側から瀬田川洗堰

この洗堰の少し上流から山側に入って行き、巨大な変電所を右手に眺めながら

進んで行くと「京滋バイパス」の横を沿って走るのだが、情報もとでは右に「京滋バイパス」が通り走ってきた道の左フェンスの中からパイプが出て水が汲めるようになっているのだが、桜峠あたりに来ると「京滋バイパス」の下をくぐるトンネルが出てきた

このトンネルをくぐって走ると写真とは状況が反対になり、峠を下って行ってもそれらしき所がない、もう一度引き返して確かめようとUターンをすると、

こんな看板が目に入ってきた。岩深水(いわしみず)という天然水を生産している会社らしい
看板の下に製造直売と書いてあり(土・日・祭日は休み)
「桜峠の湧水」が分からなければ、ここの水で我慢して顛末記事を書いても良いかも(~o~)・・・・・と
ペットボトル2Lを三本ほど買ってこようと

工場の敷地内に入るロープが外してあったので、おじゃまして登って行くと事務所に明かりがついていた。ラキーと

事務所は二階ですと書いてあったが、とりあえず覗いてみると男性1人が仕事をされていたので、尋ねた旨を説明
販売はケースで売っているとの事、チョイト思いが違ったが辞退するのも悪いと思い一番安いケースを・・・と

倉庫に案内された。今年は暑い夏なので良く売れているようで製品もまばらにしか残っていない状態でした。
対応してくれた方は工場長の肩書のある方で、500mlのボトル24本入りを買ったのですが、サービスに計50Lのペットボトルを大判ふるまいしてくれました。詳しくはHPでどうぞ(^_^)/
詳しくは「岩深水HP」
「桜峠の湧水」の場所を聞いてみると、京滋バイパスの陸橋を潜るところを直進していけば在るはずと、しかし、水に大腸菌が含まれている事が分かり、フェンスから出ていたパイプが切られ、今では汲めるかどうか分からないとの事、とりあえず行ってみることにした。

ここを曲がらず狭い道を直進して行くと、100mぐらい走ると水汲み場の雰囲気が漂う所が見えてきます

言われた通りパイプは出ておらず、奥の方を覗くと

パイプから水が出ていました。おそらく当局が大腸菌の検出の為飲料を禁止したのだろうが、そこは庶民の「雑草魂」

大きな声では言えないが、フェンスに20Lのペットボトルが入るくらいの大きさに穴が広げて有ります
吾輩も、雑草魂を出して水を汲もうとするのだが、パイプから簡単に汲めると思い「三種の神器」を持ってこなかったので、ペットボトルを広い隙間から入れて苦労して入れたのだが、どうしても目いっぱい入れる事が出来ず、二本目のペットボトルに入れた水を一本目のペットボトルに移し替えて満タンにして蓋をする・・・を三本まで入れたが、根を上げてしまいおわり。

まぁ、「岩深水」を買ってきたし、今日はこれでヨシと退散したのであった。大腸菌が含まれていても汲みに行かれる方は、長い柄のついた入れ物を用意していくのが良いと思います。
独断と偏見の「桜峠の湧水」の評価は
飲み口は軟水の水で、「岩深水」に似たものでした。コーヒーに淹れて飲んだがどちらもこれと言って・・・・・・とは言えなかった。
「岩深水」の方は雑菌をろ過方式で取り除いたと歌っているので、そのままの状態で飲んでみたが、食後に飲んだ水は「美味い」と思えた水でした。
で、「桜峠の湧水」の評価は
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v
詳しい場所
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