fc2ブログ

NO242:霊仙山の「廃村・今畑の名水」

   霊仙山20171015 030-1q
春行けなかった「霊仙山」へ、今回は秋晴れの登山日和で楽しく?行ってきました。 
滋賀県の多賀町と米原市に接する山で標高1094m、花の百名山に選ばれている。山体が石灰岩でカルスト地形もみられるというもの、明治以前には霊山と呼ばれ、祖先の霊が籠る山として呼ばれていた・・・・・という説もある・・・らしい。
現地まで3時間の予定で、朝5時集合となった。今回は、春に行く予定のなかった相方さんも行く事になり、計4名
ところが吾輩は夏の疲れが出て体調不良(^_^;)、車は吾輩が出すことになっていたので、どうしても行かなければならない、そこで、現地での体調を見て行動を考える事で出発
登山コースは複数在るものの、一部通行止めとの事と、名水の場所が在るところから、今畑コースとなりました。
無事多賀町の今畑現地にAM8時30分ごろ到着。
   -1w.jpg
みんな準備中、吾輩は、体調が無理となった時は潔く引き返す事で吾輩もいっしょに登る事にして出発と相成りました。
   霊仙山20171015 002-1e
登山口には
   霊仙山20171015 004-1y
今畑登山口:(右)多賀・彦根方面 (左)落合・霊仙方面 と書いてありますが
   霊仙山20171015 003-1t
掲示板には、霊仙山登山ルートのご案内、と書いて
今畑ルート→通行可能
落合ルート→通行不可(不可の字が切り抜かれています)
今回霊仙山に登るにあたってルートを検索した時に、できれば今畑ルート→霊仙山→落合ルートで一周してくることも考えましたが、落合ルート一部通行止めで不可能と書いてあったので、霊仙山~今畑を往復することにしていました。
ところが、掲示板を見ると行けそうな感じ・・・途中で登山者に尋ねるという事でルートについては再考しようという事になった。
登山口には他にも
   霊仙山20171015 048-1u
クマ出没注意(山に入る方は、鈴やラジオなど音の出るものをお持ちください
山岳遭難多発
  登山届は出しましたか
  装備は充分ですか
  通信手段を持っていますか
と、今から登る者たちに注意を喚起してくれる・・・・と言うよりも不安を増幅させられた気持ちだ~とワイワイ言いながら登り始めは言葉も多く楽しく上って行った。
  霊仙山20171015 005-1i
登山口を入ってスグこんな急坂、小さな標識も
   霊仙山20171015 006-1o
さらにこんな道をのぼる
   霊仙山20171015 007-1p
登る事何百メートル、
  霊仙山20171015 010-1a
突如、今畑の廃村
こちらはお寺の廃寺
   霊仙山20171015 011-1s
比較的しっかりしている建物、そうそう個々の廃村に名水が在るという・・・・さてさてどこだろ~ ・・・・・と探さずとも道端にそれは有りました。
霊仙山20171015 009-1d
立派な小屋が作ってあり、、今畑集落の共同水汲み場であったようなバケツや杓子も完備?されていました。
   霊仙山20171015 008-1f
漏斗までは完備されてなく、持参したものを使用、リュックに本来なら三本のペットボトルを詰め込む予定だったが、担いで1,5リットルを三本も持って上がるのは「しんどい」と思い二本にしておいたボトルに無事入れて出発をしたのであった。
頂上を往復するのであれば帰りに汲めばよかったのだが、その時点ではコースを一周するかどうかは決めておらずの状況であったが為でありました。
今畑を後に
   霊仙山20171015 012-1h
本格的な気持ちで登りを再開したのでありました。登山道らしき道を上って行きます。
  霊仙山20171015 013-1j
写真には撮っていないが、倒木が道を塞ぐ所も数ヶ所あつたり
   霊仙山20171015 014-1k
湿けた枯れ葉の上は山ヒールに気を付けなはれと言われながら上っていたのだが、廃村から30分ほど登っていたあたりで吾輩の体が悲鳴を上げだした。だ~れか水を持ってくれないかな~~~
ソウソウ今回の参加者、最年長・M氏:吾輩:相方:最年少(最近山登りにはまっている)・I氏 の計四名、M氏とI氏が分けて持ってくれることになり、もう少し頑張れるかなと登りを再開した。
林の隙間から
   霊仙山20171015 042-1z
デッカイ山頂の様な山体!うぉ~あの山を登っていカナアカンのか、あれが山頂か、いやいや地図で見ると頂上に上ってから尾根をだいぶ歩いて行かな霊仙山頂上は着かないよ・・・・・・とワイワイと話しながら登って行くと
   霊仙山20171015 015-1l
おーだいぶ上まで登って来たぞ~   と  三休みぐらいかな休憩をした場所の林の間から覗き見えるのは
   霊仙山20171015 016-1z
木々のないゴツゴツした白い岩が点在する山肌、それも急斜面!吾輩はそれを見た途端意欲がそがれ、体調もあって「吾輩は無理をせず、ここで引き返す」と仲間に告げると、最年少のI氏がもう少しの様なので、そう言わんと登りましょうな!と激励。
とりあえず十分休憩をして登ってみるか・・・と、最年長のM氏「おいらが付き添って登ってやる」と、親切に行って下さり、先にI氏と相方さんが休憩を終え出発、十分休憩を取ってM氏と吾輩も出発。足元には紫の林道の様な花がいたるところに
   霊仙山20171015 018-2e
M氏の説明だと「トリカブト」の花だそうで、これだけあれば何人殺せるだろうか・・・(^_^;)・・・と冗談な会話をしながら
   霊仙山20171015 039-1m
さてここからが・・・・・・しかし、登山道はない(・・?   それらしき足跡を探しながらジグザグに上り始めた。やがて
   霊仙山20171015 020-1c
白っぽい岩がごつごつと山肌に出て来ており、中には足を掛けると岩のかけらが下にずれたりもする。慎重に上って行くと、I氏が相方さんがどこに行ったかいなくなったと、我らが上がって行くのを待っていた。
どうも斜面の反対の、低い木立が生い茂る方へ行った模様(+o+)、そちらン歩方へ向かって『お~い、かぁちゃ~ん』とは、周りに登山者が上っているので云わなかったが、「お~い、どこにいるのだ~」と10分ほど叫んでいると、やはり反対の斜面の上の方から「ここにいるよ~」と返事が聞こえてきた。これで一安心
出て来た時の写真、本人はI氏について行ってると藪の中に入っていたと、「頂上に登れば出会える」と、いやはや山の恐ろしさを知っていない。道に迷ったと思えば、必ず元来た所に引き返す。特に下山途中に迷子になった時は、そのまま下りず、必ず通ったところだと確信持てる所まで引き返して上って行く事!、通ったところが確認できたらそこでゆっくりと思案して道を探す(ただし、この場合は同じ登山道を往復する時)
   霊仙山20171015 025-2w
その時の記念撮影、裏には尾根に沿って登る登山者。こんな山登り初めてだ(*_*;と言いながら、ヒイハラ、ヒイハラと尾根の最上部にたどり着いた。えらくてその時の写真はないが、そこから尾根伝いに歩く事ウン十分、「近江展望」という所に到着した。
   霊仙山20171015 036-2q
振り返れば、登って来た尾根
   霊仙山20171015 038-2q
見渡す限り、ごろごろした石灰岩の大岩、小岩、無数の砕石・・・・・・こんな山初めてだ~・・・と誰もが叫んでいた。・・・と、「もうエライテ水は担いでおられん」・・・とI氏・・・するとM氏もペットボトルの『名水』をほかし始めた・・・・あちゃ((+_+))
   霊仙山20171015 031-2u
帰りに汲んだるのでガマン|ガマン! と言う事で  一件落着
  霊仙山20171015 037-2i
尾根伝いに歩いて最高地点(霊仙山の頂上は少し低い)まで行って昼飯にすることで出発。
今度も、I氏と相方さんはスタコラサッサと我々をおいて速いの速いの、30分もしない間に二つ目の頂きに向かって歩いているのが見えるが、こちらはなぜかM氏が遅れ吾輩の方が先になっていた。ところが、このあたりから太ももが釣り出し、小休憩しがてらM氏を待っていると、カメラを拾ってきたとデジカメを持って到着、なんでも石の間に置いて有ったとか、遅れたのは、分厚い靴下をはいてくるのを忘れて、足指が痛くて早く歩けないとの事、カメラを拾った辺りを見ていると、その辺をうろうろしているカップルらしき若者が少しずつ近づいてきたので、カメラを落としてないかと聞いてみると「そんなものは落としていない」との返事、道すがら登山者に聞いてみるしかないな~と話しながら歩いていると、吾輩の足が太ももだけだった足の釣りが、フクラハギもこむら返り仕出し、吾輩は「此処で引き返す」と決断、そうするとM氏も「指先が痛くて歩きにくいからワシも帰ろうかな」と言い出し、それならここで昼飯を食べて引き返そうと、用意をし出した・・・・・と吾輩の昼飯は、相方さんが、M氏の昼飯は、車に忘れてきたと(+o+)
そこでどうするかと相談、この時瑠璃寺でのことを思い出し、相方さんに携帯をしてみる事に、すると繋がるのだが会話が途切れ途切れで電話が切れたりする。
M氏いわく「靴下を貸してくれたら2人に連絡に行けるので、ここで待っていてくれ」と
仕方なく吾輩は二枚靴下をはいていたので、貸すことに、しかし吾輩「昼飯が来るのを待っていても、帰りに迷惑かけるから少しでも下に降りて行っている」と、泣く泣く二人は別れ、吾輩は足が攣れない様にゆっくり歩いて帰って行った。M氏は指先の痛みがなくなったそうで、振り返ってみるとだいぶ離れていた。
吾輩はというと、ゆっくり歩いていたので、何時追い付いてくるのかと期待しながら歩いていたが、結局林を抜けだす所で休憩した場所まで一人で帰って来たのであった。それにしても帰って来るのが遅いな~と思い、再度形態を見ると、メールが入って来ていて「M氏到着、お父さんの昼飯を食べて一緒に降りる」と入っていた。こちとら楽しみにゆっくり帰って来たのだが、期待が外れプンプン(^_^メ)   で、汗がタイヘンでたので、二回目の下着を着替えは車まで帰る事で林の中を歩き出した。
結局、廃村の水汲み場に着いてしまったが、ペットボトルは他の2人が持っているのだった。漏斗は吾輩が持っていたので、気づいてくれるようにと、分かり易いところに置いて帰る事にした。
その後一部道を間違えながら無事今畑登山口までたどり着けてヤレヤレ。
その後30分ほどして、のこり3人はばらばらに降りて来た。
   霊仙山20171015 050-22a
さあ帰って行こうかな~と車で帰宅しだすと、拾ったカメラどうする~・・・・・と
帰り道に警察にでも届けて帰ったら~・・・・・と意見が一致。
   -2KIMG0146-1
(最高地点でのパノラマそのⅠ)I氏提供
多賀町内で拾ったので、多賀町の交番へ届けようとなり、帰り道交番探すも見当たらず彦根市に入ってしまった。
あまりこの近辺に詳しくないので、とりあえず駅の方へ行ってみようと・・・・・が見当たらず、しまいにはもらっておいたら・・・・・と誰かが言い出すと・・・・・相方さんが「いいのかな~、いいのかな~」と言い出し、その一言で、彦根城の方まで足を延ばしまわっていると、レーダー探知機が「この付近に交番があります」と言いだした。しかし、最近は景観保存で街並みが統一されて降板が判りずらい・・・・と、前方右側にそれらしき建物発見!(^^)!・・・・が、行くと警察官は誰も居らず「イインかいな(+o+)」インターホーンで呼び出すこと10分、待っているとパトカーが帰ってきた。ヤレヤレ
   -4KIMG0148-2
(その2)
その後30分ほど事情徴収をM氏が受けて、最後所有者が現れない時はどうするかとの質問に「放棄する」と答えて、無事釈放・・・もとい、無事放免となり、時間も遅くなったので温泉にでも入って帰ろうとなり、近くの姉川温泉へ行く事になったのでありました。・・・・・おしまい
   -5KIMG0134-3
(その3)
追伸:山に登る前の体調不良が、汗をかきすぎたのか翌日以降すっかり良くなり汗の賜物だと喜んでいます。
独断と偏見の水評価は
やはり石灰質の山だけに美味しく飲めた。もっと硬水が強いかと思っていたが、適度の堅さで嫌みのない飲みやすい水でした。
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_-)-☆でした   
詳しい場所は



         
 
スポンサーサイト



NO241:京都帝釋天の「御神水」

  2017,南丹市三か所湧水 068-2y
「天照皇太神社」から5分もかからない所に柳並木の一風変わった道路に出くわした。
   2017,南丹市三か所湧水 122-2d
雰囲気からして「帝釋天」ではと、ゆっくり走っていると
   2017,南丹市三か所湧水 121-2a
サルのブロンズ像が案内していました。そこから脇道を入り込んで駐車場に止め、村中に入って行くと
   2017,南丹市三か所湧水 054-2s
帝釋天参道の標識石柱がひっそり、今回は相方さんも一緒に行ってやると・・・・しめしめモデルになってもらえると、ほくそえんで(*^^)v
   2017,南丹市三か所湧水 055-2g
いよいよ600mもある参道へ、とその前に
   2017,南丹市三か所湧水 056-2h
     京都帝釋天の願いの鐘
 京都帝釋天は、山号を紫雲山と称し、平安建都と、ほぼ同じころ宝亀11年(780)に医聖の名高き和気清麿公によって開創され、爾来1200年間、京都仙洞御所や園部藩主小出伊勢守など、多くの人々の信仰を集めて今日に至っています。また、近畿庚申信仰の一大拠点となっていたことも有名です。
 ご本尊の帝釋天は、羅生門天等の四天王を率いて厄の神、不幸の神などの悪神や病魔、災魔を退散させて、みなぎる力を与え給い、さらに経典に「百施の王者」と書かれているように、心から信ずる者の「いろいろな願いごと」を叶えてくださる神仏と尊ばれています。
 「願いの鐘」は、これより本堂石段下までの700mに、数珠玉と同じ数、108個の鐘を連ね、それを一つ一つ静かに打ち鳴らすことによって、打つ人の願いを帝釋天にきいてもらうためのものです。いわば、鐘の念誦ともいえます。
 あなたが静かに打つ鐘の余韻が、あなたの願いを乗せて山の峰々を越え、帝釋天のもとまで届くことでしょう。

○鐘は、左手(数珠を持つ清らかな手)で、静かにたたいてください。静かな余韻が尊いのです。
○撞木(鐘をたたく木)は、各鐘ごとに設置してあり、ご自由にたたけますが、ご自分の撞木をお持ちになることを、おすすめいたします。
   願いごと成就、厄除け、災難除けなどで、ご自分の撞木がお持ちになりたい方は、本堂寺務所で、お授けいたしております。
                         紫雲山
これを読んだ連れ合いは
   2017,南丹市三か所湧水 057-2x
本堂石段下までの108釣り下がっているであろう写真の鐘を
   2017,南丹市三か所湧水 061-2v
撞いて願いごとをお願いして上がると言いだした。言いだしたら吾輩の手には負えないので、こりゃ何時までかかる事やらと「先に行く」と言って、この夜8:00?になれば閉まると書いてある扉を入って行ったのでした。
   2017,南丹市三か所湧水 058-2n
どうもこの扉からが本堂石段下までが600mとの事、それにしても長い(~o~)  ところで
帝釈天とは
帝釈天(たいしゃくてん)は、仏教の守護神である天部の一つ。天主帝釈・天帝・天皇ともいう[1]。バラモン教・ヒンドゥー教・ゾロアスター教の武神(天帝)でヒッタイト条文にも見られるインドラ(梵: इंद्र、इन्द्र)と同一の神。妻は阿修羅の娘であるシャチー(舎脂)。梵天と一対の像として表されることが多く、両者で「梵釈」ともいう。朝鮮の檀君神話では釋提桓因(しゃくだいかんいん)とも記載される。釋は字 (あざな)、提桓因は天主のこと。 別名三十二天とも呼称される。また、仏教では東南西北のそれぞれに、持国天・増長天・広目天・多聞天(毘沙門天)が仕えることから四天王天と呼ばれることがある
         ウィキペディアから
との事 
参道を歩いていると
   2017,南丹市三か所湧水 062-3q
こうしんとう とか
    2017,南丹市三か所湧水 063-3w
「柿取りて青空広くなりにけり」
道祖神も
    2017,南丹市三か所湧水 064-3r
疣之神(いぼ)  
とかを見ながらドンドン上って行きます。疣之神の祠の前に柄杓が見えますが、中の水は・・・・・でしたのでパス
   2017,南丹市三か所湧水 066-3t
この様に並んで「願いの鐘」は釣ってあり、参道に一定の間隔を置いて設置されていました。
何か所か過ぎたあたりで
   2017,南丹市三か所湧水 072-3u
             寅さんの鐘
 この鐘は、映画”男はつらいよ〟で有名な寅さんの”願いの鐘〟です。願いの言葉には、寅さんが妹を思う心情がよくでています。
 山田洋次監督、深沢宏プロデューサーの好意により設置されました。
 日本の心の古里を奏でる日本映画によってより多くの人々に日本人本来の心が取り戻されることを念願します。
   2017,南丹市三か所湧水 073-3i
『えらい兄貴になりたくて 鐘うち鳴らす  帝釋天』
              寅次郎
その横には
   2017,南丹市三か所湧水 075-3o
留学生の鐘:この鐘は、中国・台湾・イラン・マレーシア・ブラジル・タイの六か国留学生が帝釋天へ鐘を打ち鳴らしながら参拝した時の記念の鐘です。彼らのますますの精進発展と世界各国の友好を記念します。
   2017,南丹市三か所湧水 076-3p
安産祈願をお願いするお堂もみながら 
   2017,南丹市三か所湧水 079-3s
ドンドンと進みます。裏にいた相方さんは相も変わらず願掛けているそうで、もう姿かたちは見えなくなりました。
   2017,南丹市三か所湧水 080-3d
小さな鐘には帝釋天の使いとされる猿が描かれています。
   2017,南丹市三か所湧水 081-3f
おもろい顔の石柱の彫刻もみながら、まだかまだかと思いながら上って行きます。・・・と、
  2017,南丹市三か所湧水 085-3g
常夜灯?石灯籠?が出て来て、本堂も近い!!!と、もうひと頑張りと
   2017,南丹市三か所湧水 086-3h
庚申塔の石碑も迎えてくれています。そして
   2017,南丹市三か所湧水 089-3j
本堂が見えてまいりました。
   2017,南丹市三か所湧水 093-3z
本堂石段下に着き、左には手水舎が蛇口からは勢いよく水が・・・これが「御神水」かなと・・・
石段右側には
   2017,南丹市三か所湧水 092-3k
その横にも
   2017,南丹市三か所湧水 091-3z
南丹市指定文化財と 昭和60年3月30日指定
木像「増長天立像」  木像「多門天立像」
 縁起書(福寿寺蔵・慶長7年))によれば、宝亀7年(780)和気清麻呂公が帝釋天を本尊に、増長天・多聞天等を祀ったと伝えられている。現在は、貞享年間(1684~88)に再建されたと伝わる帝釋天堂に、御本尊に向かって右に増長天立像が、左に多門天立像が脇侍として安置されている。二躰とも、桧材の寄木作りで彫眼、頭部は左右二材を、胴部は前後左右四材を割り矧ぎ、内割している。表面は彩色仕上げであるが剥落している。正面を向き、わずかに腰を左に捻じる。増長天立像は左腕を屈臂して手に三又戟を握り、右手を腰にあてる。肩甲と花文の胸甲、腹前には獅噛(しがみ)を付ける。多門天立像は左腕を屈臂して手の平に宝塔を捧げ、右手は腰脇で宝棒を握っている。肩甲と無文の胸甲をつけ、腹前には獅噛はない。平安時代の作と考えられる。
           平成17年3月  南丹市教育委員会

更に手水舎の奥の方にも面白い形をしたドラの様な
   2017,南丹市三か所湧水 095-3c
厄難、不運除去の霊場
本堂前の三室上に置かれている厄難不運飛ばし鶴(御祈祷済みの白の折鶴)を左の手の平に乗せ、体中の厄や病、不運や不幸等を全部はきだすつもりで大きな息を吹きかけて飛ばします。
 静かに目を閉じると、それらが流れ去る水音が聞こえてきます。
 つぎに、除厄招福が叶という「オンの鐘」を自分の年齢に合せてならします。例えば32歳であれば、はじめ3つたたいて少し間をおき、あと2つたたきます。
吾輩は〇つと○つたたき、招福を願っていると、相方さんもようやく上って来てくれた。で、石段を上がって行くと
   2017,南丹市三か所湧水 102-3v
茅の輪くぐりと言えば神社、ここはお寺でアリ鉄の輪だから法輪くぐりというらしい。
合掌しながら通り、大晦日には輪についているお守り本尊十二支に、お灯明が灯され心身を浄め健康を呼ぶという「火の輪くぐり」が開催されています。
さっそく相方さんはくぐっていますが、皆さんもど~ぞ(^o^)/
境内の様子
   2017,南丹市三か所湧水 105-3v
よろこびの鐘
  2017,南丹市三か所湧水 104-3b
●この鐘撞き堂は、礼拝と修業の場です。みだりに上らないでください。
●鐘を撞く希望の方は、次のことがらを守ってください。
一、着く回数は、お一人一回です。
一、鐘を撞いた後の静かな響き(余韻)が消えるまで待って次の人が着きます。
一、鐘は仏様のお体と言います。撞く前と後には合掌礼拝(手を合わせて鐘を拝む)してください。
皆様もど~ぞ(^o^)/
  2017,南丹市三か所湧水 111-3m
小石結び
2017,南丹市三か所湧水 107-4q
 小石(こいし)は”恋し〟に通じます。二個の小石を赤い糸でしっかりと結びまで台の上に置き、二人が結ばれるよう祈ります。
 これは昔、小石を松葉で結んで恋しい人の門前に置き、恋が叶うことを願ったという故事にちなんだものです。
 鯉結びの他、縁結び、夫婦結び、親子結び、友情結び等も祈りましょう。
(小石に名前などを書くのもいいでしょう)
ちなみに我が家はどれでしょう(?_?)・・・・・当てた人は願いが享受するかも(^_^)v
   2017,南丹市三か所湧水 108-4q
「小石結び(恋し)」のいいお話 
初庚申に参拝に来られた奥さまが
「40歳になる息子にお嫁さんがなく、親として大変心配をしていましたが、帝釈さんにお参りに来て、小石結びをして息子に良縁祈願をさせていただきましたところ、一年も経たないうちに良いご縁が出来て結婚できました。帝釈さんひ感謝しています。」。
と、うれしいお話を聞かせてくださいました。
 皆様も、この恋し結びで良縁に巡り合ってください。
   2017,南丹市三か所湧水 110-4e
親子地蔵尊   
 親が子を思う心は、この上なくありがたいものです。
 自分は、どのような苦しみを受けてでも子供のために行動するのが親心というものです。
 しかし、子供は、なかなかその心に気づこうはとしません。
 やっと子供がそれを知った時、自分のために荒波に呑まれようとしている悲しい親の姿がそこにあります。泣いて助けようとしても、すでに遅い・・・・・。
 思わず手を合わせる子供と、すべてを許し、子供のためならと喜んで波に沈んでいく親の姿と・・・・。
 拝みあう二人の姿は、お地蔵さんの姿です。
親子の幸せや供養等のために写経をお望みの方は、受付または福寿寺まで申し込んでください(お地蔵さんの後方に納経いたします)
  2017,南丹市三か所湧水 115-4t
こちらは帝釋天と関係の深いサルでござ~い
  2017,南丹市三か所湧水 117-3y
京都帝釈天とお猿:庚申信仰をもつ帝釈天では、お猿は、あなたの「願いごと」を帝釈天(釈迦の守護人)にお伝えする「お使い」です。
そして最後に到着したのが、
   2017,南丹市三か所湧水 113-3i
帝釋天 御神水いただき所
   2017,南丹市三か所湧水 114-3o
お寺であるのに、「ご神水」とはいかに、普通「閼伽水」となるのだが(・・? 左に在る社に水の神様が祀ってあるのかも
   2017,南丹市三か所湧水 118-3j
ところが、前に汲んだところは水がドウドウと出ていたが、ここは石のトユから一筋の水しか出ておらず、成分が薄められず美味しそうでしたが、根負けして8本の予定を4本で切り上げてしまった。・・・・で
本堂下の手水舎の勢いよく出ていた水も残り4本もらって帰る事になったのでありました。
   2017,南丹市三か所湧水 120-3s
尚、御神水いただき所の横の石段を上がって行くと奥の院が在るそうなのですが、温泉に早く行きたいがためにパスをすることにして帰りを急ぎました。
   2017,南丹市三か所湧水 131-3h
やっと日吉ダムに到着(*^^)v  
前日の台風による大雨も、意外と日吉ダム湖は満水にはなっていなかった。
   2017,南丹市三か所湧水 124-3z
日吉ダムの下流側に、「道の駅スプリングひよし」という広大な公園になっていて
   2017,南丹市三か所湧水 126-3v
その中に、温泉プール付の「ひよし温泉」があります。
  2017,南丹市三か所湧水 135-3c
道の駅からは、桂川を橋で跨いで対岸にあり、その端からのダムの展望も最高であります。温泉は温水プール利用券込みで750円、温泉だけ入りに行った我らはチョイト高~い・・・・と思っていたが、次回の記事に出て来る温泉は800円であったので、都会の?温泉料金はこんなものかと、今では納得しております。浴槽の種類は少なかったデス。

「御神水」の独断と偏見の水評価は
何時も、汲んできた水はできるだけ早く試飲するわけですが、その時は「天照皇大神社」の次ぐらいと思っていたのですが、2週間以上経っていても「天照皇大神社」と同じくらい美味しく飲めました。しかし、手水舎で汲んだ水は、2週間後にはオラオラが湧いていたので飲まずに捨てました。はぁ~
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v 

詳し場所は
  


             
    
   

NO240:天照皇太神社の御神水

  2017,南丹市三か所湧水 047-1z
松尾神社から程なく着いた集落の小道を、地図を頼りに勘で入って行くと正面に鳥居が立ちはだかった。鳥居の扁額に
  2017,南丹市三か所湧水 050-1x
「天照皇太神社」の名、ラッキーで一発発見!今回も相方さんは車に残ると(~o~)まぁ一人の方が自由に行動できる利点もあるのだが、という事で一人さびしく出発。
  2017,南丹市三か所湧水 046-1c
この神社の読み名は「あまてらす・・・ではなく、てんしょうこうたいじんじゃ」と読むようです。
参道を歩いて行くと、空地を利用した地元の公園、そして、ここにも獣除けのフェンスの扉で仕切られた世界になっていました。
   2017,南丹市三か所湧水 044-1v
この扉も、入ると中から閉めておきます。正面には石段がすぐ見えて
  2017,南丹市三か所湧水 043-1b
上って行きます。周りは鎮守の森には程遠いい
   2017,南丹市三か所湧水 042-1n
杉林、中には植林も石段の登り切ったところから来た方を見ると
   2017,南丹市三か所湧水 040-1m
綺麗な石段です。境内には
   2017,南丹市三か所湧水 041-1n
拝殿が建っています。それを回り込んだところに今回の目的の御神水が勢いよく出ていました。
   2017,南丹市三か所湧水 039-1m
御神水を横目で見ながら、まずはお詣り!横にある石段を上り
  2017,南丹市三か所湧水 032-2w
なかなか立派な本殿デス。斜め横から撮っていれば美しい屋根の流線形が分かってもらえたのに残念
お水代の賽銭を入れて石段下へ
   2017,南丹市三か所湧水 038-2t
昨夜の大雨のためか、手水受けの水槽を越えて勢いよく御神水は出て来ていた。始めは先端にペットボトルを付けて入れていたのだが、勢い過ぎてペットボトルに入るより飛沫が足元にかかり靴がビショビショ(+o+)そこを止めて、水路の底から水が漏れている所を利用して無事水汲み終了(^_^)v
境内を見て回ってみると
  2017,南丹市三か所湧水 035-2e
赤い千本鳥居が、稲荷神社も在ったようだが先を急いだ。次は、いよいよ寅さんのお寺「京都帝釋天」へ・・・・・・  

「天照皇太神社」の独断と偏見の水評価は
三ヶ所廻った内一番おいしく、程よいマイルドさで喉にす~と入って行きました。
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_-)-☆でした
詳しい場所



プロフィール

水汲みマン

Author:水汲みマン
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
湧き水のおすそ分け
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR