NO233:神明神社の「子宝の水」

滋賀県米原市の美味しい水が湧き出ている「醒ヶ井」の近くに「子宝の水」が出ているという。

河内 ここは清流の里
今回ここに行く事になったのはアル事情があっての事。
と、言うほどでもないのだが、高原水を取りに行った時案内してくれた知り合いが、NHKのBSで日本百名山を見ていたら山登りの途中に名水が出るとこが在り、そこへ行かないかと話を持ち掛けてきた。
どうも、彼はこの夏アルプスに登りたいようなのだが、前回書いていた腰痛がイマイチ回復せず、アルプスを登山する自信がなく近場の低い山を登り身体の調子を確かめたいとの事、その山が滋賀県の多賀町にある「霊仙山」である。
カルスト地形の山だといい、隣接する米原市からも登山道が整備されているとの事、その時点では登山ルートは決定しておらず、吾輩も気をそそられて行く事にした。しかし、名水が汲める話はイマイチあやふやで信用できなかったので、万が一汲めない時の事を考えて、美味しい水が出る米原市一帯の湧水場所を探しておいたのである。
結果、九州地方を襲った未曽有の豪雨の前線が北上して滋賀県彦根市一帯は正午前後から雨マークが出たため登山は中止となり、一日ポッカリ空白になったので一人で探しておいた場所に水汲みに行く事にした行動でありました。
出来れば探しておいた二か所に寄って来れたらの思いで出発。
米原へ行くには、我が家からでは2ルートの方法があります。①は京都縦貫で大山崎まで行き名神へ乗り換えて米原ルートと②舞鶴若狭道から北陸道をへて米原ルートが有りますが、②の方が時間も金額も早くて安く行けるのですが同じルートを往き帰り使うのも面白くないので、①から行き②から帰ってくる事にした。
見出しの写真の高速道路の下をくぐり集落へ入って行きました。

この集落は川に沿って細長く集落が集まっているようで、人名神社が在るであろう場所は集落の一番奥の様で車でそちらへ移動。河縁の車一台が何とか通れる道を通り

たどり着いたところが

行き止まり、神明神社らしきものは無い・・・で再度集落の方へ

だ~れか居ないかな~・・・・・・と集落をゆっくり走っていると、子供連れの奥様、早速尋ねてみると、「湧水の出ている所などない」と、「神明神社」という所に出ているらしい・・・と、あ!それなら伏流水が出ているよ、との事、その神社は山へ入る扉を開けてすぐの橋を渡った処の左に出ていると、という事で再度川沿いの奥まで進み、先程の扉を開け中へ・・・と50mほど進めば

神社側から見た橋

とりあえず神社へお詣りしてからと石段を上って行くと

階段の途中に

何かを祀っている場所が目に付いた

写真を撮ってよいモノか迷ったが、とりあえずパチリ、後ろに(正面)に立っている夫婦杉?を祀っているのかも

しかし、このような神聖な場所を見ると一人でいる吾輩の身体がゾクゾクと身震いしたのである。
早くお詣りして水を汲んで帰ろうと、本殿へ

失礼とは思いながら中を覗いて見ると

左側、そして右にも

なんと二つも祠が・・・案外夫婦杉?に因んで夫婦祠カモ・・・・・と勝手に考えたりして・・・バチが当たるかな(?_?)
で水汲み場の方へ

以前、醒ヶ井の湧水を汲みに行った時は無かった「米原市湧水認定」の看板が立ててあった。

認定:未来に伝えたい「まいばらの水」
米原市には豊かな森や山が育んだ美しい湧き水が数多く存在し、昔から地域の暮らしの中で大切に使われてきました。水道の蛇口をひねればあたり前のように水が出てくる便利な現代社会の中で、忘れられつつある水や水を育む森の大切さを改めて感じていただき、地球の美しい水環境を未来へ受け継いでいくきっかけとなる事を願っています。
NO9『子宝の水』 硬度92,2mg/L(中硬度)
昔から美しい水が湧き出ていて、地域の人々は盆になるとこの水を汲んで仏壇などに供えていました。湧水を飲用する事により子宝に恵まれたという話もあり、地域では子宝の水として参拝する人もいたと言われています。 飲用として推奨するものではありません
米原市 2013年12月

パイプから漏れた水は石の下からも出て来ていました。

ブログを書きながら見えてきたことは、石段の脇に祀ってあったものは、何気なく写した「夫婦杉」ではなかったのか、それも神明神社の「御神体」になっているのではなかろうか、そこから、湧き水の名前も「子宝の水」となったのではないかと推理をしてみた。
夫婦杉→夫婦和合→子宝の水
尚、神明神社のいわれデス
独断と偏見の水評価
水の硬度が中硬度と書いてあるとおり、程よいコク・マイルド・喉越し共言う事なしで
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_-)-☆ デス
詳しい場所
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