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NO206:有馬三名水・その三「筒井清水」?

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筒井清水は上津村の畑中にあり、播州赤松道 長尾谷にあり。古へ当国の領主より人を制し谷水の滴り入らざるように井筒の構えけるとなり。と古文書の中に書いてある、有馬三名水の残り一つ「筒井の清水」
情報を探しても汲んできたとか、ここに在るとかと言うものが無い。ただ古文書の中からこの辺りという、旧有馬郡上津村(現在 の神戸三田アウトレットの辺り)という事ぐらいしか見当たらない中、一度探してみたい気持ちが盛り上がってきた。
という訳で、探すためのキーワードを『上津村・畑中(地名なのか、畑の中なのか定かではナイ)・播州赤松道・長尾谷・三田アウトレット近辺』もとに動き回る事にした。
まずは、一番分かり易い「三田アウトレット近辺」から探して見る事にして、地図を調べた結果ベットタウン内にあるアウトレットの近辺に、上津公園と言うものが有る事が判明、
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と、その公園内を地図上で見ていると、せせらぎの様な流れの下に池が造られているところが見つかった。
上の公園案内図写真の赤い現在地と記してある池である。
公園に行って、現地を確認すると池の説明図が書いてあった。
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     水辺ビオトープ
ビオトープ:ビオトープとわ植物や動物が自然発生的に生育或るいは生息する空間の事を指し、本来その地域に棲息する動植物による生態系が形成されている場所の事です。今日では人為的にそのような場所をつくろうとする活動がさかんになり、学校や公園で生き物のための池や小川がつくられるようになりました。ですから最近ではビオトープとは、湿地と池、草原の三つの構成要素により作られています。公園周辺に残された自然を後世に伝える為の施設です。池にブラックバスなどの放流を行ったり、アメリカザリガニやアカミミガメ(ミドリガメ)等の外来種を放して生態系を乱さないようにしましょう。
Aゾーン
植物や小動物が生息しやすいよう、岸辺から緩やかに水深が変化するように作られている池です。水辺の植物は水深に応じて成立する植物が変化します。水深の違いによって右図のように成育する植物が変化します。
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どうもマムシも生息しているようで(*_*;
Bゾーン
湿地植物が成育しやすいようにつくられたビオトープです。湿地は常に湧水があるような場所の成立しますが、ここでは人為的にそのような場所を作り出しています。
Cゾーン
良く日の当たる空き地に成育する植物が育つよう作られたビオトープです。都会で見られる空き地にはセイダカアワダチソウが優先する植物群落(草原)が見られますが、このような場所に見られる植物は帰化植物といって、外国から人為的に持ち込まれた者です。天敵が少ないため爆発的に増えています。
下流の池は
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なんじゃこりゃ・・・
で、この公園の池がどのようにしてできているのか調べてみると、
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水源に行くと、湧き水ではなく神戸市水道局が地下に水槽を作り雨水を溜めて利用する形でココから湧水の代わりに雨水を出しているようでした。当日は水は出ていませんでしたが。
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別の場所では雨水を利用して、子供たちが遊べる設備も作ってあった。
ここまでが、上津公園内での結果でした。「筒井清水」らしきものは無かったものの、自分勝手に想像し、ベットタウンを作る時にこの場所に「筒井清水」の湧水が出ていたが、土地を開発する事により湧水が出なくなり、その代わりに「筒井清水」が出ている古文書に書いてあった地名を公園名とした・・・・・・と自分なりに想像して・・・自分なりに納得させて公園を後にした。
・・・・・・が、なにか納得しない(?_?)・・・・もし吾輩が想像したことが現実に在った事なら、地元の人に聞けばその場所に湧水が出ていたかどうかという事が解るはず。
その日はもう少し時間に余裕があったので、聞きまわる事にした。
一人目のおばさん、この辺にはそんなものは聞いた事がない、もし在ったらそうゆうこと好きなので知っているはずとの事
二人目のオジサン、バス停の椅子に座っておられたので、尋ねてみたら「地元の者ではないが何か」との事でしたので、内容を放すと、「その事だったら、この道を500m行けば右に曲がる細い道が有るので、それを進んで行けば川の縁に出ていると聞いた事がある」との事、早速そちらの方へ行くと坂道の下に川が有り道の脇に地蔵さんの小屋が立てられていた。オオ~ここだ!!と、心躍ったが河原には下りれたものではなかった(*_* ;とりあえず誰かに聞いてみようと探していると、犬の散歩をされていた70前後のオジサンが来られたので聞いてみたら、そんなものはこの辺では聞いた事がないとの事。三名水になるほどの湧水なら今でも出ているはず、知らないとはいう事はここでもないのではと、探すのは諦めてその日は帰る事にした。
写真も撮ってきたはずなのだがナイ、頭がこんがらがっていたのだろうか(=_=)

で、上津公園の人工池で話を濁すつもりでいたのだが、日曜日暇ができたので、もう一度探す為に再度長峡町上津へ出かけた。
行くまでに下調べをしておいた長尾神社から探し出す事にした。
キーワードの一つ、三田アウトレット付近は除外する事に、残り上津村、赤松道、長尾谷を中心に聞き込みをするとして、まずは長尾谷関連の長尾神社を探し出して行ってみた。
その前に上津村の現地名は、長尾長上津になっている。
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見るからに歴史がある佇まいの神社ではなかった
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その意味は
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長尾神社
言い伝えによると古代、湖水の龍神を祀り舟着大明神として崇められていました。
岩谷の郷に大川瀬の住吉神社より分祀され上津畑荘八ヶ村(岩谷、上津上、上津下、市原、簾、日西原、中大沢、上大沢)の惣社(産土神)として明治40年頃までは、この八ヶ村が交代で秋祭りの当番に当たり、神賑(にぎわい)として地車、獅子舞、相撲などを奉納していたが、神領地の分配とともに岩谷村だけで祀ることになり、昭和時代に現在地に各社を合祀して鎮座者となった。
                             岩谷自治会
長尾神社に行ってみたが、湧き水は出て来ておらず、そのキッカケになるようなものも見当たらず次に回る事に、近くに大歳神社があったのでそちらに行った。
ここも氏神様のようで、水は出ていなかった。また、それらしき事もつかめずうろうろしていると、神社の神主の事務所の様な家が見えたので尋ねてみた。聞いてみると氏子だが神社の仕事はしていないとの事、90前後の老婆さんが対応してくれたので、チョイト次の事を聞いてみた。
筒井清水という湧水の出ているところが在るか:そんなものは知らないし、湧き水も聞いた事がない。
長尾谷と言う谷は何処ですか:そんなところは無いです。
赤松道は何処ですか:それは本通りに出て左に行けば信号が有るのでそこを右に行けば赤松街道に入って行くよとの事であった。
この年代の人がこの付近に湧水がないと言っているのであるから、おそらく長尾町上津の三井アウトレット付近の公園にも無かったのであろう。
とりあえず、赤松街道をめがけて出発。なんのことはない、再度長尾神社の前の道を通りさらに奥に進んだ。
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小さな集落を抜けて山道に入って行くと車が沢山止まっていたのでナンカイナと思いゆっくり走っていると、中国自動車道赤松PAの事務所の裏口であった。その少し走ったところで写した風景
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近代的な高速道路の横では昔ながらの生活が残っていた。それは、上津公園の宅地開発された衛星都市、工業団地等と開発されていない周辺の集落との落差、良し悪しは別にして・・・・・。
その道の峠を下りてきた所に一軒家があった。
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丁度作業小屋に居られるところを訪ね、例の事を聞くと、「筒井清水」というものは無いが、この先の峠を下りた所に湧水が有るところが有るとの事、早速そちらの方に行く事に、と、道の端に
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こころときめくいにしえの道、赤松峠 「赤松街道」
と書いてある道標が立っていた。・・・・・ヤッホーやっとキーワードが見つかった・・・・・これは何かあるぞーと心ときめかせ車一台ぎりぎりの道を登って行った。
下りに入り間もなく池が出て来た。
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これではないだろうと先に進んだ。間もなく集落の麓に降りて来た。
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麓の農家に尋ねると分かるとの言葉どおり、尋ねて聞いてみたら
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トタン屋根で囲われた水槽があったが
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これではチョイト飲めねぇな~・・・と思っていたら、先ほど尋ねた男性が出て来て、水道が通るとみんなが使わなくなり、こんなことになってしまっているが、それまではこの集落5軒ほどここの湧水を飲み水(生活用水)として使っていたとの事、
反対から水槽を覗いてみると水が垂れている
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この水が湧水かと尋ねると、本来の湧水ではなく、以前この上にあるお寺の土肩が崩れたため水抜きをしている水だとの事。
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このパイプの水です。しかし、こうなったらこれでももらって帰らなくては決仕舞いができない・・・という訳でペットボトル2本をもらって帰る事にした。
水を入れている間、赤松街道の話を、昔は三田がこの辺の中心地だったので、この道を馬車や多くの人が利用していたらしい。それが三田に行く県道ができて廃れてしまったとの事、当時の面影として、この上にある赤松寺の上の方に山城が在ったり、赤松寺には国の重要文化財「歓喜院聖天堂本堂」が有るとの事、その中で、墓地の横にも湧水が出ているとこが有る、住職がいたころはその水を生活用水に使っていたとの事。早速そちらの方に行って見る事にした。 
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これが本堂で、
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その横に
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       国指定重要文化財
歓喜院聖天堂本堂吉川町毘沙門
     三間社流造り檜川葺
 応永18年(1411)の墨書により、室町時代初期の建立で、もとは境内東方の山裾に建っていたものを、現在地に移築、昭和45年に解体修理を行い復元された。
 特に縁束を支える腰組が珍しく、吉川町に現存する最古の木造建築といえる。
               三木市教育委員会
で、実物は大切に小屋の中に保管され、隙間からしか見る事ができませんでした。
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湧水はと言うと、
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お墓の横の水溜の様な
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覗いてみると
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う~ん、これは吾輩でもチョイト飲む気にはなれねェ(*_*;・・・・・という事で今回の有馬三名水の旅は終わりと相成りました。
今回の「筒井清水」、現在は管理が行き届いておらず湧水が出ているのかどうか定かではなかったが、地元の方の話ではその昔数件の世帯を賄うほどの水量が有ったという事なので、三名水に数えられてもおかしくは無いと思うのだが、いかんせん地名が吉川町毘沙門となっている。峠の名前も、キーワードで書いたのは長尾谷、こちらは赤松峠となっており食い違いも甚だし事である。しかし、聞き歩いても昔の人なら町内の湧水の事は知っているのではと思われることから、宅地・工業団地、開発が行われているとはいえないという事は、もしかしてこれが筒井清水かもとも思えるのである。赤松街道がどこまで続いていたのか分からないが、或いは開発段階で無くなったのかもしれないかも知れない。吾輩は距離的に遠くこれ以上探すことは無理ですが、地元の方で関心があれば一度探してみて下さい。

で、「筒井清水?」の独断と偏見の水評価は
ペットボトル2本汲んできたのですが、赤土(粘土)の臭いがするような水であったが、なんとなく2本とも飲んでしまっていた(^_^;)
(^_^)v (^_^)v (^_^)v にしておきます。
詳しい場所は


 
    
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NO205:有馬三名水・その②「独鈷清水」

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独鈷清水は名塩村の内、京大坂より丹州摂州へ行き通ふ道なり。いにしへ弘法大師末世には往来と成るべき地なり。人馬の労を助けんと独鈷を持って岩を穿ち給へば、忽ち湧き出しとなり。
上記の古文献の中に書かれてある「独鈷清水」有馬三名水の二つ目を汲みに行きました・・・が・・・。
現代の情報元では、三田から宝塚に抜ける国道176号線の赤坂峠付近名塩東久保(とうくぼ)という集落内に有るという。
東久保に行ってみると旧街道沿いに街並みのある集落で、
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今では176号線の立派な道が赤坂峠を通り旧街道はあたかもバイパスの雰囲気、車一台が通れる道幅であった。
坑道176号線の赤坂峠にあるバス停東久保から旧街道に登る道沿いに在るとの事
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この付近から旧街道へ続く道
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ゆっくり登って行ったのだがそれらしきものは無い(?_?)旧街道に出た
おかしいな~、おかしいな~、ひょっとしたら別の場所かな?・・・という訳で旧街道も走ってみると貯水池が見えた
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もしかしたらコレかなと思い、まじまじと覗みこむと
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それにしては汚い(*_*; 現代の情報元ではもっと綺麗な内容であった。
とりあえず源流を探してみた
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どうも上流から水が流入しているようだ、そうこうしていると、旧道を中年の男性が通りかかられたので、「このため池は湧水の水ですか」と尋ねると、「こんな汚い水ではないですよ」湧水はバス停へ出る道の中ほどにありますよ、との事でしたが、「行ってきたのですが見当たらなかったですよ」と返す、すると、中ほどの道から少し奥に在りますが、そこのおばさん変わり者で、汲みに行くと追い返されるよ」との返事、とりあえず行って見る事にした。
道の中ほどから
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覗きこむと
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有った!とりあえず下見をしてくることにして、ペットボトルは持たず湧水池に向かった。 
畦道の様な通りを降りて行き、綺麗な方の湧水池
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写真では余り綺麗な池には見えませんが、現地は石垣の下から綺麗な水が湧き出ている様子が判る行けでした。
その下には、洗い物をするための溜池になっています
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そのため化水も濁っているようです。先人の知恵ですねェ~。昔はさぞ近隣の人々が使用されていたのでしょう。
そして最後は田を潤していくのです。
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一通り写真に収めて、ペットボトルを取って帰って来ると、年増のオバサンガ何処からともなく現れていた。
内心オーよわった((+_+))下見に行った時は人影がなかったので、おーラッキーと思っていたのですが、センサーが付いているのか変なオバサンが出現していた。
やはり一言挨拶して頂かなければと、丁寧に「独鈷清水」を頂きに来た旨を説明したのだが、汲んでもらっては困るとの事、あれや これや と頼んでみても、あなた一人に汲ますわけにはいかない!の一点張り・・・こちらも根負けして退散する事にした。
弘法大師も『あの世』からどう感じているのやら・・・   後で再度情報を調べてみたら、ブログに断られた内容をアップされている方がおられ、その方が書いておられる内容では、汲みに来られた方のマナーが悪く給水を停止するようになったとか。
吾輩も「反面教師」にして気を付けて行かねばと『悟り』を開いて終了する事にしました。

という訳で、独断と偏見の水評価はできマシェンデスタ(?_?)

という訳で、オバサンに迷惑がかかると失礼なので、詳しい場所も表示やめます。尚、どうしても見たい方はブログを頼りに行ってください。
   

番外:「迷惑メール」コーナー

 【最新情報:2016、10月24日】
先日、意地でも詐欺メールを載せていくと書いたら、さらに多く入って来ましたので、新たにコーナーを設けてここに載せて行く事にしました。
tabgo-1q.jpg
     京丹後市・立岩 【写真提供:MOCCHI】

tyo-tetsushi@yahoo.co.jp 9月12日 12時47分
お世話になっております

と内容があっていない写真があります。
ご確認ください。 取り直しお願いします。

tsmhm078@kfa.biglobe.ne.jp 9月12日 17時24分
おつかれさまです。

請求書・納品書・写真2枚が届いています。請求書、納品書はこちらで9末
に支払いを進めます。

a-kobara@yahoo.co.jp 9月12日17時39分
あなたはそれを8月5日までにお支払い下さい。

ご不在連絡eメール  9月13日 7時38分
赤沼朋生 様

いつもクロネコヤマトの宅急便をご利用頂きありがとうございます。
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09月12日 11時33分にお届けに参りましたが、ご不在でしたので持ち帰りました。

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3341-2816-5554

■再配達のご依頼
1.担当ドライバー


2.インターネット


3.サービスセンター
フリーダイヤル:0120-01-9625
※最寄りのサービスセンタに繋がります
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※本メールの内容にお心あたりが無い方は、大変お手数ですが、下記ページから
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   京丹後市・屏風岩 【写真提供:MOCCHI】

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09月12日 11時33分にお届けに参りましたが、ご不在でしたので持ち帰りました。

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電話番号:0570-200-705
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■商品
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m-hirayama@triton.ocn.ne.jp 9月14日11時18時
====================================================================
注文番号:T406268299117
出荷日:2016/09/13
お届け先氏名:-
お届け先氏名(ふりがな):-
お届け先住所:3210055
配送希望日:
配送時間帯:
運送会社:ヤマト運輸
お問い合わせ伝票番号:363107592829

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NO204:有馬三名水・その①「高塚の清水」

   有馬山名水 075-1q
有馬温泉周辺にあると言われている有馬三名水
そのうちの一つ「高塚の清水」豊臣秀吉が愛し大阪城まで運んだと言い伝えられている湧水を、迷いながら取りに行ってきました。

盆の休暇何かと忙しく、やっと落ち着いたので天然水探しに行く計画を立てWebを物色していたら、先程も書いた「高塚の清水」という湧水を古文献を頼りに2年の歳月をかけて発見された方の記事を読み、吾輩も行ってみたくなり実行に移した次第であります。
その古文献のなかには有馬三水と言うのが有り、その一つが「高塚の清水」であります。後二つは順次ブログに挙げて行きたいと思っています。
その「高塚の清水」は古文献の中では「湯本より南の山中に在り・・・」詳しく知りたい方は、『有馬風土と歴史』を見てください。と書いてあり、それと実際に汲みに行かれた方のブログを参考に計画を立てました。
「湯本より南の山中にあり」とは、六甲有馬ロープウェイの有馬駅から林道を入って行くとの事。まずは、ブログに紹介するためのロープウェイに乗ってみる事にした。
    有馬山名水 059-1w
行ってみると、駅の構内はガラ~ンとしていた
   有馬山名水 061-1t
おかげで気兼ねなく写真を撮ることができたのだが・・・・  そうこうしているうちにロープウェイが入ってきた。
    有馬山名水 062-1y
乗車券はすぐ帰って来るので、往復1820円ドヒャー((+_+))(ブログ書くのもつらいよ・・・・・寅さん風)を買って乗車時間を待っていたら、乗客が増えてきた。中には中国人風の観光客も居りました。乗る時にはそれでも合計10人ぐらいは載っていました。
中国人風の観光客3人組、一人は女性でリーダー格、改札するときに職員に切符を見せて何か質問をしょうとするのだが、改札職員言葉がチンプンカンプン理解できない風、あきらめて乗車したが、会社側も、最近の外国観光客の増加に対処して、質問されるような文章を書いた紙を差出、指をさして思いを伝えるやり方や、おそらく今ではそのような通訳機なんかも出ているのかも
    有馬山名水 063-1i
ロープウェイの中は撮影はできませんので、出発後~有馬温泉や三田・西宮市街地の展望
   有馬山名水 066-1a
ロープウェイに乗らなければ分からない山頂のお寺・妙見寺
   有馬山名水 067-1s
又の機会「炭酸泉水」を汲みに行って「妙見寺」まで足を延ばす計画をたてる事にしよう・・・何時になることやら
    有馬山名水 080-1d
こうしてみると、六甲山も山懐が深い!いい水が汲めそうだと気持ちが高ぶって来た。
そうこうしている真に、六甲山頂駅に着いた
    有馬山名水 081-1g
下の方では、多くの家族らしき人達が楽しんでる様子も

ここで詐欺メールが入ってきましたのでお知らせします。こちらも意地で続けます
yamamoto.satoshi@cello.ocn.ne.jp
『只今よりご注文商品の発送準備に入らせていただきます。
ご注文内容の再確認や在庫切れ等ありました場合、改めて当店よりご連絡させて
いただきます。

配送指定のあるご注文に関しましては、希望日に合わせ商品を発送させていただ
きます。

尚、商品出荷後に【発送メール】を配信いたしますので、
発送まで今しばらくお待ち下さいませ。』

今日もまたまた入ってきました。クロネコヤマトさんも大変じゃね
『[Norton AntiSpam]宅急便受取指定ご依頼受付完了のお知らせ
ヤマト運輸

ご依頼ありがとうございます。
以下の内容で受け付けました。


■お受け取りご希望日時 : 09/08日 (木) 12時から
14時まで
■伝票番号 : 7327-0214-2413


<お問合せ先>
ヤマト運輸株式会社
お客様サービスセンター』

六甲山山頂駅に着いてとんぼ返り、山頂の雰囲気を納める時間もナシに
    有馬山名水 082-1h
改札口でロープウェイを待っている人も下界より多かった。
   有馬山名水 083-1j
帰りのロープウェイ、出発する頃には8分方埋まっていた。
偶然撮っていたがけ崩れの場所・・・後程ここを越えて行かねばならない事に・・・
という事で、有馬温泉駅から「高塚の清水」を探しに出発
    有馬山名水 044-1l
この林道「紅葉谷道」を行くと途中から河原に降りる道が有るという、しかし、いきなり通行止めの看板
    有馬山名水 046-1z
紅葉谷道 この先通行止め・・・・・しかし、あきらめきれず行けるとこまで行ってみようと
    有馬山名水 042-1z
進んで行くと
     有馬山名水 001-1x
先程乗っていたロープウェイが頂上へ、道を曲がると
   有馬山名水 036-1c
工事車両が止まっていたので、道路を工事しているのかと思いきや、
     有馬山名水 037-1b
ロープウェイの支柱工事をされていました。工事のオッチャンに林道を行っても良いですか~と尋ねると
「いいよ、みんなブロック板の端から行っているよ」との返事、ありがと~う(^o^)/と言って
    有馬山名水 035-1n
そして、ここを越えて行くと林道が完全に崖崩れ状態・・・さてさてどこを越えて行けばよいのやら・・・
   有馬山名水 034-1m
山側の崩れた所に道ができていたので、そこを上がって行くと、休憩されていた夫婦らしき二人連れの方が、
「どこを下りればよいのですか(?_?)」と尋ねて、言われたところをズルズルと滑りながら
    有馬山名水 032-2q
ここを降りて来た、その先をさらに河原へ降りる場所を探しながら進んでいきました。
   有馬山名水 031-2e
心細くなるなか歩いていると、     
有馬山名水 002-2r
中年夫婦と思しめき二人連れに出会いホッとした気分、「高塚の清水」という湧水が出ている場所を知らないですか?とすかさず尋ねてみると、二人とも知らない(?_?)お礼を言ってさらに奥に進んで行くと、また六甲越えハイカーらしき若いカップルに出逢った。マタマタ「知らない」と尋ねてみると、「だいぶ行き過ぎているでぇ~」との返事「がけ崩れの近くですよ」との事、ガク(ーー;)
それならついていきますのでとの事で、後からついていく事に
   有馬山名水 003-2t
そしたら、ここですと
   有馬山名水 028-2u
そこには、ちゃ~んと道しるべも
   有馬山名水 029-2u
ちっちゃ(*_*; 
そして階段を下から見た写真
   有馬山名水 026-2i
そこから続く登山道
    有馬山名水 022-2o
この茂みの中を歩いて行くと川が見えてきた
    有馬山名水 019-2p
橋など元からナイ(~o~) 靴も長靴ではナイ(*_*; さてさて如何に渡るか・・・思案する事かれこれ1時間・・・てな訳ないが・・・
水深もない様なので、水面から顔を出しているチョット大きめの石に足を乗せ対岸に渡り切った。
対岸に来たのはよいのだが、はっきりした道がない
    有馬山名水 018-2f
崖の様な所を乗り越えて、とりあえず上流へ
   有馬山名水 016-2g
ケモノ道の様な道なき道を進んで行くと、こんな看板が目に入ってきた
    有馬山名水 006-2k
        水場
時は流れど、昔も今も変わらぬものは美しい水の流れであろう。それが、この高塚の清水なのだ!
この自然を愛する人は、心の安らぎと、健やかな人間性を養う事でしょう。そのよき人生の笑顔に、乾杯を・・・・・
     兵庫県登山会
その裏には
    有馬山名水 005-2l
自然の流れは永遠にして月日は百代の○客なり。人間の歩みも無久なれば行きかう年もまた旅人であろうか?
あなたにとって、明日もすばらしい笑顔の一日でありますよう祈ります。

再掲示:初1987年 2次1995年 3次2003年 4次2007年
神戸市長田く三番町3丁目  神戸登山会

爽やかな文言、一口の清涼感の思いの文章を読んで目を奥へ向けると
   有馬山名水 012-2h
そこには岩を這う「高塚の清水」が・・・だれが施したか知らねど雨トユからしたたり落ちる清水。
流れの全景観
    有馬山名水 007-2z
右側に「高塚清水」の説明書き
    有馬山名水 004-2j
高塚の清水
 有馬三名水のひとつ、江戸初期の古書に『いさぎよく、いと冷ややかにて、味わい又すぐれたり』と記されている。
有馬に湯治に来た豊臣秀吉がこの水でたてたお茶に感動し、大阪に帰城後も再三、水汲みを命じたとも言う。
明治、大正時代の治水工事で道が絶え、いつしか忘れられていたが、2002年春、有馬保勝会の会員が再発見した。
      NPO法人有馬保勝会  有馬町自治会協議会
有馬の住民方々の努力により保存伝えられているもの、ありがたく3本のペットボトルに入れて持ち帰ることにしました。
又、清水の流れる岩肌をよく見ると
    有馬山名水 010-2x
岩が部分的に赤茶けているのが判ると思いますが、これぞ環境省が準絶滅危惧種に指定している「ベニマダラ」に相違ない、また一ヶ所自生している所を発見 ウェイ(*^^)v
その後
    有馬山名水 013-2c
湧き出し口(滝の源頭)2分・・・・・・本来なら現地を確認するのですが、足元、体力、空腹力が限界に近く行くのを断念しここで引き返す事に、帰りも道なき道を引き返して川を渡り切ったのは良かったのだが、降りて来た登山道が見当たらない(?_?)よわった、よわった・・・と思案しながら、とりあえず下流に向かってみようと歩いて行くと
     有馬山名水 020-2v
朽ち果てた堰堤が見えてきた。オイオイ、来た時はこんなもんは無かったぞ~と、自問自答しながら、またまた、よわったよわったと、思案する事かれこれ1時間・・・てなわけないが、今度は藪の中を山の斜面にぶつかるまで歩けば何とかなるだろ~と、藪をかき分け、かき分け歩いて行くのだがそれらしきものにぶつからない(-_-)、一瞬遭難か・・・と頭をよぎる、本来なら判らなくなった時点で、元に戻るのが鉄則、それさえも忘れて、今度は藪の中を上流めがけて歩き始めた。吾輩「蛇」が大の苦手!!、ここで出くわしたら腰が抜けると、足元を見ながら歩いていると、遠くの方で「きゃきゃきゃ」と女性連れの声が聞こえてきた。
声がする方へ進むも女性の姿が見えず(そう思っていた)、声がよく聞こえるようになったので、ここぞと「すみません~道を教えて下さい~」と叫ぶと、「ここですよ」の返事、歩くのに下ばかり見ていたのでフット顔を上げると藪の隙間から3mほど前に二人連れの女性ハイカーが目の前に、おー助かった・・・と元気なオバサマ連れにお礼を言って、ついでに後姿を撮らして下さいとパチリとしようとすると
    有馬山名水 021-2u
後を振り返りピースでにっこりとポーズをとってくれた元気で親切なレディーでした。それからもピイチクパアチクとしゃべりながら消えて行かれた。
おかげで、今までの不安が吹っ飛び元気にロープウェイの乗り場まで帰って来れました。
帰って来ると急に腹が減り、「鼓ヶ滝」に茶店が有る看板を見て早速そちらの方へ
    有馬山名水 049-2b
こちらの道は観光地らしく立派な階段が作ってあります。かれこれ5分ほど降りて行くと
    有馬山名水 055-2n
滝が見えてきました。最近は滝もイロイロと見て来ているので感動!・・・と、まではいかなかったが、それより腹の肥しをと滝観茶屋へ
    有馬山名水 054-2n
70才前後の店主に「うどんかラーメンありますか」と尋ねると「おいてない」とそつない返事。「なにか腹の足しになるようなものってなにがありますか~」と尋ねると「おでんしかない」との事、適当に見繕ってもらいビールと・・・・オッと『ノンアルコールビール』で滝を背景に
    有馬山名水 050-2m
一腹の清涼感(*^_^*)  体も、心も、腹も落ち着き、滝ものんびりと観賞に浸る事ができ
     有馬山名水 052-3q
マジマジと見ていると、滝より水面の美しさに感動、都会の近くでここまで綺麗なコバルトブルーに近い水に出逢えることは、そうそう有るものではないと思いながら、今回の水汲みの旅が終了して行った。

独断と偏見の水ランク
期待していたほどではなく、コーヒーが濃感じられるみずでした。
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v   
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