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NO153:毘沙門の瀧からの名水

  剣山 184-uuu


二重かつら橋から元の剣山登山口まで戻り、帰宅の道沿いに在るであろう「毘沙門の瀧からの名水」を目指して車を進めた。途中連れ合いの要望に応えて温泉が有れば立ち寄ると約束の元・・・
「毘沙門の瀧からの名水」は帰路に利用する美馬ICに行くR438沿いの名勝「土釜」付近にあるという事ダケしか分かっていなかったので、何時ものように探し回る覚悟であった。
剣山から1時間ほど走ったであろうか「土釜」の標識が見えた。そこでR438から脇道へ入って行った。
   剣山 165-vvv
この様な瀬を見ると、体がゾクゾクしてくる。
   剣山 167-www
カヌーでは落込みと言っていたのだが、この様な瀬をクリアーするとガッツポーズが自然と出るのであった。・・・という過去形で、今下れば激流に翻弄されておでこにコブを二つや三つでは済まないであろう(@_@;)、四国には大歩危小歩危の全国有数の激流コースがある。一般にはラフティングで下るコースであるが、強者のカヤッカーは、そこを下って行くのである。

誰かさんの動画を借れてきました。お楽しみください。ちなみに吾輩は「大歩危」は下った事が有るのだが、その折沈脱おでこに勲章を貰いましたとさ!(^^)!   尚、大歩危(大きな幅の渓谷)、小歩危(小さい幅の渓谷)という意味で、幅が狭い方が激流になることから、小歩危の方が難易度は上です。
   剣山 172-xxx
     徳島県指定天然記念物
         土釜
     昭和31年2月7日指定
「土釜」の渓谷は、堅硬な緑色片岩の岩層を川が横断することによって、浸食構成されたもので渓流は幅2mばかりにせかされて滝となり3段に落ちる事7m、滝つぼは、狭い釜状で、白波が渦巻き沸騰するが如し、この滝つぼを1の釜という、ついで2の釜、3の釜を通過するがいずれも岩板の底を深くえぐった深淵である。

*指定区域内の物を無断で移動又は、不要物を持ち込まない。
つまり滝壺がお釜に似ているから「土釜」とついた
剣山 176-zzz

目的の「毘沙門の瀧からの名水」はこの先に在ると阿波ナビトコロが、進んで行くと「鳴滝」が出てきたのである。
  剣山 198-az
滝の正面に繋った橋から写した写真が「見出しの写真」で滝の二分の一の長さ、全長はこの長さで、滝の名前も「鳴滝と」違いました。そこで、さらに進んで行くと
    剣山 187-au
こんな所まで登って来たが見つからない(?_?) そんなおり前方に『ジジ・ババ』(失礼)の御一行、ゲートボールの帰りの様で尋ねてみると「それは国道を下って行くと右の路肩にあるよ」と親切に教えて下さいました。お礼を言って早速引換し国道を下って行くとスグそれは現れた
   剣山 193-bt
近寄ってみると、どうもその辺から湧き出してきている様子ではなさそう(?_?)どこからかエスロンパイプで引かれているようでした
   剣山 194-pi
この裏山に毘沙門岳が在るので、どこかに滝が有りそこの湧水を引いて来ているのだろうか?
   剣山 192-gy
この名水のタンクになっている太いエスロンパイプ?の上部には○○建設と名前が書いたシールが貼ってあり、個人の土建屋さんが観光用にボランティアで町興しをしているようです。さぞ美味しい水なのではと期待に胸を大きくして(女ではないゾ)頂いてきました。その後     
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この柱に「美人の湯・剣山ゆうま温泉」書いてあるのを連れ合いが目敏く見つけて「ここにいく~」の一言で決定(*^^)vどうも最初の言葉に・・・   着いてみると、こじんまりとした温泉でした。
   剣山 195-ye
尚、ゆうま温泉の正式名は木綿麻温泉と書く、温泉は無色透明であった。その後
   剣山 199-dk
朝と同じ同じところに寄り
   剣山 204-fu
帰宅したのが23時であった。 次の日は昼まで起きれなかった・・・・・これも歳か~((+_+))

「毘沙門の瀧からの名水」でコーヒーを飲んだ評価は、今回4ヶ所の水を頂いてきたのだが、この水が一番おいしかった
独断と偏見の評価は
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_-)-☆ でした
詳しい場所は


  
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NO152:奥祖谷の「二重かずらの清水」(仮)

   剣山 151-aaa


剣山から下山して、近くにかずら橋が有るらしいと情報を得たので、予定変更してそちらの方へ向かった。
あまり広くない道を進んで行くと、先ほど登ってきた剣山が
   剣山 163-ccc
そして、今が満開の桜も
   剣山 160-bbb
新緑の中15分ほどで目的の場所に着いた。先客が多く何とか駐車場に止める事ができて、さあ出発、まずは入場料一人550円を払い
   剣山 123-ddd
階段を降りて行くと
   剣山 126-eee
二重かつら橋の男橋が見えてきます。
   剣山 127-fff
そして案内板には
   剣山 129-ggg
        二重かずら橋の由来 
 かずら橋は、祖谷13橋といわれ生活道として利用されてきましたが現在、西祖谷山村善徳と共に2ヶ所だけが残っています。
 奥祖谷かずら橋は、約800年前平家一族が讃岐志度の浦の戦に破れ、祖谷の地に逃れた後、劔山平家の馬場で軍馬の調練に、また、木挽、杣(そま)、猟師等に利用されたものです。剣山信仰のため、香川県、海部郡、高知県香美市との交易に一般生活道としても利用されてきました。
        野猿の由来
 野猿は川を渡る目的で設置された人力の索道です。川の両側にワイヤーロープを渡し、このロープに「屋形」と呼ばれる籠をつり下げています。利用者は屋形に乗り、別に渡されたロープをたぐることで屋形を前進させます。この様子が猿に似ていることから「野猿」と呼ばれ、古くは実用の交通手段として利用されたものです。
   剣山 132-hhh
屋形に乗れるという事で、まずは野猿(やえん)の方へ行く事に
   剣山 135-iii
ラッキーな事に順番はそう待たずに
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そして、我がカップルの番に
   剣山 144-jjj
動力原はモチロン「ヨメサン」私、写真係
   剣山 143-kkk
野猿からかずら橋方面の様子
   剣山 145-lll
真下の祖谷川の透明度、いや~心が癒されますな~と思っていたら、川の中ほどが一番下がっているので、そこから先は登る方向へ、「かあちゃん」1馬力では無理だとの事、写真を写すのに対面で座っていたので姿勢を変えた拍子に「野猿」がグラ((+_+)) ビックリしながら対岸へ無事到着。
この「野猿」の発祥の地は、祖谷ではなく紀伊半島の十津川地方なので、こちらはまるまる観光用デス。
で、対岸に渡っているので帰りは女橋(めばし)から
   剣山 148-ooo
いつも後姿ばかりでゴメンナサイm(__)m、「ベッピン」のためストーカーに付けられたら困るよって(^_^)/~
   剣山 147-ppp
角材だけの床、下がまる見えで結構スリル満点((+_+))そして男橋、その下には滝が見えます
   剣山 157-qqq
見出しの吊り橋も男橋で、こちらは見ても分かるように多くの人が一度に渡っていますが、かずら橋は大丈夫なのかよくよく見るとワイヤーの周りにかずらが巻いてあり安全には配慮してあるようです。

楽しく野猿とかずら橋を体験して階段を上がって来ると、正面には降りるときには分からなかった蛇口から水が流れぱなしで出ている
   剣山 124-rrr
もしやと思い案内所の職員さんに湧水かと尋ねてみると「そうだ」との事、ラッキーと予定外の天然水をゲット
   剣山 158-sss
三ヶ所目の天然水を汲んで、帰宅の途についた。

独断と偏見のコーヒーを飲んだ評価は、帰って飲んだ時は上手いと思っていたのだが一週間経たないのに味が落ちてきた・・・と言う事で
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v にしておきます
詳しい場所は

NO151:名水百選・剣山御神水

    剣山 102-dd




トンネルを抜けると、いよいよ剣山登山口リフト乗り場へ・・・その前に駐車場探しへ・・・登山口の土産物街
   剣山 058-cc
そしてリフト乗り場への広場
   剣山 057-dd
空いてる駐車場はバスのトコばかり、駐車場係員に聞くとお店の方へ行けとのこと、そちらへ行って係員に尋ねてみると、この辺は満杯だから2km先の公営駐車場しかないとの事だが、係員曰くこのお店で食事か土産を買ってくれるなら止めさせたるとの事、「背に腹は代えられない」とOKをだし誘導してもらい
   剣山 054-ff
このせせこましい所に入れてもらえた。その時刻11時前、昼飯にはチト早いのでこちらの係員に昼飯は帰ってから食べても良いかと尋ねると、係員「別に気にせんでも良いで~」との事、ど~なってるんカイナ(?_?)と思いながらも、連れ合いが「おにぎり」をその店で仕入れてきた。これで気にせずに登れるとリフト乗り場の方へ、本来はこちらから行くのが筋なのだろうが
   剣山 055-gg
釼神社の参道が登山の入口となっているが、横目で通り抜けて行った.。
剣山(つるぎさん又の名をけんざん)の全容マップを見て想像しながら読んでください。
まずはリフトに片道1030円、往復買うと1860円になり、もちろん往復を購入、しかしイイ値段下山は歩いても良いくらい(~o~)
そして15分の旅
   剣山 068-ee
そしてこの登山道を登って行きます。ワンちゃんもご主人様を引っ張って登って行きます。
    剣山 070-jj
(どこに行くのか解っているのだろうか)リフト駅から頂上までのおおよその中間地点(刀掛けの松)
   剣山 074-kk
安徳天皇が剣山山頂に宝剣を納めたとする伝説がある。登山中に従者を気遣い、枝に刀を掛け、休むように言ったことからその名が付いたとされる場所。そこから見た雄大な景色
   剣山 071-ll
休憩していると、相方の携帯が鳴り響いた。同僚の親御さんに不幸があったとか、関係する同僚に連絡せよとの事、相方さん生真面目なもんで早速電話をし出した。こりゃあかん(~_~;)吾輩はすたこらサッサ・・・とまではいかないが、先へ進んだ。
山小屋の手前には残雪が残っており
   剣山 082-nn
この辺りでは、既に相方さんのおしりを拝みながら登っていた。
頂上近くの山小屋と一緒に在る宝蔵石神社の所に着いた
   剣山 086-oo
そしてその裏には、安徳天皇が剣を納めたと言われる石が
   剣山 087-pp
この横を遠い頂上へ向けて歩きます。そこには宮尾登美子原作「天涯の花」に出て来る日本二番目の高地(現閉鎖)にあると言われる所候補の横を登って行くと
    剣山 090-rr
間もなく頂上
   剣山 091-tt
360度の展望には、石鎚山から室戸岬、瀬戸内海や紀伊半島まで見渡せるとの事であったが、見えたのは平家の馬場といわれる
   剣山 096-uu
一面ささの平原、このささを護る為木道が造られ数か所板張りの休憩所も作られていた。そこで昼飯に例のお店で買ってきた「おにぎり」を食べ、晴天の中心地よいひと時を過ごして下山することに、登る時は目に入らなかった
   剣山 089-uu
     登山大会記念ケルン碑名 
ここ つるぎさんで 第五回全日本登山体育大会開催 主管 徳島県山岳連盟 昭和36年8月23日ー27日  全国岳人参加 七百有余人
「郷土の山の石 静岡県富士山の石 北海道日高山の石 他の府県からも総数64個 故里遠く」
この平家の馬場に運び上げられ つるぎの山の頂上に 友情の石 万感胸に 手に重く
この石を基に、上に方向指示盤を 全国岳人の友情の象徴として 大会記念ケルンは建立された
      徳島県山岳連盟会長  三瀬 甫 
もあったりして、登ってきた時とは別の登山道へ下山して行った。
大劔神社に到着
   剣山 099-vv
「天地一切の悪縁を絶ち、現世最高の良縁を結ぶ」パワースポット。でここを訪れるだけでも剣山登山の価値があると巷では言われているらしい(?_?)
大劔神社の御神体「御塔石」
   剣山 108-ab
この根元から湧き出でる
   剣山 101-ww
名水百選  剣山御神水(おしきみず)
○その昔屋島の合戦に敗れた平家の一族が安徳帝を擁してこの地にのがれ平家再興祈願のため大山祇命(剣神社)へ帝の紐剣と共にこの水で禊いだお髪を奉納されたといわれています。
○この水は剣神社の御神体である御塔石の根本より湧き出ており昔より神の水として崇められています。
○この付近は石灰岩質であるためミネラル分に富んでおり長期間腐らず病気を治す若がえりの水としても知られています。
                               東祖谷村
この穴の中に水が湧いて来ている
    剣山 103-bc
相方さんが水を汲んでくれてますが、
   剣山 104-de
汲んでいる最中次から次に通りすがいの人達が水を呑んだり汲んだり、その都度交代すること20分3本のペットボトルに入れる事ができて下山、石灰岩の湧水美味しいであろうと期待を膨らましてルンルン気分
    剣山 110-ef
帰りももちろんリフト
   剣山 117-fg
順番を待っていると、バリ バリ バリと空を張り裂く音、隙間からヘリが去って行くのが見えた。何しに来たのだろ~と思いながら、我らはリフトで下って行った。
   剣山 122-ft
という事で無事「名水百選・剣山御神水」を持ち帰る事ができました。

独断と偏見の水評価は、最初飲んだ時は期待ハズレの様でしたが、数日経ってから飲んだほうが透明感のあるコーヒーの味(あっさり感)で、飲み終えた後の口の中には何かが残るような水であった。しかし、ホントのところもうちょっと期待はしていたのだが、3本ともアジは変わらず飲めたという事で
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v にしておきました。   

詳しい場所は
  
大きな地図で見る


 

NO150:剣山・見ノ越峠の命水(仮)

   剣山 007-a
5月2日、頂上近くに名水百選に選ばれている水(剣山御神水)が湧き出ているという四国徳島の剣山へ行ってきた紀行文です。
何時もながら、金なし・暇なし・余裕なし、の我が家では連休中の行動も強行スケジュール!
今回も日帰り温泉ならず、日帰り旅行となった。その上、遠出をした場合、ネタの仕込みの為に数か所回る計画を作る。
ヒジョーにハードな一日となった。しかし、湧き水4ヶ所、回れた観光スポット充実し満足な一日であった。
出発前の大まかな計画を書き出すと、AM3:00出発ー四国上陸徳島AM8;00ー剣山リフト乗り場AM11:00-あとは登山にどのくらいで頂上に登れるかによって帰りのコースは決める。最低でも温泉に浸かって体を癒して帰ってくる。というものである。
今回は珍しく3:00時に出発する事ができた。例の如く地元から高速道路に入って行ったのだが、後ろから付いてくる車もあり、やはり連休一日目だなぁ~と思いながら進めた。とっても若狭舞鶴道ではそんなに混んでいる感はしなかったのだが、中国道に入るや一気に車の流れが増えて山陽道へ入るや否や流れは有るものの車間に余裕がなくなるほど混んできた。
我らは一路神戸淡路鳴門道路へと向きを変えて行き、混雑ともオサラバして明石海峡大橋へと進んだ。
朝食を食べて来なかったので、大橋を渡ったサービスエリアに入ろうとしたのだが、標識に淡路出口と大きく書いてあったので、サービスエリアの入口は別にあるのかと通り越したが、そのまま鳴門方面に走って行った。このまま鳴門まで行きべきか、引き返すべきか・・・連れ合いが「腹減った~」の大合唱♪・・・仕方なく次の出口東浦ICでいったん下りて、再度高速に入り明石方面へ引き返し上りのサービスエリアへ入って行った。ここのサービスエリアは下りも登りも自由に行き来できるため、下りのサービスエリア内へ車を向けた。
着くと駐車場は
   剣山 010-b
満車に近い状態、車から降りてしばしの散策・・・
   剣山 005-c
みんな大橋を写していると思いきや、みんなカメラの方向は反対方向、大きな太陽日の出の瞬間、吾輩もパチリ
   剣山 002-e
その後朝食(早朝の為レストランはお休み中、コーヒーとパンで済ます)にもありつけ、連れ合いも満足顔(^_^)v
鳴門方面へ出発。尚日の出時刻は4:49との事、という事は2時間かからずに着いたという事であった。
淡路島縦断、いつも長~く感じるのだが距離にして50km前後、淡路南パーキングで休憩に入って行ったところ渋滞、抜け道にかろうじて入れたのでパスして直行、大鳴門橋を通過中下を覗くと渦潮がくっきり見えた。以前渦潮見学に遊覧船で行ったのだが、水中が覗ける船に乗って渦の中に入って行ったが、水中では泡が出ているだけで迫力も何も感じられず、結局船の上から見ていた記憶を話しながら通過、大橋を写したかったので鳴門北で一度高速を出て鳴門公園へ行ってみた
    剣山 014-f
そして四国へと
   剣山 015-g
再度高速へ戻り徳島ICで一般道へ降りて行った。時刻はたしかAM7時ごろだった。
ここからは地道で剣山まで行きますが、剣山に行くルートとしては大まかに3ルートあります。我が家から短時間で行くルートは、吉野川沿いの徳島自動車道:美馬ICから剣山へ行くルート。次に早いのは神山町を通って山間の国道438号線を走って行くルートで、一番時間が掛かると思われるルートは瀬戸大橋から高知道に入り大豊ICから国道439号線に入り剣山へと、我が家は、行きは神山町ルートで帰りは美馬ICに出て来るコースで計画を立てました。
徳島までは予定どおり、あとはチョイト間抜けなカーナビに従ってのコースを進んで行く事に、
徐々に山の中に入って行き、神山道の駅に
剣山 016-h 剣山 017-k
8時ごろなので当然道の駅はまだ開店しておらず、車もまばらな様子、この辺の山を見ると
   剣山 018-i
山肌にへばりつくように建っている住宅があちらこちらと見える場所です。この辺の街並みでもこんな感じでしたので、先がドキドキの楽しみでした。
本来なら、この道の駅近くに湧水が出ていると調べて来たのだが、そのような雰囲気はなく、地元の方に尋ねようと思ってみたがだぁ~れもいない。そのうち雨乞いの滝の道しるべが出てきた。なんでも日本の滝百選に選ばれているらしい。車で行けそうな雰囲気でしたので、時間も余裕があったので行って見る事にした。
国道438からその方向に車を向けた・・・と道幅が車一台分、対向車と出会うとヤバイなと思いながら進んで行ったが早朝という事もあってか無事駐車場に着いた。
   剣山 019-j
着いてみると先人がもう来ていた。案内板を読むと徒歩20分と書いてある、見ただけで断念!剣山登頂に向けて体力温存しておかなくては、滝はまたの機会に残して引き返す。
この辺の道はまだ『普通の道』
   剣山 021-m
爽やかな風を受けて走っていると、またまた道端に怪しげな案内板を発見「上分(かみぶん)花の隠里」隠里というだけで興味をそそる文言、その上花が付いている。これまた行って見る事に(?_?)これまた脇道へ入るや否や道が狭い。時たま待避場所も作ってある中前方を見上げれば
   剣山 031-n
山腹の一角に色とりどりの花が咲き乱れている処が目に入ってきた。あそこかなと思いながら登って行くと、地元の有志らしき方々が準備をしているとこ
   剣山 023-o
朝早いので車で来れたが、もう少ししたら駐車場が満杯になり、下の駐車場から歩いて登って来てもらわんなんとの事ラッキーであったようである。受付で何がしかの募金をして順路へ
   剣山 028-p
色とりどりのサツキが満開、前回書いた雲岩寺公園もこの様にもう少し色が欲しいところ、と思いながら見て歩いた
    剣山 026-q
そして奢莪園の標識を行くと 
   剣山 022-r
一面シャガの花が一面
   剣山 030-s
そして剣山へ向けて進んで行った。奥に進むにつれて国道とは名ばかりの山道になって行った。
   剣山 032-t
剣山までには二つの大きな峠を越えなければなりませんでした。その一つ川井峠
   剣山 036-v
この峠はしだれ桜が有名らしいのですが当然時期は過ぎています。この神社の名前「白い神様神社」だそうで面白い名前の神社もあるもんです。時間と体力の関係で御参りはパスでした。そこから遠方に剣山
   剣山 035-u
この峠を下りて次の見ノ越峠に入って行きます
   剣山 038-w
チョイト見にくいが、上の方へ道が続いています。この峠を登って行くと
  剣山 041-aa
側壁から勢いよく水が出ているのを発見(^_^)v
   剣山 040-z
すぐさまポリ容器に頂く。名前が書いてないので勝手に命名「見ノ越峠の命水(めいすい)」と・・・神山・道の駅近辺で汲んでくる予定がボツになり、代わりに汲む事ができたので、予定通りの目標達成が現実味をおびてきた・・・が、現実はまだ一ヶ所しか汲んでいなかった^_^;
ルンルン気分で登って行くと
   剣山 046-bb
岩をくりぬいて道を作ったところに出くわした。珍しいのでハイパチリ
   剣山 053-cc
そしてこのトンネルを抜けると、目的の剣山登山口へ

という訳で、第一本目の水の感想は、あまり特徴を感じ取れないあっさりとした水でした。
独断と偏見の水の評価は
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)vでした

詳しい場所は、大体この辺

大きな地図で見る   

      
  

NO149:雲岩公園に湧く「あか池の湧水」

雲岩 056-a
我が町与謝野町の岩屋区にある雲岩公園つつじ祭に行き、偶然に発見した湧水です。上の写真は、その時のイベントに出演していた町のシンボルゆるキャラ「まめっこまいちゃん」デス
「まめっこまいちゃん」の説明、旧加悦町の時、京豆腐藤野の工場進出に伴い、製造過程で発生する「おから」を利用して有機肥料を作る第三セクターの工場を立ち上げ、現在は其の肥料を使用したコメ作りを町内の農家の方々が取り組むなかで、その米をアピールするために商工会青年部が生み出したそうです。其の肥料を使って作った丹後のコシヒカリが「特A」を受賞しているとの事(^_^)v
   雲岩 069-p
そして雲岩公園のつつじを下界から眺めたワンショットです。
で、雲岩公園とは
   雲岩 062-o
     雲岩寺略記
当寺は天平年間(750頃)法道仙人に依り修験道場として開基されたと伝えられる。
後、真言宗雲厳寺として鎌倉時代より七堂伽藍を備えてから大いに繁栄して、毘沙門信仰の信者が近在はもとより遠来のの参詣で賑わった。
然し、大永5年(1525)兵火により一宇を残して全山灰燼に帰したが、諸仏像は持ち出し洞窟に入れて難を逃れた。
時は、戦国の世から織田信長の時代へ移行していく中で、宗の寺院は復興できなかったとものと思われる。
其の後、江戸期になり貞亨三年(1686)宮津 国清寺より傑僧黙澤和尚が入山し、臨済宗妙心寺派に改宗岩屋山雲岩寺となり、復興に努力されたが諸仏像を修理するのが精一杯で堂宇の建立迄は出来なかった。
往時の金堂跡にある宝筐印塔は、永仁二年(1294)の建立で三米三十六糎あり丹後地方最大のものである。
又、天王堂に安置してある地蔵菩薩坐像(鎌倉期)及び毘沙門天立像(室町期)並びに、持国天立像と増長天立像(共に南北朝期)は、野田川町文化財に指定されている。
寺は衰徴したが現在は山つつじの名所で、京都百景の一つとして春は賑わっている。
 昭和63年5月    岩屋区  岩屋郷土史研究会
      贈  池田絹織
公園全景
   雲岩 110-t
お祭りしている広場、絞り失敗
    雲岩 059-ji
この階段を登って行きます
雲岩 063-sk
この鳥居をくぐって行きますが、あくまでも雲岩寺なのです。
   雲岩 108-t
その奥には岩清水という名の水貯め小屋がありますが、飲めるような水ではありません。しかし、さてはどこかで水が湧いているかもと期待を持たしてくれた処デス。
登って行く途中、見上げると大きな石の上に稲荷堂が見えてきます
   雲岩 049-qw
写真の構図がわるいですが、稲荷堂の入口
   雲岩 044-rt
稲荷堂の欄干から見た下界
   雲岩 046-gg
 さらに登り、頂上付近に近づくと東屋があり展望が一段とひらけていた。
   雲岩 025-fd
その奥には、金堂跡と思われる礎石が残っています。
   雲岩 026-wq
15世紀前半の遺物らしいデス。さらにその奥に
   雲岩 024-kl
雲岩寺と言われる由縁の大岩ですが、中心の白いボカシは霊が写っている・・・・・
   雲岩 018-yy
こちらにも・・・・・・と思いきや、レンズが汚れていました^_^;
この大岩を雲岩(くもいわ)と言い、文殊菩薩を警護する毘沙門天が乗ってきた雲が岩となった伝説が残ってる。その岩に登ってみると
   雲岩 014-ft
岩の縁に
   雲岩 016-ll
磨崖仏があります。元禄3年(1690)らしき字が彫られている。その岩の上に立つと最高の見晴らしに(^_^)v
   雲岩 019-ssa
そして、雲岩の下の窪みには
    雲岩 008-rw
弥勒菩薩坐像が、これもまた元禄13年江戸時代中期の作だそうですが、風雨にさらさず表面は300年前のものとは思えない美しさが残っていました。
又広場の一角には
   雲岩 028-wd
  雲岩 061qp
与謝野町指定工芸品  雲岩寺の宝篋印塔  昭和62年10月12日  
 雲厳寺は、一説には法道仙人によって開基された真言系の寺院として始まったとも伝わっていますが、創立年代等は明かでありません。また、戦国期の大永五年(1525)に建物が焼失し、この時に中世期の雲厳寺の歴史は途絶えたとも言われています。その後、江戸時代に黙澤和尚によって臨済宗妙心寺派の寺院として再建されました。
 この宝篋印塔は、山頂付近にある中世期の雲厳寺の伝金堂跡の南にあります。年代等が記載されていないため詳細は明らかではありませんが、総高336cm、鎌倉時代の意匠を残す中世期の大型の宝篋印塔は、雲厳寺の繁栄を伝える遺品として高い歴史的価値を持っています。
・・・と言う事で、町内に住んでいながら初めて登る雲岩寺、再考した出会いでした。
頂上も征服したので下山することに、
   雲岩 031-piy
すると下山途中に「あか池」の看板が
   雲岩 029-tgb
日本昔話にも「あか池さん」の民話として残るこの池はどんな日照りが続いても水が枯れた事がなく昔から雨乞いの池として言い伝えられています。あか池とはこんこんと清水のわき出る池という事です。(補足:おそらく「あかいけ」とは「閼伽池」の事ではないかと、仏教用語からくる)
これは吾輩の求めていた湧水と関係がアルカモ(?_?)という事で行って見る事に!!
そこから50m程下って行くと見えてきました。
   雲岩 084-wa
もう少し大きな池かと思っていたのだが、近づいて覗いてみると
  雲岩 005-hk
イモリがビックリしたのか落ち葉の中に、しかし水はキレイだ!
しかし、この水を汲むには抵抗がある。で、ここに水が湧いているという事は、近辺にも湧き出しているかもと探して見ると僅かではあるが発見(*^^)v・・・一週間後
   雲岩 075-rrt
寝ずに考えた結果の水汲み方法(^_-)-☆、しかし、ペットボトル1本汲むのに約10分、三本持って行ってたのだが挫折((+_+))
後から聞いた話だが、「あか池」をかき混ぜると大雨が降るという、そのせいか1週間後のその日は汲み終えるると雨がパラ突き出した。
マタマタ、時間を祭に戻して、「あか池」には後程汲みに来る事にして、山を下りていった。
途中天王堂があり(一週間後の様子)
   雲岩 105-ss
つつじ祭りのときは御開帳され、中には
   雲岩 040-ff
木像地蔵菩薩坐像(鎌倉時代)や
   雲岩 039-ljg
室町時代の毘沙門天立像(室町時代)中央と増長天左と持国天右(平安時代の様相が伺えるとの事)が安置されており
写真の写りが悪く出ていないが、役の行者像(江戸時代)も有りました。
天王堂の前の桧を見ると、根元から3mほど樹皮が剥いであり
   雲岩 102-jjk
鹿が食べたにしては高すぎるし(?_?)なんでだろ~と想いながら祭に合流して行った。

で、独断と偏見の水評価は、先入観(落ち葉の中から湧いている)が強かったのか、美味しく感じ取れなかった
(^_^)v (^_^)v (^_^)v

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