NO132:旧園部町黒田の「熊野神社の御神水」

秋のレクレーションに京都府瑠璃渓公園とるり渓温泉及びイルミネーションへ行こうと、久し振りに我が連れ合いを水汲みに連れ出すことに成功。
そのるり渓へ行く道中に熊野神社と摩気神社に湧水があるという情報を入手、行く事にした。
まずは熊野神社へ、ヤフーの地図で検索すると名前が出ている。神社なのですぐ分かるだろうと現地へ到着。

一段高い場所に、太陽工業という大きな工場が、おそらく東京ドームのテントを作った会社ではと思いつつ、そこを曲がり集落の方へ、地図ではこのお寺の近くなのだが

神社の気配はない!そのまま集落の中へ、車から荷物を降ろしておられた方に尋ねてみると地元のものでないという^_^;
さらに進み、おじいさんが日向ぼっこをしておられたので尋ねてみると耳がとぉ~いい、車から降りて大きな声で尋ねてみると、快く教えてくれましたが、やはりお寺の前の道を上がって行くとの事、再度引き返し、車を降りて探してみるとらしき道が有りました。

参堂が竹ぼうきで綺麗に掃かれていた。奥には鳥居も見えました。この熊野神社の水は、源流から流れてきた水が手水舎に入っているとの事、地元の方たちが毎日参道をお掃除される程大切にされている神社と思い込み、期待がますます膨らんできた。
ここで話はそれて、一月ほど前「コウノトリ」が我が家の近くの田んぼに来ていると写真を出しましたが、今回またもや近所の香田という地名の田んぼに(お酒の名前にもなっている美田?)つがいで飛来してきたところを写しましたのでアップします。

元に戻り再開
紅葉が色付きだした参堂を

登って行くと、石段へ

素朴な石段を息を切らせて上り詰めると

済度鳥居が、その奥に

これも質素な拝殿(氏神を祀る神社の拝殿はこんなもの)、その奥に本殿が

幕と提灯で飾り付けが、何か普通とちがう・・・肝心な手水舎は・・・

うにゅ~水が泥水、なにかおかしいと思っていたら、一人村人が参拝に来られた、話を聞くと、今日は収穫を感謝する日との事、こんなものを置いて

おそらくお米が入っているのだろうが、お供えして帰って行かれた。 (ホントは怪しい二人連れが・・・確認の為かも)
それで、参道が綺麗に掃かれたり、手水舎の泥を上げて掃除をされていたのだとガッテン!!
それにしても、この水では

ナンボ吾輩でもこの水を持って帰るわけには^_^;
ところで、源流の川とやらは?

もしかしてコレ? 源流と言えば源流だが、水は湧水というよりか伏流水がここから

にじみ出ていると言った方がよい様な水量、しかし我が連れ合い、根性で溜まっている上澄みを掬って入れると奮闘?し出した。

どうにか一本分入れたのだが、ペットボトルをすかしてよ~く見てみると微細な浮遊物がういている。あまり気が進まないが、捨てようと言えば何を言われるかわからない、そちらの方が恐ろしいかも(?_?)
これが溜まり水デ~ス

お見せするような代物ではございませんが、写真より実際は綺麗なのです(^_^)/
汲み終えたら、相方さんすたこらとコンテナを持って降りて行った。

コンテナの中には、8本中1本水が入っている。
ところで、熊野神社とは「熊野権現」を祀っているのだが、この神社の御神体は、おそらく水が湧いて来ている山林ではなかろうかと、昔の村民は米など作物を作るのに大事な水を祀る事で豊作を祈願してたのだろう。・・・と勝手に想像してみた。
本来は摩気神社に行句予定なのだが、時間の都合上るり渓へ行く事に

るり渓は、渓流の中の遊歩道とるり渓谷の縁を車道がはしっています。我々(2人)は下流の公園に車を置いて、遊歩道で上流まで登り、帰りは車道を歩いて降りてくる予定で出発した。コースの距離数は鳴瀑という滝から渓流歩道まで1Kそこから上流のダム湖(通天湖)までが2Kらしい。
まずは、鳴瀑


滝の裏が空洞になっており、音がすることからこう呼ばれている。いつも豊富な水が滝となって見事な景色を見せている。滝の正面には休憩所もあり、ここからの眺めはまた格別。雨乞いとして地蔵をくくり滝壺に沈めたという古事がある。
(この鳴瀑は日本の音風景100選に選ばれた、るり渓の顔ともいえる景勝地である。
その上には
千秋澤が「紅葉の時期には、両岸の紅葉が水面に映り、また落ち葉が一面に敷いたようになり美しい澤である。」

まさに今日がそのような日であった。
そこから、遊歩道入口までは車道を登り

案内標識が来れば、車道と遊歩道の分かれ目です。ここから渓流へ

スタイルは一著前に力が入っています(*^_^*)

たいとう泉:滝の水しぶきによって美しい滝ができるといういみ
渓流らしい場所に入ってきました。

紅葉もチラホラと

かっきゅ潤:龍の水飲み場という意味で、サンショウウオが済んでいると言われている
そしてきれいな紅葉

一面こんな風景を期待してたが・・・思ったほど・・・、るり渓中ほどにトイレの完備した休憩場所が
双龍媛:雌・雄の龍が水中に泳いでいる深い淵という意味、別名「なたふち」とも呼ばれ、白いウナギがナタを吸いこんだという伝説がある

この吊り橋を渡れば

道の駅で買ってきた、「おこわ」と「五目御飯」と大福、各一個の為「わけわけして」楽しいお昼にしました(*^_^*)
この休憩場のすごいとこ

自然を大切に(^_^)/

玉走盤:岩の上を流れる水が、まるで盤上を転がる玉のようで美しい
さらに

玉嘗灘(ぎょくしょうたん)

そしてこの先で奇遇が(@_@;) 愛称「ポンさん」地元の知る人ぞ知る(あたりまえか)夫婦とばったり出会ったのである。
思い起こせば、昨年末琴滝のイルミネーションを見に行った時、地元のお友達に出逢った。どうしてイルミネーションを見に行けばこんな事が起こるのかな(?_?)。

浣紗瀬:(かんさせ)平で大きな岩が並ぶ浅瀬で、ここを水が流れ落ちて小さな滝を作っている様子が、うす絹を洗いすすいでいるように見える事からこう呼ばれる。

るり渓とは:南丹市園部町の南西部、大阪府、兵庫県に隣接する場所にあります。標高340m~530mほどの起伏の緩やかな山地にできた渓谷で、国の名勝地にも指定されている京都府立自然公園です。
「るり」とは紫色をおびた紺色の宝石のこと。もとは滑(なめら)石と称しましたが、明治38年に船井郡長 三宅武彦氏が西本梅村埴生小学校長竹内源太郎氏とこの地に遊び、その美しさに感動して、改めて「瑠璃渓」と命名したといわれています。その後、来遊した知名氏が滝や岩を12勝として命名しました。
およそ四キロの散策コースには、12勝を含む大小さまざまな滝や岩が、四季それぞれに変化する両岸の木々や花とマッチして、見事な自然美を演出しています。平成8年には環境庁の「残したい日本の音風景百選」に選ばれました。
そろそろ終点に到着するころ

千幻瀑(せんげんばく):大きな岩を流れ落ちる飛瀑で、階段状になった岩である。滝が何段にもなって流れ落ちていく様子には圧倒される。
会仙厳(かいせんがん):その大きな石で、仙人が大勢集まって、滝の流れ落ちる水に杯を流して曲水の宴を楽しんだ大きな岩と言われている。
梢の間から滝が・・・と思いきや通天湖のダムの水であった。そして、沿って走っている車道へ登り

帰りは、車道を歩いて下って行ったのだが、こちらの方が紅葉は楽しめました。

さらに

という訳で、車に到着したのが2時過ぎ、るり渓温泉へは早すぎるので、予定通り摩気神社へ水汲みへ
熊野神社の御神水の水評価は、浮遊物が浮いてあまり気が進まなかったが、ここで飲んでみなければ水汲みマンの名がすたると、意を決して飲みました。しかし、よく考えてみると、濾過式のコーヒーを点てて飲んでいるので、浮遊物はコーヒーの粉の中にとどまるから別にどーちゅうことはないのかも、でも、先入観は捨てきれなかった。
という訳で、独断と偏見の評価は、ふつうに飲めたが・・・
(^_^)v (^_^)v (^_^)v にしておきます。獣のおしっこが混ざっているかも^_^;
詳しい場所は
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