NO63:縦貫道大江山隧道の「鬼の命水」(仮)
今回は、宮津市上宮津にある京都縦貫道大江山トンネルから湧き出している、「鬼の命水」吾輩が勝手に付けた名前ですが・・・
この湧水を知ったのは、この記事がキッカケでした。

我が自称湧水評論家?としましては、早速トンネル内から出てきている湧水を試飲したくなるのは当然である!
すぐさま、この新聞社の支局にメールで場所を知りたいと送ったのですが、返事がいつまでたっても帰ってこない、ちょうど我が家に配達しているなじみの販売店主にそのことを話す機会が有り、対応の悪さを訴えると即こちらから連絡を取ってみますとの実に良い反応を示してくれた。数日後新聞社の支局長なる人物から、メールが入ってきた。さすが販売店と思い読んでみると、現地は放水されている処が高く危険なため行くのはよしてくださいというような内容のメールでした。
・・・これではラチが空かないと思い、とりあえず自分で思い当るところを探してみる事にした。
宮津市内から福知山市大江町に出る街道の普甲峠(大江山スキー場)の登り口付近に白羽の矢を当て、その付近を探してみる事に、

写真のトンネルの上が京都縦貫道なのでとりあえずこのトンネルをくぐって行ってみた

そしてトンネルをくぐって少し行くと道が分かれ標識が立っていた

元普甲道 茶屋が成まで2km と書かれている さらに古い標識も立っていた

ここまで上がってくると、水の気配がしなくなったのでこの先車で行くのも不安になり引き返すことに、麓の家に立ち寄り聞いてみる事に 「新聞記事に出ていたトンネル内から出てきている湧水の場所教えてくれませんか」と尋ねたところ、この上の方で水は汲めないのでは」との返事、「この近くにも宮福線大江山トンネルから湧き出ている水が出てきているが、村おこしのために・・と思って水を調べてもらったら大腸菌が検出されたので断念した」
と教えてくれた、大腸菌ぐらいならコーヒーを飲むには水を沸騰させるのだから大丈夫と思いその場所に、

これがトンネル内から出てきている水で、

その上に在る宮福線大江山トンネル入り口ですが、中を覗くと鉄粉やら油の混ざったようなすすがトンネルの壁にへばりついていた。そして、列車のトイレは今はどうか知らないが以前は垂れ流しだったとか・・・そんなことを思っていると、水ももらって帰るのがいやになり、それは断念^_^; その日はそこで中断することに
・・・で、半分あきらめかけていたのですが、下見に行った数日後縦貫道を走る機会が有り、トンネルに入る手前を注意しながら走っていると、ちらっと新聞に出ていた放水らしき水が見えたので再度気分が盛り上がり湧水を探しに行く事にしました。
当日ダメもとで、コンテナ一個も持参して行く事でやる気満々での出発、前回分岐点であきらめていた所からさらに車一台通れるぐらいの道を登って行く事にしました。
心細い気持ちを押さえながら進んで行くと、新聞の記事の写真の場所に出て行きました。

見た時に、新聞社が教えてくれた通り川が有りこりゃダメだわ・・と一瞬思ってしまったが、じっくり見渡すと上流の方に橋が架かっているではないか!これならいける!とルンルン気分

橋を渡って行くと土手に人が歩いた足跡がついている、誰か水を汲みに来ているのかな~と

結構この土手を歩いていくのも大変だったのです。
写真では足跡は判らねえダ(?_?)
放水口の全景で、

コンテナの横に片手鍋が有りますが、これで水を掬いました。

湧き水の出口、思っていたより自然的?かな 一度水ために入ってから放流されます

で谷川へ

で、コンクリート壁が150cmぐらいの高さが有り、上から水を掬う事が出来ず、放流口から覗きこんで片手鍋でスクイ漏斗でペットボトルへ入れました。放流口の土管の横に生えている草や水垢が気になりますがそこは目をつぶって大江山の腹の中を流れていたであろう地下水を無事頂きました。
帰りに車で行けるところまで登ってみました。

右の地道は元普甲道でここを登って行くとスキー場へ行くのでしょう

次に、上宮津の名所の見物に、知る人ぞ知る(アタリマエ)今福の滝に行ってきました。
上宮津のバイパスを走っていると地元の有志が書いたと思われる案内板が立ててありました。

この案内板から宮福線の上の山を見ると

僅かに滝が見えます。北近畿の有名な天滝にも勝るとも劣らない・・・滝デス

宮福線のトンネルをくぐって今福の集落を過ぎて登って行くと川が合流したところに行きます。

右が今福川で左が滝川です。近くでお仕事されていた方に今福の滝に行く道を尋ねた際に、昔今福川の水を酒造りに使うために汲みに来て、よく地元に酒の粕をくれた話をしてくださいました。なぜか滝川の水はダメだったらしいとの事、お礼を言って車一台が通る道をさらに登って行くと右手に八部落ちした葉桜になる前の綺麗な桜の木が見えました。後から地元の人に聞いたら水源地の跡らしかった。

そこから少し行ったところに道を遮断する鉄の扉が設置してあった。

ここ2~3年前から獣対策にこの地方ではこのような鉄柵が張り巡らされています。以前は電気柵でしたが役に立たないのか、最近はこのような背の高い柵になりました。しかし、猿には通用しないようです^_^;
それから林道に入りしばらく進むと車2~4台ぐらい止めれる駐車場が有り、そこに車を置き「今福の滝」標識に沿って進みます。
車は、真直ぐ行くと川の土手に止めれる場所もあります。とりあえずこの橋を渡って登り始めました。

途中「私たちの約束事 ごみのポイ捨て 落書き禁止 きれいにしよう みんなの街とあなたの心 ペットのふん放置禁止 歩行喫煙はやめよう」の標語の書いた板が・・・
次に滝神社と今福の滝150mの標識が設置してあります。
右に行くと滝神社に着きます

その後ろを進んで行くと、滝つぼにログハウスが建っていました。

滝つぼ付近から見た今福の滝デス

そこから、滝の展望台へ上がっていく途中に咲いていた桜

展望台から見た「今福の滝」

この展望台まで来るのに老体に鞭を打って上がってきたのだが、さらに150m上に一の滝があるという。上がって行く事に

そして、今福の滝のてっぺんです

思いもよらずハードな山登りであったが、滝も思いのほか良い滝であり満足で爽やかな気持ちで下山することが出来ました。
帰りには親子ずれに出会い挨拶を交わしての旅の終りとなりました。
で、「鬼の命水」の評価は、飲みだして一週間ほどして腹痛が起こり「鬼の命水」が原因か、滝登りで疲れて風邪の菌が腹に入ったのかどちらかわからないが、医者に行く羽目になり大変でした。
自然水で、昔から地元の人たちに愛されて現在まで守られている名水は安心して飲めますが、今回のように未知な水の場合「気を付けて飲まなければいけません」・・・まぁ勉強したと思って諦めます。
という訳で、「鬼の命水」の評価は、ミネラルを含んでいるようなコーヒーの味でした。が五つ星までは?独断と偏見の
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v でした。
詳しい場所は
つづく
この湧水を知ったのは、この記事がキッカケでした。

我が自称湧水評論家?としましては、早速トンネル内から出てきている湧水を試飲したくなるのは当然である!
すぐさま、この新聞社の支局にメールで場所を知りたいと送ったのですが、返事がいつまでたっても帰ってこない、ちょうど我が家に配達しているなじみの販売店主にそのことを話す機会が有り、対応の悪さを訴えると即こちらから連絡を取ってみますとの実に良い反応を示してくれた。数日後新聞社の支局長なる人物から、メールが入ってきた。さすが販売店と思い読んでみると、現地は放水されている処が高く危険なため行くのはよしてくださいというような内容のメールでした。
・・・これではラチが空かないと思い、とりあえず自分で思い当るところを探してみる事にした。
宮津市内から福知山市大江町に出る街道の普甲峠(大江山スキー場)の登り口付近に白羽の矢を当て、その付近を探してみる事に、

写真のトンネルの上が京都縦貫道なのでとりあえずこのトンネルをくぐって行ってみた

そしてトンネルをくぐって少し行くと道が分かれ標識が立っていた

元普甲道 茶屋が成まで2km と書かれている さらに古い標識も立っていた

ここまで上がってくると、水の気配がしなくなったのでこの先車で行くのも不安になり引き返すことに、麓の家に立ち寄り聞いてみる事に 「新聞記事に出ていたトンネル内から出てきている湧水の場所教えてくれませんか」と尋ねたところ、この上の方で水は汲めないのでは」との返事、「この近くにも宮福線大江山トンネルから湧き出ている水が出てきているが、村おこしのために・・と思って水を調べてもらったら大腸菌が検出されたので断念した」
と教えてくれた、大腸菌ぐらいならコーヒーを飲むには水を沸騰させるのだから大丈夫と思いその場所に、

これがトンネル内から出てきている水で、

その上に在る宮福線大江山トンネル入り口ですが、中を覗くと鉄粉やら油の混ざったようなすすがトンネルの壁にへばりついていた。そして、列車のトイレは今はどうか知らないが以前は垂れ流しだったとか・・・そんなことを思っていると、水ももらって帰るのがいやになり、それは断念^_^; その日はそこで中断することに
・・・で、半分あきらめかけていたのですが、下見に行った数日後縦貫道を走る機会が有り、トンネルに入る手前を注意しながら走っていると、ちらっと新聞に出ていた放水らしき水が見えたので再度気分が盛り上がり湧水を探しに行く事にしました。
当日ダメもとで、コンテナ一個も持参して行く事でやる気満々での出発、前回分岐点であきらめていた所からさらに車一台通れるぐらいの道を登って行く事にしました。
心細い気持ちを押さえながら進んで行くと、新聞の記事の写真の場所に出て行きました。

見た時に、新聞社が教えてくれた通り川が有りこりゃダメだわ・・と一瞬思ってしまったが、じっくり見渡すと上流の方に橋が架かっているではないか!これならいける!とルンルン気分

橋を渡って行くと土手に人が歩いた足跡がついている、誰か水を汲みに来ているのかな~と


結構この土手を歩いていくのも大変だったのです。
写真では足跡は判らねえダ(?_?)
放水口の全景で、

コンテナの横に片手鍋が有りますが、これで水を掬いました。

湧き水の出口、思っていたより自然的?かな 一度水ために入ってから放流されます


で谷川へ

で、コンクリート壁が150cmぐらいの高さが有り、上から水を掬う事が出来ず、放流口から覗きこんで片手鍋でスクイ漏斗でペットボトルへ入れました。放流口の土管の横に生えている草や水垢が気になりますがそこは目をつぶって大江山の腹の中を流れていたであろう地下水を無事頂きました。
帰りに車で行けるところまで登ってみました。

右の地道は元普甲道でここを登って行くとスキー場へ行くのでしょう

次に、上宮津の名所の見物に、知る人ぞ知る(アタリマエ)今福の滝に行ってきました。
上宮津のバイパスを走っていると地元の有志が書いたと思われる案内板が立ててありました。

この案内板から宮福線の上の山を見ると

僅かに滝が見えます。北近畿の有名な天滝にも勝るとも劣らない・・・滝デス

宮福線のトンネルをくぐって今福の集落を過ぎて登って行くと川が合流したところに行きます。

右が今福川で左が滝川です。近くでお仕事されていた方に今福の滝に行く道を尋ねた際に、昔今福川の水を酒造りに使うために汲みに来て、よく地元に酒の粕をくれた話をしてくださいました。なぜか滝川の水はダメだったらしいとの事、お礼を言って車一台が通る道をさらに登って行くと右手に八部落ちした葉桜になる前の綺麗な桜の木が見えました。後から地元の人に聞いたら水源地の跡らしかった。

そこから少し行ったところに道を遮断する鉄の扉が設置してあった。

ここ2~3年前から獣対策にこの地方ではこのような鉄柵が張り巡らされています。以前は電気柵でしたが役に立たないのか、最近はこのような背の高い柵になりました。しかし、猿には通用しないようです^_^;
それから林道に入りしばらく進むと車2~4台ぐらい止めれる駐車場が有り、そこに車を置き「今福の滝」標識に沿って進みます。

車は、真直ぐ行くと川の土手に止めれる場所もあります。とりあえずこの橋を渡って登り始めました。


途中「私たちの約束事 ごみのポイ捨て 落書き禁止 きれいにしよう みんなの街とあなたの心 ペットのふん放置禁止 歩行喫煙はやめよう」の標語の書いた板が・・・
次に滝神社と今福の滝150mの標識が設置してあります。
右に行くと滝神社に着きます

その後ろを進んで行くと、滝つぼにログハウスが建っていました。

滝つぼ付近から見た今福の滝デス

そこから、滝の展望台へ上がっていく途中に咲いていた桜

展望台から見た「今福の滝」

この展望台まで来るのに老体に鞭を打って上がってきたのだが、さらに150m上に一の滝があるという。上がって行く事に

そして、今福の滝のてっぺんです

思いもよらずハードな山登りであったが、滝も思いのほか良い滝であり満足で爽やかな気持ちで下山することが出来ました。
帰りには親子ずれに出会い挨拶を交わしての旅の終りとなりました。
で、「鬼の命水」の評価は、飲みだして一週間ほどして腹痛が起こり「鬼の命水」が原因か、滝登りで疲れて風邪の菌が腹に入ったのかどちらかわからないが、医者に行く羽目になり大変でした。
自然水で、昔から地元の人たちに愛されて現在まで守られている名水は安心して飲めますが、今回のように未知な水の場合「気を付けて飲まなければいけません」・・・まぁ勉強したと思って諦めます。
という訳で、「鬼の命水」の評価は、ミネラルを含んでいるようなコーヒーの味でした。が五つ星までは?独断と偏見の
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v でした。
詳しい場所は
つづく
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