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NO14:尉ヶ畑の名水「長寿の水」

「奥山の清水」に続き、尉ヶ畑という同じ地区内にある湧き水です。
同じ地区といっても、国道で二分されている尉ヶ畑ですが、この湧き水がでてきている水系もそれぞれの山並みから深く潜った雨水が何年の歳月を経て出てきているかは定かではありませんが、美味しい水を我々に提供してくれている事に感謝 m(__)m
ところで、NO7で書いた福寿の水もタンタントンネルを抜けた但東町の同じ山ですので、この辺の山並みは保水力が大きい事と、地下岩石が地下水を通しやすい性質の物なのでしょうかね?
奥山から国道に出てタンタントンネル方向へ向かって少し行くと久美浜町の布袋野か市野野か忘れたがそこへ行く標識があり、そこを右に曲がり路地のような道に入って進むこと500m程で着きます。この道をまっすぐ行くと久美浜の市野のを通り再度峠越えをすると豊岡市内に繋がっており、昔の街道跡ではないかと想われます。
名水「長寿の水」は朽ちかけた小屋の中にあり、まさに湧き水そのものという代物です。最近の湧き水の汲み場所は整備されていて取水口がエスロンパイプやその他もろもろの物で作って在りますが、ここの湧き水は周りが粘土質の石の隙間から湧き出ている水が石を伝って出てきています。その水を受けるか、下に水瓶の様に溜めてある水をすくって容器に入れるようにしてあります。
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私はペットボトルに入れるので水を直接入れるようにしているのですが、これがやりにくく、写真のお地蔵さんの前に少し出っ張っている石が見えると想いますが?、その石に足をかけて入れなければならない、其の格好が入れていると辛くなってきて大変、其の上大きなペットボトルの場合下に溜めてある水の中に底を押し込んで入れなければならないので尚更です。溜めてある水を汲んでも良いのですが、ヤハリ出来立ての水に限りますよね(^o^)/
そこの水溜めの中央にはエスロンパイプで取水口のような物があり、地元の飲料水として利用されているようでした。ので、もらいに行かれる方はくれぐれも溜めてある水を汚さないように注意していただいてください。また、小屋の後ろの山はなだらかな谷になって広葉樹が生えているさまは、水が集まりやすい地形に成っているようです。     P8280001-3.jpg     P8280005-4.jpg
今回は「奥山の清水」と「遊び石」散策がメインであった為、「長寿の水」近辺の名所旧跡を調べずにきましたが、ブログを書く上で何か題材となる物が無いかと、まずは久美浜「市野々」へ峠越えをしましたがさして書くにたる様なものは無く、タンタントンネルへ向けて帰路に着き何か無いかな~と物色しながら走っていると、ありました、有りましたトンネルの手前カーブを回った土手に「朝日公園巨石の権現さん」と書いた立て札が目に付きました。シメタと思い早速探索に登る事にしました。
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上っていくとチョットした平地を公園に整備した中に東屋と其の奥に社らしき建物がありました。P8280008-7.jpg
写真の看板に説明が書いてあるとおり、公園の奥にある神社の中には烏帽子のような巨石が鎮座しておりました。
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今でこそトンネルが掘られて丹後と但馬を結ぶ道も立派になりこの神社も簡単にこれるようですが、以前は歩いて山越えの道程度は有ったのでしょうが人家からだいぶ離れていることもあり、ホント山奥に地元の人達が大切に祀ってこられたことが偲ばれます。
という事で、私も初めてお参りできたことと書くあてができてルンルン気分の収穫の多いい一日でした。

で本題の水の味ランクは、「奥山の清水」の水より少し軟らかくコーヒーもより美味しくいただけたのですが、ある日嫁さんから水に何か浮かんでいるデェ~と言われ、ペットボトルをひっくり返してヨクヨクみるとオラオラのような物が浮かんでいました。こんなこと初めて(~_~;)そのせいかどうか腹がゆるむ~と言われました。ナノで本来は四☆をあげたいところですが
独断と偏見の水の味ランクは
(^_^)v (^_^)v (^_^)v にしました。

詳しい場所は


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NO13:奥山の清水

この湧き水を汲みに行ったのは今回で三度目になります。
他にも湧き水の美味しいところもあるのですが、今回は、水の取材とこの地区山頂にあるといわれている「遊び石」を見学に行きたかったのです。なぜ今なのか、近年里山には熊の出没が相次ぎ、この地区がある久美浜町は以前 熊野郡といわれただけあり熊が多いと以前ここに水を汲みに来た時に地元の方から聞いていたのである。まぁ、その時は秋だったこともあったのかもしれませんが、1人で登るにはいたって出没が少ないであろう夏場を待っていたのです。「奥山の清水」はNO7で書いた「たんたんトンネル」を過ぎて京丹後市、尉ヶ畑(ジョウガハタ)地区の奥山という村にあります。当日は早朝ということもあり誰も来ていないであろうと思っていたところ、熟年の婦夫が先に来ておられた。ゆっくり汲んでくださいと世間話をしている中で、何でも朝早く起きて兵庫の西宮から来られたとの事。以前「切畑の清水」を汲みに行った時に聞いた大阪・・・方面からも汲みにこられるということがホンマかいなと思っていたところ、現実に西宮から約二週間に一度は来ているとの言葉を聴くとやはりアノ言葉は真実だったと実感した。そういう私も、一度だがサントリーの工場がある大阪の島本町の水無瀬神宮内にある昭和の名水百選に選ばれています「離宮の水」を汲みに行ったことがあります。サントリーがあるところの湧き水だからさぞかし美味しいと思い行ってきました。
「奥山の清水」は以前汲みに行った時は行列ができていたので、イロイロな方と水談議をしている中で、ここの水はアトピーの子に飲ませている人がいると聞いたことが記憶に残っています。
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「奥山の清水」は好きな水の一つに挙げることができますが、ペットボトルに入れるのもこの暑い夏では気持ちがイイ。今回は誰も待っている人がいないのでゆっくりと入れることができ、まずペットボトルの中を簡単に洗いそれから湧き水を目一杯入れながら、なるべく空気を入れないように水を入れながら蓋をします。このやり方が一番水を長持ちをさせるコツではないかな?と思いながら毎回しているのだが、人が沢山待っておられる時はそんな訳にもいかず簡単にして入れますので、ヤハリゆっくり入れることができるのは嬉しいものです。
水汲み場の向かいには、茶屋「あそび石」があり、地元の食材を使った郷土料理や「奥山の清水」で沸かしたコーヒーを出してくれるということのようです。私は残念ながら行けませんでしたが(~_~;)                   P7240003-e.jpg
今回の目的である湧き水の取材は無事終り、次の目的である遊び石の見学にさらに奥に向けて出発。5分ほどで、「遊び石」のテーマパーク?である奥山自然たんけん公園に到着。「遊び石」に行く入り口に当るここは、公園事務所を中心にバーべキュもできるキャンプサイトやログハウス等施設が整備されており、詳しくは奥山自然たんけん公園のHPで見て下さい。当日は子ども会であろう行事をされている様子で、遊び石の場所の事を尋ねたところ、さらに上にあがれとの事、そのまま1分程車で上っていくとログハウスが建っており、そこの駐車場にも親子の一団がおられたので再度「遊び石」の場所を尋ねると、ログハウスの間の道を上がっていくと通じる道に出ると教えてくださった。言われたとおり車を駐車場に止めて上っていくこと10分ぐらいの所でマタマタ親子の集団に遭遇、その一団はタタラの標識の矢印方向へ私は遊び石の矢印方向へ向かうことになり、後もう少しの言葉に気持ちを振り絞り老体に鞭を打ち休みながら上ること15分やっとそれらしき場所へ着きました。
それらしき場所といっても説明看板があっての事で、それがなければただの花崗岩が散らばっているぐらいと思いさらに登って行っていたぐらいの石でした。しかし、後で尋ねるタタラ跡と合わせて想いめぐらすと、その昔ここに住んでいた人々がやっていたであろう事を想い起こせることは何とファンタジーな世界であろうか。この地にその昔からこの伝説が残っていることはあながち嘘ではないのではないかと思えてきました。
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というわけで、疲れが取れたら次の目的地であるタタラ跡を目指して下山することにしました。
上ってくるときに出会った親子行事の一行が下っていかれたほうに途中で下山の向きを変え下ること約10分ほどで、タタラ跡の説明版が設置してるところに着いたがその周りを見渡しても何も無い。其処から一段高い岡に登ってみると跡らしき穴が四箇所空いていたがここぐらいしか跡らしきものはないのでそうなのだろうと自分自身に納得して後にしょうとした時にふと大き目の石に靴が乗り上げたのでふと下を見ると、キラキラ光った石ころであった。
オオこれがタタラでできた鉄鉱石かと想いながら森林浴をしながら駐車場にたどり着いた。
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今回はさらに湧き水が出てきている所が近くにあるので、そちらにもよって帰る事にしました。

で奥山の清水の味のランクは、独断と偏見の(コーヒーには少し固めの水ですが、水そのものは好きなので)
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v でした。

詳しい場所は


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