NO271:因伯の名水「用呂の清水」

今回最後に回ったのが「用呂の清水」でした。
国道29号「因幡街道」沿いに在るという。大まかな地図の書いたものしか持ってこなかったので、見つけるのが難しいかな(?_?)と思いながら車を走らせていた。
目星を付けてソコの集落へ

橋のたもとまで来ると

因伯の名水「用呂の清水」と書かれた標識が。ラッキーここだと橋を渡り終えた正面に、コレマタ集落の地図が立ててあった。

地図によれば文化財「矢部家」の右隣の所に名水と書いてある。

道が狭いので、リュックにペットボトル以下名水水汲みの「三種の神器」?片手鍋に漏斗を詰め込み背負っていく事にした。

とりあえず「矢部家」を見てからと言う事で

遠くから見れば、白い土塀のお城の城壁のように見えたのだが、どうも文化財はこの中の「茅葺屋根の建物」の様である。

写真が小さく文字が読めれませんでしたので、鳥取県の「文化ナビ」からおかれしました
矢部家は、江戸時代に大庄屋を勤めた旧家。17世紀初期に建てられたものと推定され、古式を残す県下を代表する民家建築である。主屋は桁行11間、梁間5間で、規模も大きく格調高い。
また、宅地も江戸時代の大庄屋にふさわしい規模をもち、家相図ともよく一致し、主屋とともに一体的な価値を形成している。
全体として、当時の上層農家の住宅を理解する上で貴重である。
「矢部家」の前の通りを歩いて行けば

石灯籠の所に着く。そこから湧水は流れて出ている。

水路には梅花藻と思われる水中植物が清水に身を任せユラユラと漂っていた。

水路の突き当りが「用呂の清水」、つまり源流である。チョイト思っていたイメージとは違っていたが

水路を充たして流れるだけの水量が有るという事は相当湧出ているのであろう。水も実に綺麗である。地元の方々が利用されているのであろう石段が作ってあり、それを利用して水を汲ませてもらいました。
しかし、このような湧水はどうしても雑菌が入りやすいので、飲み水としてはあまり利用されていないのではないかと思えた。
吾輩は、沸かして飲むのであるからあまり気にはしていません。
無事予定の三ヶ所の湧水をゲットできたので帰途についた。しかし、時間に余裕があったので、八頭町の隣町若桜町に在る「諸鹿渓谷」に寄ってみる事にした。
国道29号線を東へ進んでいると、こんなものが目に入って来た

国道とは別ルート、旧道の「城下町・若桜宿(わかさ)」入口、チョイトは行ってみると

出口が見えない直線道路、2~300mはあるかと思われる。ゆゅくり走ってみたが停まってみるようなものも無かったので通り抜けしたが、詳しくはこちらで→、「若桜宿」
通り抜けて真直ぐ行くものとばかり思っていたら、カーナビが帰れと言う、仕方なく国道29号を
引き返していくと

オ!オ!オ!すごい岩山、平石岩と言うのらしいが、ネットで調べても今一出てこない・・・(?_?)で平石岩の名前が合っているか判らない。
と、さらに渓谷方面に入って行くと

諸鹿集落の異様な状景に、ケモノ止にしては大きすぎる、雪崩防止にしては後ろの森林が止めるだろうし・・・なんだろ~ナ
それはさて置いて、渓谷へ

これが「屏風岩」か~と仰ぎながらさらに奥へと・・・ところが、行けども行けども岩肌はあれだけ、ついに

土砂崩れのため全面通行止め((+_+))
結局「諸鹿七滝」の一つでも見えるのかな^と期待して入った林道からは見えず
↑の方のブログに詳しく載っていますので観て下され<(_ _)>
と言う事で、渓谷を後に国道29号から

こんな岩肌を見ながら若杉峠を越えて大屋町に入り帰ってきました。
独断と偏見の「用呂の清水」の評価
湧水の場所がため池になっている為雑菌が入りやすい。軟水系で普通の水でした。
詳しい場所は
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