NO266:河合谷林道の「ブナの名水」(仮)

今回は鳥取県へ行ってきました。近いようで遠いい県でした。鳥取県は初めてカモ
NO230「上山高原滝街道の高原水」のコメントで、上山高原で引き返してきたことを書きましたが、後程新温泉町浜坂にある清泉寺の住職をあることが縁で知り合いになり、シワガラの滝の事を話していたら、途中の海上集落のお寺の管理もしていること、上山高原をさらに進んで行けば美味しい湧水が出ている公園があることを教えてもらい、機会があれば行ってみたいと思っていたのですが、今回行く機会ができたわけです。
上山高原から行けばよいのですが、立派な林道ではなく7月の梅雨前線による大雨で通行止めになっている可能性があったので、鳥取周りで行ってみることにしました。
9号線の蒲生バイパスの蒲生トンネルの手前から、今は「歴史の道百選」に選ばれている「山陰道蒲生峠越」に入り「湧水が出ているであろう「水とふれあいの広場」へ向けて走ることにした。

旧道に入り以前国道だった道を「こんな狭い道だったかな~」を思い出しながら走っていると、間もなく

峠にさしかかった。一応「鳥取県」「岩美町」の国境標識が建てられていた。下りていくと往年の「ドライブイン」であったであろう

朽ちかけた寂しそうな姿が見えてきた。
さらに下りていくと

「横尾の棚田」日本の棚田百選の標識が見えてきた。大きな棚田ではなさそう

和歌山県の棚田百選「あらぎ島」に似たところがある棚田で

このあたりの緩い斜面は、日本海ができる時の火山活動などでできた地層が、繰り返しゆっくりと地すべりを起こしてけいせいされたものです。
この斜面を利用した棚田は”いがみ田”とも呼ばれ、不規則な配置がその名の由来となっています。
『繰り返す地すべりから棚田を維持していく努力が続けられてきた』
横尾の棚田は、ボランティア、棚田オーナー制により、この美しい景観が維持されています。
とのことです。そしてしばらく行くと三叉路に突き当たり、右に行くと酷道9号へ、当然左へ舵を切り山奥の河合谷牧場を目指して運転していきました。

まだこの辺は道も広く山間の風景でした。
さらに山の中へ進んで行くと、面白い名前の食堂が

「鳥越 どんづまりハウス」あいにく入口には定休日の木札が掛かっていたのでパス
どんづまりの店だが、どんずまりを強行突破?進んで行くと工事中で通行止め((+_+))
残念と思いきや、正規のルートはここから脇道へ

ここまでは道が狭かったが人家が点在していた。
ここから先は

本格的な林道へ標高が高くなり開けてきたところの展望

さらに進んで行くと、ある一画にブナ林が現れた

その山肌からは湧水が

土手を眺めてみると、そこかしこから水が湧き出している!それもチョビチョビではなくドウドウと出てきている。その中に土管から

ここが一番汲みやすいので、ここで汲むことにした。しかし、目的はここではなかったので、ペットボトル4本でやめておいた。
「ブナの名水」と名付けて

さらに奥へと、車を動かした。走り出して1分も経つか経たないかで

通行止めの柵に行く手を阻まれた。・・・が~~ン((+_+))
台風災害のため河合谷牧場通行止め。災害復旧工事中
最悪のシナリオが的中・・・・残念、チョイト遠回りになるが、一度町まで下りて迂回するしか方法はなく、とりあえず引き返すことに

右:蒲生峠、岩井温泉9号線(来た道) 直進:雨滝・鳥取
で、ここでカーナビを確認すると、近くに「雨瀧神社」の名前を確認、水に関する神社らしい・・・・湧水もあるかも・・・と、寄って見ることにした。

下りの林を降りていくと

麓が見えてきた。さらに下りる事数分、広い道に出てきたところに観光地図が

見ると、雨滝という日本滝百選に選ばれている滝も書いてある。「雨滝神社」はこの滝と関係しているのではと、
右の道はがけ崩れで通行止め、おそらく「どんづまりハウス」の通行止めの道につながっているのだろう。左に曲がり進んで行くと

左雨滝2kmの標識がでてきた。さらに左に曲がり麓の集落を抜けた辺りに「雨滝神社」の石段が見えた。

パッとしない神社みたいだが、登ってみることにした。

鳥居をくぐって境内に上ったが

水には関係ないような、さらに本殿に行くには

高い石段を登らなくては、「雨滝」はココにはないし、湧水も出てないようだし、ここで引き返すことにした。
『日本の滝百選:雨滝」はさらに山奥に

間もなくついてみると

な!なんと第二駐車場まである滝、それも車も道に止めているほど(?_?)・・・なんじゃ・・との思い
第二駐車場へ吾輩も車を止めて歩いて行くことに

歩いて行くと第一駐車場に到着

ログハウス「瀧の傘」の広場では、なにかイベントの様子。近づくにつれて若いきれいなお姉さんたちのアカペラのハーモニーが聞こえてきた。お客さんと言えば

「それなりに」の聴衆、吾輩も聞き惚れて何曲か聞いていると、このグループは終わってしまったのでこれ幸いと滝がある方へ移動して行った。

バイク族の方達も行儀よくバイクを並べ滝見物かな?

直進は遠景スポット、とりあえずそちらから見ることで直進

樹木が多くて滝がまったくと言っていいほど見えねえ(?_?) 引き返し左の道へ・・・・・・と

どうでもいい話ですが、りっぱなトイレがあります。鳥取県の「雨滝」にかける意気込みが伝わってきます(^_^)/

この橋を渡って行くのですが、「雨滝」の下流にもちっぱな布引の滝と言うのがあります。

単独であれば有名にもなれる滝ですが、なんせ「雨滝」が立派すぎて無視されています。

絹の布を掛け流したように美しいので、この名がつきました。この滝の水は、山の中腹から湧き出る地下水なので長期の日照りでも、豪雨でも水量が変わることはありません。雄大で男性的な雨滝と、女性的な布引の滝は好対照です。

そして、その上流部に流れ落ちる 「日本の滝百選・雨滝」が見えます

木木が邪魔をして滝の上流部しか見えない。近くでは見物客も

不動明王石像の横では不動明女王も(*^_^*)
そして全体像

高さ、水量ともに、まさに日本の滝百選に値する名瀑である。

雨滝:雨滝は幅4m、高さ40mという鳥取県随一の飛瀑を誇り、トチ、ブナなどの千古の原生林に包まれつつ、断崖絶壁を轟音とともに落水する壮観な威容により、平成二年には「日本の滝百選」に先帝されました。
古来より有数の霊場として善男善女の修業の場、お遍路さんの信仰の場として活用され、今なお、神秘的な霊境としての雰囲気を残しています。
また、雨滝の奥部には、筥滝、布引の滝、親子滝など、大小48の滝があると言われており、その一部は中国自然道で結ばれ、河合谷高原へと続いています。
ひと時の癒しを戴き滝を後に、名残惜しく

今一度振り返り下山して、ログハウス「瀧の傘」まで帰ってくると、違う人のライブが始まっていた。

ウクレレ歌謡、そしてハワイアンを・・・・・・観客も交えて

最後まで聞いていたかったのだが、時間も遅くなり、行く予定だった「水とふれあいの広場」も次回再挑戦することにして鳥取県から帰ることにした。そこまでは、湧水も取れたし、ライブも聞けたし、それに予定もなかった滝百選の「雨滝」も見物できたしルンルン気分で走っていたら、とあるトンネルで、バックミラーに赤色灯が光ったと思ったらサイレン・・・・あじゃ~・・・・この車買ってから二回目だ~・・・・・(~o~)
河合谷林道の「ブナの名水」の独断と偏見の水評価は
最近珍しく、満足な味わいのコーヒーが点てれたみずであった。・・・が、今年は暑かったのか雑菌も元気だったのか、美味しさは一週間しか持たなかった。
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_-)-☆でした。
詳しい場所は(大体の場所です)
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