NO261:幻の滝の水「長寿の水」

兵庫県の猪名川の源流近くに、長寿の滝と言う幻の滝?がありその水を飲んでいた村人が長生きをしていたという「長寿の水」と言うものが有ると聞き、尋ねて行く事にした。
今も続いている豪雨について
7月8日、三日程前から梅雨前線に沿って全国で豪雨が発生、ここ与謝野町でも三日前の夕方に「「避難指示」が発令され、応援に出かけたのですが、その時は2時間ほどで帰る事ができました。しかし、川の水も少なくなって来たかな~と思っていたのもつかの間、二日前の7月6日の夜中から最高域の雨量になり「極めて危険な大雨警報」が発令され、本流の野田川も氾濫危険水位を超え、その支流である吾輩の在住である石川地区を流れる香河川も氾濫の危険が迫って来ていたので、再度PM11時頃から土嚢積みやら見回りに出かけることになり、少し雨量が落ちつき川の水位も下がり始めた七日のAM2時ごろの帰宅となったのですが、床下浸水があったものの甚大と言える被害は少なかった様子でした。しかし全国に目を向けると、多くの方々が被害に遭われ大変な事態に発展していました。一日も早く回復を祈るばかりでございます。
香河川の取り組み
改修したところは無事でしたが、その他の所で以前と同じように氾濫は続いているのです。
目的地には篠山市から入って行く事が一番近いと判断をし、若狭舞鶴道の南丹篠山口ICを下りて一路猪名川町へ
猪名川は神崎川に入り大阪湾へと流れ込む河ですが、町名にもなっている川です。
又、猪名川の源流が指定されている山には天文台もあるという所である。
ICを下りて、国道372へ入りそこから県道12号へ、ところが地図のコピーを持って来るのを忘れ、山の中に入る為道も枝葉に分かれて行き何処へ向かえばよいのか判らなくなり

丁度「健康の里」日帰り温泉に行かれる奥さまを呼び止め「ペンション・きのこ園」に行くにはと尋ねる。
気持よく、ここから道なりに行き、何個目の(忘れた)信号を右に曲がり真直ぐに行けば在ると教えて下され、その通り進んで行きながら、こんな所にペンションが在るのか~なと思いながら田園風景を周りに見ながら山里へ進んで行くと

大きな建物が見えて、近づくと「きのこ園」と書いてあり「み~つけ」と心の中で思いながら、雲行きの事もアリとりあえず天文台へ急ぐことへ、「長寿の水」は「ペンション・どんぐり園」の対岸にあるとの事

道路標識を見つけ、智ks国付近の案内絵地図も

絵地図に「棚田王国」と書いてあるので見に行くと

パッとしない棚田・・・・・・後で再度絵地図を見るとどうも場所が違っていたようで((+_+))
でも、この付近は山百合があちこちと

ササユリと呼ぶことも・・・・・雑草の中に咲く花一輪
と言う事で、大野山山頂付近へ車を進めて行った。山中の中で

鹿の親子連れに出くわし、新芽をむさぼり食べていたが車が近ずくと気づきソサクサと森の中へ、もう少し大きく写そうと思ったが一巻の終わり?
そして少し登ると、猪名川の源流と書いた立札が

上を見ると雑草の窪みから水が流れ出て来ている。マジマジとみると湧水か沢水かはっきりしなかったので、今回は汲むのをやめて山頂目指してさらに上って行きました。
山頂に近づいてくると

キャンプ場が視界に入り、その上に広い駐車場が

この山一帯を「大野アルプスランド」と呼んで一大公園になっている様子
大野山 おすすめインフォメーション

一つは、先程書いた大野アルプスランドキャンプ場
次に猪名川天文台(アストロピア)

駐車場から遊歩道を歩いて

たどり着いて見上げると思っていたよりこじんまりとした展望台。入っても写真撮影禁止だろうと思い、入らず周辺を撮影
下界には

イイか悪いかは別としてゴルフ場が
こちらには

ほんとうの大野山山頂で~す。
そして、と~くには雲に霞んで

富士山かも(?_?)
で、大野山猪名川天文台周りはこんなものでした。
おすすめインフォメーションには

紫陽花が書いてあります。天文台の裾野一面に植えてあり、時期が早かったのでツボミ程度でした。
次に、岩めぐりが書いてあります。
大野山の成り立ちが書いてあります。

① 大野山山頂岩石群
佐曾利カルデラ:今から約8000万年前の白亜紀にこの付近に火山がありました。
そのため大野山を含む北摂地域には、火山の噴火によって出来た岩石が各地で見られます。
天文台前・凝灰角レキ岩(溶結凝灰岩)
爆発的噴火で火砕流が発生すると、高温の火山灰が分厚く堆積します。このとき堆積した火山灰の中心部分は、高温と高圧の状態になり、再び溶けて固まります。このようにして出来た岩石を「溶結凝灰岩」といいます。この「溶結凝灰岩」は、火砕流によって取り込まれた他の「角レキ」を含んでいる事があります。ここにある岩石は、この「角レキ」をたくさん含んでいるので、特に「凝灰角レキ岩」と言います。
②は愛宕神社前にあります
③は下山道にあります
②、③は興味があれば見に行って下され
で、元に戻して岩めぐりは

岩めぐり、遊歩道 全体図
と言う事で、いろいろと大きな奇岩が在るそうですが、ここもパス
一様、看板だけは写してきました。

下山途中にも

車道の縁にも「岩めぐり遊歩道」が在りました。
再び、「ペンションきのこ園」まで下山

持続可能な地域を育てるために、地元での買い物を心掛けたい気持ち(時として忘れる事も)を大切に・・・・・と言う事で、遅昼の食事をしようとログハウス内へ

入ると受付が在り、案内されて奥の宴会場の様な食堂へ、結構有名なのか所狭しとお客さんに来られた色紙が貼って在ります。

見ても有名どころは無く、このペンションを使用された方々の記念の寄せ書き等々でした。
時間も昼をだいぶ廻っており、お客は吾輩一人、里山と言う事で定番の「そば」の中から「冷やしそば」をメニューの中からチョイス、時間を15分ほど待ってくれとの事、お客が来てから湯がくという本場仕込み、どんな美味しいそばが来るのかと期待が膨らむ・・・・・が、時間がもったいない・・・・思案の結果、その間に「長寿の水」を汲んでくることにして、注文逃げされると思われると困るので、蕎麦の代金を支払い了解のもとペンションを後にした。
大野口というバス停の前から行けばよいとの事

このバス停、後ろに在るのは待合所だと思いきや、野菜の直売所であった。その前を見渡すと

長寿の滝の標識が立っている。その方向に進んで行くと

獣除けの金網に再度標識を確認、さらに進むと今や定番の獣除けの扉

扉を開けて、中に入り扉を閉めた状態
右は猪名川、左は岩が露出している山肌

ソコには、ここはあげは蝶の自生地?です。自然の蝶を守ろう。・・・・・・と古い看板

こんな道を歩いてきましたが、この先に「幻の滝」と言われていた「長寿の滝」が在りました。

こ・・こ・・この滝・・・が、ま、ぼ、ろ、し、の・・滝・・か
な~んか、ゆめのない滝・・・・・まぁ滝が目的でないので、

ここが「長寿の水」である証拠は、どこからかホースを引き水が汲めるようになっていました。やはり、飲んでいると長生きできると言うのは本当の事だろう・・・・と思って汲む事にした。
汲んで帰ると、「冷やしソバ」は出来上がっていた

おいしく食べました。
「長寿の水」の独断と偏見の水評価は
沢水だと思いあまり期待はしていなかったが、思いの外美味しく飲めたのですが、やはり1週間も持ちませんでした。
残念
詳しい場所は
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