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NO235:瑠璃寺の「池ノ谷・湧水」

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相方さんが佐用町(旧南光町)のひまわりを数年前から観に行きたいといっていたのを、日曜日の予定がキャンセルされたため急遽行く事になった。行くのなら湧水も!と思って、瑠璃寺のイボ取り水をもらいにと、そのお寺にモンキーパークが在るというから、そこにも寄って来ることにして(最近お猿さんと縁が深くなっている様だ)出発した。行程中思いがけない事も発生し、一週間ほどショックから立ち直れなかったことも有ったりした珍道中となってしまった。
今回のコースは、ひまわり畑が時期によって順番に咲いていくように数か所に分けて植えてあるらしく、調べてみると今回の見頃の場所は西下野地区と、ひまわり祭会場のあるスポーツ広場「若あゆランド」周辺が見頃との事、で「西下野地区」→瑠璃寺→「若あゆランド」の順で廻る事にして出発した。
最近高速料金が高いと思うようになり、安く行けるコース「和田山」から播但連絡道を通り中国道から山崎ICで下りるコースを取った。
西下野地区に入って行くと
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ひまわり畑に近づいてきた。その近くに
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西下野地区の「ひまわり祭会場」では誰~れもいない。みんなが止めていた駐車場に入り、無人の入場料箱に200円を入れて
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丁度見頃、結構なひまわり畑だが『この程度なら与謝野のひまわり畑でも』と相方さんと話しながら一巡してまわり次の訪問地「瑠璃寺」へ
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山門から車で駐車場まで500mぐらいは有ろうか、という所に駐車場があり、本来なら後からでも駐車場の写真も撮って来るのだが、その時は落ち込んでいたため、駐車場とそこまでの道を写すのを忘れていたため、写真はナシ
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駐車場から少し歩くと
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瑠璃寺の本坊へ上がる入口
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南光坊という門をくぐると本坊へ、あくまでも本堂ではナイ
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モミジが多く秋の紅葉の季節が見ごたえがありそうなお寺である。
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瑠璃寺の文化財
瑠璃寺は、奈良時代の神亀五年(728)聖武天皇勅令によって行基菩薩が開山したと伝えられ、以来1200有余年、法灯連綿として現在に至っております。
 本堂は千手観音、奥の院には薬師如来が祀られていますがその他、数多くの文化財が伝わっています。
国重要文化財:不動明王二童子像
国重要文化財:不動明王坐像
県指定文化財:釈迦如来及び両脇侍像(秘)
その他多いいので書きません
奥まったところの護摩堂
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瑠璃寺の昔話がこのサイトに書いてありますので読んで下さい。
本坊の横の道を上ってモンキーパークを目指します
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こちは本坊から本堂へ行く出口か
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そこから間もなく本堂への参道、写ってないが『いぼ取りの水』の立札も
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なぜか「常福院」の看板が、帰りに寄る事にして、さらに先へ
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横から見た護摩堂、足元には
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地蔵さんも見ながら門忌パークを目指します
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渓流の岸には「亀石」
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不老長寿の有り難い石の様で
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やっとモンキーパークに着いたと思いきや、さらに急坂を・・・その前に
【船越山とその周辺に昔から棲んでいた野生の純ニホンザルを餌付けに成功し昭和36年に開園、約200匹が、わが天下とばかり群れ遊んでいます。ニホンザル(霊長目オナガザル)は、本州、四国、九州屋久島の特産で世界で最も北に分するサルで、毛が長く密生し、顔と尻が赤く、頬に大きな頬袋あり山林に群生し、食物は、カキ、クリ、ミカン、木の実、草、昆虫など時には赤土もたべます。寿命は25年から30年で、1才ぐらいまでが赤ん坊、4才ぐらいまでが子供です。メスは6才ぐらいで子を生みます。平成14年6月ボス猿「サブ」と雌「ハナ」の間に、黄金色の毛並みをした子が生まれました。全国でも例がなく、愛称「ひかり」と命名、人気の的となっています】
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受付には誰も居なく、お客が少ないのか受付の小屋も閉鎖、近くに公園内の注意書き
ご注意:当モンキーパークは野生のサルを餌付けしたものですから、次の点を必ずお守りの上たのしく御覧ください。
一、サルには絶対さわらぬこと
一、サルと目線をを合せぬこと
一、サルがおどしても知らぬふりをすること
一、犬をつれて入らぬこと(子犬でも)
一、紙袋ナイロン袋等食物は持ち込まぬこと
一、エサは観覧舎の中(人間動物園)以外で与えないこと
一、サルに石を投げたりからかったりしないこと
一、エサの持ち込みはサルの健康管理上禁止します
一、発情期(秋、10月~11月)出産期(春、4月~5月)は特に気を付けて下さい
   船越山観光株式会社
少し歩くと、昔の面影が・・・
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今は・・・・
その上には
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岩に根っこが巻きり付いた大木(名前は解らない)そして
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修業場:弁天の滝 
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そして到着
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ここで入場料を集金してました。「よくきたなも」歓迎
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サルのプールとの事
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上からの眺め
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昼時だったのでサルも食事中
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米のようなエサを器用につかんで食べていました
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屋根の上では毛づくろい
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人間様もここでは動物です
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「にんげん」ヒト(人間)は南極と北極の一部を除く地球上に50数億棲息しているといわれ高度な文化を築き地球上を支配している。反面自然を破壊し多くの生物に危害を加えたり仲間同士で残虐なる行為をする族(やから)もいるまことに不可解な動物である

と説明されていた。((+_+)) 
相方さんも、人間動物園に入って行ったのでその間サルの生態を撮りに
まずは例の「黄金のサル」
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寂しく一人で・・・・・・と と と人間ではなかった・・・一匹で日向ぼっこ・・・・・黄金というよりも毛の生え替りのサルと言ったおもむきカナ?
子ザルは遊ぶのが好きでゴザル
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上からチョッカイを出している模様
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今からサルさんの水中ショウ
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子ザルがプールの中の餌を見つけました
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泳ぎだしました
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狙っていたショットをやっと取れました。(^_^)v素潜り中
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水中に有ったエサを取って仲間におすそ分け
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こうして見ていると、人間様と知能指数はあまり変わらんようだゾー・・・・・・・と と と と・・・ココまで言うと皆さんにお叱り受けるので、人間様→mizukumimanniに替えておこう(~o~)   
人間動物園が気に入ったのかなかなか出てこない相方さんを呼びに
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黄金のサル「ひかり」くんは三匹で毛づくろい中、孤独ではないようで・・・ホッ(*^_^*)
モンキーパークを後に
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サル君見送りしてくれました。
下りてくると、こんなものが目に入りました
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奥の院の登山地図です。よ~く見てみると延命水という文字が・・・今回は時間がないので後ろ髪を引っ張られる思いで後にして、亀の頭の石まで下りてくると、そこから本堂へ行ける標識が
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もう少し下りると立派な参道が在るのだが、ココから行く方が写真になると相方さんに「ココから登ろうか」と尋ねると「今にも階段が崩れそうなのでいやだ」と、実はこの写真では分らないが、この階段の下半分土がえぐれていて宙に浮いている感じであったのだ。「ここで待っているので、一人で行ってきな」とつれない返事。「イボ取り水」の誘惑に負けて、相方さんを『置き去り』にして登って行ったのであった。後で考えると、これが天罰の始まりであった。
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歩くたびに足元が揺すれ、今にも崩れそうな階段を何とか上り本堂が見えてきた。
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本堂まで上がって来たが、人一人っ子いない、静寂な境内に吾輩一人「孤」を否応なしにも感じ取らせる空気。何時もの通り賽銭と願い事を・・・と本堂正面に
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柱には立派な彫刻が施してある。スリッパをはいて階段を上って中を覗いたが暗くてアマリ見えない。
本堂の横には「応安の鐘」応安二年(1369)の鐘楼
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「応安の鐘」は県指定重要文化財との事、右に見える建物は開山堂との事
肝心な「イボ取りの水」は何処かいな~と見て回ると
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境内の端の方に「この水を数回付けると、頑固なイボでもころりと落ちる  禁飲料」と書いた溜め水。これでは禁飲料と書いてなかっても汲んで帰れねえな~と、さて弱った((+_+)) 予定していた水が汲めない・・・・・・どうしたものか・・・・・と思い悩みながら、近代的な参道の方から下っていたら、何のことかツルと足が滑った瞬間体が宙に浮いてしまった。この感覚は今でも覚えている(^_^;)と思ったら体まるごとドテッと地面にたたきつけられたかと思うとゴロ ゴロ ゴロと二回転ころんで止まった。見てみると高さ1mぐらいの石垣を落ちた様である。幸か不幸か?頭の下にはちょうど枯枝が積んであり地面で強打する事は免れたようであるが、落ちた時に左腕が耳の下敷きになり耳を圧迫した様で鼓膜がおかしな感じ(ちょうど急に高いところに登った時に起きる感じ)更に左の肘の下と左の膝の下が擦り傷が出来ていた。 
しかし、それ以外にこれといった症状もなく、しいて言えば転んだ時に服が汚れた程度で、ハンカチでふき取れば判らなくなった程度で済んだようであった。正気に返ってすべった所を見ても、別段滑るような所でもなくコンクリートで舗装された道であった。
神か仏の怒りに触れたのか・・・はたまた、この程度で済んだのは、神か仏様が「普段の行いが良い事から軽傷で助けて下さった」のか下りながら、どっちだろうと思い悩んでいた。
悩みながら参道を下っていると、横に赤いお稲荷さんが見えたのでお詣りに
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ソコの手水鉢には物語が
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この手水鉢は重さが90貫(約330㎏)あります。
昔、となりの下河野村に猪原勝衛門と言う人がありました。この人が一人で背負って上がり奉納したと伝えられています。
それがコレ
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と、のんびりしとれない・・・相方さんを迎えに・・・・・亀の頭の所まで下道から行ってみると・・・・いない(+o+)
この時はそう深刻に思っていなかった。おそらく駐車場に帰っているのだろうと・・・・
で、吾輩も駐車場へ下って行く事にした。
下って行く途中
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湧水を発~見~(*^^)v
仏は我を見放さなかった・・・と喜んで車まで帰って来ても相方さんはいなかった・・・・・ガァ~ン(=_=)
まぁそのうち帰って来るだろ~・・・と、その間に、さっき見つけた湧水を汲みに行く事にした。
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駐車場からそう遠くなかったので、汲んでいる時に帰って来ると判るので、相方さんの気配を気にしながら1本・・2本・・・3本・・・・4本・・・・・帰ってこない・・・・・・・(?_?)
汲み終えて車に帰って来たが、一度は車に入れた水を再度出してきて車の前に置いて探しに行く事にした。
まずは瑠璃寺の本坊へ、行ける所を回ってもイナイ・・・・次に再度本堂へ、その前に参道の入り口に在る常福院へ寄ってみる事に   17,8,5ひまわり 097-2u
常福院の本堂を一周しても出逢わない・・・瑠璃寺の本堂へ上って行っても出逢わない・・・・・・オヨョョョ・・・・・
何処に行ったものカヤ(・・? ・・・・・下りは気を付けてソロリそろり・・・と、どうしたものかと・・・その時ひらめいた・・・そうだ、携帯を持っていたのだ・・・とりあえず電話をする為ポケットから出すと、光が点滅しているではないか・・・ 
携帯(ガラケー)開けて、「もしもし」とするや否や「今どこに居るのデスカ<`ヘ´>」「瑠璃寺の本堂へ貴女を探しに行って下りるとこ・・・」とまぁ、話を要約すると『吾輩が本堂へ登っている間亀の石の所で下りてくるのを待っていたのだが、何時までたっても下りて来ないので、何時もの事で水を探しに山奥に入って行ったのではと思い、本堂へ登る階段をこわごわ上って行っても誰もイナイ、読んでも返事もない(・・?   ちょうど吾輩は本堂から下りて亀の石の所に呼びに行っていた所の様である。で、いないのでまた同じ道を亀の石まで帰りまっていたのだが一向に下りて来ない、その間、携帯を見るとナント山奥でもアンテナが立っていたので、計8回ほど電話をするも一向に携帯に出てこない、これは何所かに落ちているのではと思い、警察に連絡しなければ・・・と考えていたとこに携帯が通じたらしい』お父さんは何処へ行ってたのですかと問うので、吾輩はかくかく云々で水を汲んで待っていたのだが、一向に帰ってこないので探しに来たところと言ったら、「お父さんは私より水汲みの方が大事なんだから」と嫌みのお言葉(*_*;状況から考えて反論しようものなら、その百倍ぐらい帰ってきそうなのでジ~とガマンの子であった・・・と言う事で無事再開する事ができてメデタシメデタシで最後の訪問地へ行こうと車に乗り込むと何か変な感じ、うむメガネを掛けて来とったはずだがメガネを掛けていない・・・と・・・言う事は・・・転げた所で落としたのかもと、再度一人で瑠璃寺の本堂まで探しに行く羽目に、後で考えるとメガネを掛けているものが、メガネなしで探せるわけがない(老眼鏡なのでなくても少しは見えるのだが)、その時は探しについて来てチョウダイとはいえる状況ではナイ・・・結局3万円の出費になったのでござる(~o~)
気を取り直して「ひまわり祭」のイベント会場へ出発して行ったのでありました。
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南へ下る事15分ぐらいでイベント会場「若あゆランド」へ着いた。当日は2週間程続いていた「ひまわり祭」の最終日だったそうで、夜の花火大会の為会場再整理中、出入りする車でごった返していた。花火点火場がひまわり畑の中に有るため、ひまわり畑はPM2:00から立ち入り禁止、また、駐車場も夜のお客さん用に何時だ忘れたが出なければならないそうであった。それを承知で入るという事で、駐車料金は無料(*^_^*)、
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思いのほか観光客の多いい事ビックリ、駐車場も200m×100m(目安)のグラウンド以外に第2、第3駐車場もある程見物客が多いい様である。
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ひまわり畑内pm200:~22:00立ち入り禁止のゲート。御陰で入場料は無料
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この広大さに圧倒(@_@;) 今までのモヤモヤの気分も吹き飛びリフレッシュ\(^o^)/・・・と相成りました。

「池ノ谷・湧水」の独断と偏見の水評価は、香水よりの水で美味しく飲めました。
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v  
詳しい場所は
    
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