NO199:日本武尊が飲んだ「玉倉部の清水」

『そのままよ 月もたのまし 伊吹山』 元禄2年秋 芭蕉
前回「夜叉が池」登山の折岐阜県の美味しい水を汲んでくるという計画がおじゃんになってしまったが、最近満足のいく水が飲めていなかったので、急遽伊吹山近辺の美味しい水を汲みに行く事にした。
伊吹山の麓に、ヤマトタケルノミコトが飲んで高熱が治ったと言われる湧水が鍾乳洞の近くに湧いているという。さらに時間が許せばあと数ヶ所ぐらい行ってきたいとの思いで出発した。
高速で行っても3時間ぐらいはかかり、往復で時間的ロスが多いい、とは行っても、今後我が家の近場の天然水取水場は残り少なくなってきており、次第に長距離を走らざるおえない状況である。名神の関ヶ原ICで降り、少し引き返すかっこうで伊吹山入口までやって来た。

やはり登らない訳には行かないだろうという事で

料金所へ、普通車3090円チョイト高~い・・・一瞬戻ろうかと頭をよぎったが意を決して行く事に(^o^)/
山なみドライブウェイ

中間ぐらいに展望所が有り、そこに芭蕉の石碑が立っていました。そこから伊吹山山頂の眺め

そして頂上駐車場に着いた。

本来は駐車場から歩いて頂上まで登ればよいのだが

吾輩は今回で3回目、登頂したのは前回来た時最速コース20分、のんびりコース40分とそれに下り専用コースが有るようで、登ったのが昔過ぎて忘れてしもうた(~o~)
近所の人で、最近二組の方たちから伊吹山に登って来た話を聞いた。それも麓のスキー場かららしい、吾輩は考えただけでも目が回るコースである(@_@;)
頂上には登れなかったが、こちらの展望台から

景色を堪能しょうと覗いたところ

セメントの原料石灰石を取っている鉱山が見える。人間の力の恐ろしさを実感できるところであった。その内伊吹山は無くなるかも・・・そんなバカナ
そして駐車場を出ようとしたところ

こんな感じで、ドライブウェイの端に3組ほどたむろしてカメラで何かを狙っている様子

こちらは丁度上空を旅客機が通るところ狙っている様子、おそらく渡り鳥か、珍しい鳥を写しておられるのではと・・・と言うのも、ある方のブログで、大阪から能登半島の先端の先に在る舳倉島へ渡り鳥を写しに行かれている方が居られる。それも海が荒れれば船が出ないというおまけ付、好きな人はそうしてまで趣味の世界を楽しんでおられるようです。まぁ、人の事ばかり言えないおいらですが・・・。
自然を満喫して下って行きました。

ここでチョイト話がそれて、先日マタマタ詐欺メールが入ってきました。下記の内容です。当方全く心当たりがありません(?_?)
ご利用いただき誠にありがとうございます。
この度は以下の内容にてご注文をいただきました。
受注番号 :99562087846329
商品名 : T99960228
数量 :1
単価 :9,220円
送料 :0円
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上記記載の事項でご不明点・ご質問がございましたら下記までご連絡ください。
なお、お問い合わせの際は、受注番号・氏名・電話番号を併せてご連絡ください。
受注受付後、「納期案内メール」にて
商品のお届け予定日をご案内させていただきます。
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お客様サポートデスク
連絡先 : 0120-680-234
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前回、日本郵便を装っての迷惑メールをブログに載せると、数日間迷惑メールの攻撃が続きました。今回もまたあるカモですがアップしておきます。読まれた方はくれぐれも添付ホルダーをクリックすることは避けてくださいネ(~_~メ)
はなし、そのⅡ
日本の行方が問われている選挙投票日7月10日(期日前投票は続いているが)、今日7月8日タレントの石田純一氏、都知事選に野党統一なら出馬すると記者会見をしていた。おそらく参議院選挙の肩入れであろうと思う、パソコンニュースでは、特ダネの小椋氏曰く「政治活動すると仕事が減る」と言われているようですが、純一氏はおそらく承知の上だと思う。そうしてまでも今回の選挙に気持ちを入れ込んでいる石田純一氏を見直した今日であった。ガンバレ石田純一(^o^)/
で、元にもどし引き続きブログの本筋へ
伊吹山から降りて来た吾輩は関ヶ原鍾乳洞へ向かった。伊吹山ドライブウェイを下りた信号を右に曲がり数拾メートル先の信号を左に入って行き進んで行くと

案内表示板があり、その方向に進むと

駐車場があります。まずは鍾乳洞を見学、売店で入場券を700円で買って

フリーパスで勝手にどうぞ的な感じ

ここから入って行きます。入口には「鼻原洞」と書いてあるような・・・鍾乳洞の構造から察したのですが・・・最後に解ると思います。

最初はこんな所を歩いて行きます。

町天然記念物(昭和43年6月22日)
岩倉山の鍾乳洞:東海の奇勝と知られる鍾乳洞。幾千万年の歳月を経った今も、生き続ける大自然が造り上げた鍾乳洞。
夏は涼しく、冬温かい。年間通して洞内温度15度です。鍾乳石と石筍により生みだされた造形美は、正に奇岩を呈しています。
自然と伝説の織り成す神秘な姿をとくとご覧ください。 関ヶ原町
そして出てきたのが

「不老泉」年中涸れる事無く洞奥から湧き出る霊水といわれている。
汲んで帰りたかったが金網で区切られていた。そして
屏風岩:約20mに及ぶ壁面は屏風を立てたよう。

さらに進むと

ウミユリ(海百合)1968年、本洞切削中に出土しました。植物のような名前ですが、実は動物であり現在のウニ、ヒトデの仲間です。海底に足を固着させて移動することはなく、プランクトンなどを食べていました。
その場所は明る過ぎてカメラには収まりませんでしたので説明版だけデス。

鍾乳石と石筍(せきじゅん)
空気中の二酸化炭素を含んだ水が石灰岩の割目を伝った岩を少しづつとかし、数万年かかって炭酸カルシュウムに変化して固定したもので、上から垂れ下がったものを鍾乳石といい、下から積重なった者を石筍という。鍾乳石が1cmの長さになるには、130年程かかると言われていまる。
化石
大昔この辺りは海であったが今から2億年前から2億5千万年の間に海から隆起してできたものといわれ、その当時海に住んでいた動物(虫)、ウミユリ・フズリナ、巻貝等の化石が岩倉山や洞内から多数発見されている。
またまた迷惑メール、詐欺メールと言うらしいが入ってきましたのでアップしておきます。
「■お届け予定日時
7月12日(水) 時間帯希望なし
※ゴルフ・スキー・空港宅急便(施設宛)の場合、プレー日(搭乗日)を表示し
ております。
■お届け先
(住所)添付ファイルをご確認ください。
■伝票番号:9524-0982-0501
ヤマト運輸株式会社 」
ヤマト運輸のHPを見ましたところ、
『重要なお知らせ』
「お届け予定eメール」等を装った不審メールにご注意ください」と注意喚起されていました。
はい、元に戻り
こちらが鍾乳石で~す

そして石筍

そして出口まじかになると、何処からか水が流れ出して川になっていました。

川の中には

虹鱒:ここから先、出口まで約百メートルにわたって、右手の清流には「ニジマス」が泳いでいます。
この魚はサケ科に属して、体側に虹の様な帯状の赤い線が走っているのが特徴です。水温は13度C前後(井戸水と同じ温度)で、しかも、きれいな水で絶えず流れている事が成長の条件とされています。ごゆっくりご観賞してください。

ニジマスが見えるかな~
そしてここに出て来ます。

出口と入口が、距離にして10mぐらいで、このことが鼻の穴にもじって洞窟の名称になったのだと思っています。
それにしてももう少し変化にとんだ鍾乳洞を期待してたのだが、鼻の片方の穴から入ってもう一方の穴から、あれよあれよと言うてるまに出て来てしまった感じであった。
「玉倉部の清水」の湧水はちょうどその真ん中の少しくぼんだ所に石碑が祀られていました。

おそらく以前は窪みに水も溜まっていたのだろうが、今はご覧のとおり

水路が堰止めして水量が多い様ですが

この標識の下の方から出て来ていたのでそれを掬っていただきました。鍾乳洞の中を流れていた湧水がここに出て来ているのかも・・・という事は、虹鱒のエキスが含まれて入るかも(^_^)v

町史跡 玉倉部の清水(日本武尊居寤清水)
その昔、ヤマトタケルノミコトが伊吹山の荒神のことをお聞きになりました。
そこでそれを退治しようと、山にお入りになりました。
ところが、荒神の降らせる大氷雨のなかで、毒気にあてられ、高熱に病まれて下山されたのです。
幸この清水を飲まれたところ、たちまち回復されました。(古事記)
関ヶ原町
しかしながら、「醒ヶ井の居醒めの清水」はこの他にもあるようです。醒ヶ井のとは話の内容が少し違うようです。
帰りの時間にはまだ余裕が有ったので、もう一ヶ所回る事にして出発した。
「玉倉部の清水」の独断と偏見の水評価は:やはりこの地方の湧水は美味しい!!コク・マイルド共に最高!!久し振りに満足いく水でした。
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_-)-☆
詳しい場所です
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