NO198:五郎丸ならぬ次郎丸町の「岡の泉」

2016年6月22日 参議院選挙の告示日でした。今回の選挙は、今後の日本の行方がかかった大切な選挙です。一人一人がよく考えて投票に行きましょうネ (^o^)/
一乗滝から永平寺へ向かう途中、一乗谷を抜ける頃「一乗谷あさくら水の駅」なる標識が目に入った。「水」が付けば行かないわけにはならぬ・・・と、カーナビが示す道を外れそちらの方へ向かう。綺麗な湧水が出ているトコロかな(?_?)と楽しみに行ってみると

三重連の水車、すごい迫力!・・・が、イメージが違っていた((+_+))

農業用の取水堰を新設したことに伴って作られた道の駅でした。元祖三重連水車 もあるでよォ
チョイト意気消沈した水の駅でしたが、本命は「永平寺」気を取り直して・・・と言うのは言いすぎでありまして、出発。
一乗谷朝倉遺跡から永平寺まではやく10km、思いの外早く着きました。

一日観光コースとしてもってこいのルートだと思います。駐車場の料金も、土産物屋の駐車場は何千円以上お買い上げ無料というのが多く、公営の駐車場は満車(~o~)少し離れた所に、1回500円の駐車場があり、そこにお世話になる事にした。
永平寺の全景図

そして石段を上がって参拝料を支払います

館内に入ると傘松閣という大広間に集まります。

ここで参拝の心得を聞きます。その時、館内の写真は美術品とか修行僧の邪魔になるような事、常識の範囲内でOKとの事、
でここの大広間の格天井をパチリ

平成6年改築により、二階156畳敷きの大広間で、昭和5年建築当時の天井絵をそのまま修復した、別名「格天井の大広間」です。著名な画家144名による花や鳥の230枚
そして順路に沿って館内の拝観へ進みます。
仏殿

その中に祀ってある本尊「釈迦牟尼仏(お釈迦様)」
法堂内部

堂内暗く写真がブレテます。「中央に聖観世音菩薩」が祀ってあります。
鐘楼堂

除夜の鐘に出て来る大梵鐘で5トンあるそうです。
そして、これより先雲水修業の部屋

弧雲閣:昭和54年の大改修で、本山2世弧雲懐弉禅師に因んで命名されたもので、懐弉禅師は道元禅師生前は勿論、滅後といえども側に在って孝順の誠を尽くされた。ここはその余徳を戴いて御真廟に奉仕する修行僧の詰所である。
という訳でここから先は進入禁止区域。
そして永平寺を後にした

そして次郎丸町に着いた・・・という事にしておこう(~o~)

奥の集落が次郎丸町の様で、ちょうど写真を写した場所で田植えをされていた御夫婦に「岡の泉」の事を尋ねてみても、地元の者と違うので分からないと・・・?余りしつこく尋ねるのも悪いと思い、次に集落の手前で、これまた田植えをされていたご老人に「岡の泉」の事を尋ねてみると、この方は次郎丸町の方の様で快く「この道の突き当りを右に曲がり真直ぐの突き当りに在るとの事。

近寄ってみると

「岡の泉」駐車場と書いてあるので、車を置いて泉の方へ

正面からの写真・・奥側から写した泉

そして、

岡の泉の由来:この岡の泉は、朝倉始末記にもみられるひじょうに古い泉で、記録によれば応仁の乱が漸く治まった文明13年(西暦1481年)の頃、宮地町の吉備神社(宮地町の氏神)を朝倉2代氏景建立した際、その手水に使ったといわれ、それ以来、朝倉の殿様は、祭礼にはこの神社から吉備神社まで素足でお参りしたと言われます。また、正面の老藤はそんな頃からあったようで、一名「藤の泉」とも記録にあります。
この近くには朝倉3代貞景が建立した西光寺(跡)も残っていますが、この寺の真盛上人(天台真盛宗の開祖1443~1495)の木像は、上人自らが、この清水に写る自分の姿を見て彫ったとされ、この泉を「姿見の池」湧出ている清水は「ご開山の水」「末期の水」と崇められてきました。
なお、この付近には古い寺の波着寺の跡や、その頃の武士の館跡なども残っています。まさに岡保の宝とも言うべきところであり、今もこの泉は、この地の名水として広く愛用されています。
平成2年12月1日(1990) 平成15年7月1日(1003)改
福井市岡保公民館 福井市東山観光協会 次郎丸町自治会
岡の泉は中央の丸井戸から出て来ています

親切に水汲みアイテムも用意されています。そして、こんな立札も

弧の立札の南側は、町内の飲料水に使用している為、清水の中への立ち入り、洗濯、濯(すすぎ)物等を禁止します。
次郎丸町自治会
今は使われていない様なポンプ古屋

地域の上水道が完備するまで、永い事活躍したことでしょう。そして、朝倉城主時代からあると伝えられる藤の木

さらに、第三回福井市「都市景観賞」も1993年受賞しているようです(*^_^*)

ところが「福井の美味しい水」には認定されていない七不思議(?_?)・・・まぁ余りうまないのかも(^_^;)
で、帰りがけこんな看板も

「「岡の泉」の永代管理者のお宅なのかも・・・
連れ合いも一乗谷朝倉氏遺跡と永平寺を訪れ、思いの外見ごたえがあったのか、帰りは心地よいイビキを掻いていたとは言いたくても後々の事を思うと書けないのでござる(~o~)・・・おしまい
「岡の泉」の評価は、悪い予感が当たったという事であった。5ランクまで行くんじゃなかろうかと思っていたが、特徴が感じられず、よく言えば癖のない水であった。しかし、透明度は抜群の美しい水でもありました。
独断と偏見の水評価は
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v
詳しい場所は
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