NO254:平成の名水百選「針江の生水」

二回目に行った時に汲んできた名水です。
二回目は、なぜ行ったのかということですが、一つは「メタセコイヤ」という高島市マキノ町という地域を紹介するにはこの観光地を除く事はありえないだろうと・・・との思いから、二つ目は免許の切り替えに京都市内で更新すれば一日で終わる事から、京都市内に行く機会があった事、で行くなら、一回目でチョンボをした天然水を「平成の名水『針江の生水』」を替りに汲みに行って来ようと思ったのでした。
市内からは、鯖街道といわれる国道367号の八瀬から朽木方面へ走り、途中琵琶湖大橋方面へ入りそこから湖西道路へと走って行きました。
高島市方面へ走っていると、琵琶湖の中に鳥居が立っているのが見えてきた。
へ~こんな所に、琵琶湖に宮島があったのか~と感心しながら、その神社へ寄ってみた。

その名は「白髭神社」
本殿の横が駐車場で車を止め、境内図を見に

けっこう広い境内でしたが、目的は鳥居、

本殿側は

そう国道のすぐ側、鳥居がパワースポットになっているとか?・・・ソコへ行くのに国道を横断しなければならない、ところが、湖西道路はここ一本、車はひっきりなしの交通量、横断歩道と信号が欲しい所だがナイ、それでも

湖岸の階段はカップルで盛況、吾輩は一人・・・お呼びでないと本殿へ参拝そして神社のイワレへ

謡曲「白髭」と「白髭神社」
謡曲「白髭」は、白髭明神の縁起を語って祝言を述べる曲である
勅使が近江国の白髭の社に参詣すると明神の神霊が漁翁の姿で現れ、白髭明神の縁起を詳しく語り、比叡山が仏法修業の清浄地として、外道魔物を入れない地となった縁起を語る。やがて明神は真の姿を現わして楽を奏し、天女も竜神も現れて御代を祝うというのかその租筋である。
白髭神社はまた比良明神ともいう。近江最古の大社で、現在の本殿は慶長八年(1603)に豊臣秀頼、淀君が建立し後に改築された拝殿と一体になって特殊な桃山建築の美を見せている。背後に比良の連邦をひかえ鳰鳥がのどかに浮かび、湖面に立つ朱の大鳥居の影が水にゆれる清楚な美しさは、安芸の厳島を彷彿させる。
謡曲史跡保存会
とのこと、次なる所へ移動
針江に近づいたころ

藤樹神社の道路標識、藤樹書院跡、藤樹先生墓所等々が見え、何か知らないが有名そうなので覗いて見る事に

ここにから入り

大きな鳥居の奥に藤樹神社その前に

近世初期の儒学者、中江藤樹(1608~48)祭神とし、藤樹神社創立協賛会(会長・堀田義次郎滋賀県知事)が中心となって、大正11年県社として創立された。
神社の創建に際しては、すべて寄付金でまかなわれ、寄付者は日本全国はもちろんのこと中国や朝鮮にまで及んだ。
おもな宝物としては、国邇宮良子女王(くにのみやながこ)の学生時代の御作文(昭和天皇の皇后、現、香惇皇后)「吾が敬慕する人物中江藤樹」
藤木直筆の書翰「送 佃子」をはじめ熊沢蕃山や佐藤一斎の書、さらに「藤樹先生全集」校正本等数多くある。
藤木神社
ココの神社は、儒学者の関係か隣接する庭園がオモシロい。まずは

本殿に参拝、庭園をウロウロ

庚申塔:船形後背の中に「見ざる、聞かざる、言わざる」の三匹の猿の像を陽刻している。
庚申はえとの「かのえ・さる」と読む。60日あるいわ60年ことに巡ってきて、人間の体内に宿っている「三戸」(さんし)という虫が、庚申の夜に体内から抜け出して昇天し、天帝にその人の罪や過ちを知らせると命が、奪われるという。そのため人々は徹夜して酒食の宴を行い、罪から逃れようとした。
中国古代の「道教」の影響をうけた民間信信仰。江戸期の石像品と推定される。
「一番終いの庚申さん」といい、多くは村境に建てられていた。
境内の中には池も

あまり整備されている様子はなく、むしろこちらの方が神社の池とは思えない立派な池であった。

周りの雰囲気はこんな様子

この地方は湧水が多いいのか、水路が張り巡らされていた。その一角から水を取り入れて

そして、庭園の中心には中国風見晴らし小屋

ソコには池の主が

陽明園:滋賀県安曇川町(旧・中江藤樹生誕地)と中国:浙江省余姚市が友好交流を記念して、そのほとんどを中国の材料で作られた庭園だそうです。
そして針江地区へ

ようこそ生水の郷へ
地域みんなで水を大切にして自然を守っています。
ご協力ください。 生水の郷委員会(しょうずのさと)

清水の郷 公園

公園の奥からは湧水が湧き、湧き出た水を利用して

観光用水車が回っていました。その下まで石段が

鉄パイプから湧水が出ていたので、そこで「針江の清水」をゲット
写真はそれから撮っていたのです。それが三回行かなければならない原因となった。
その公園の100m程の所に、日吉神社が

その手水舎

その横の立札には
ここは水の神様を奉りしています
この地域は水を大切にして みんなで自然を守っています
針江生水の郷委員会
と、その横には

平成の名水百選認定の石碑が建立してあった。その本殿です

御神体の説明

御祭神
鴨玉據姫命(かもたまよりひめのみこと)
湧水の神様 本地仏は地蔵菩薩←意味が解らないデス
こんこんと湧き出る泉
水の神の恵みと石津寺境内に祀る
後坂本日吉大社樹下宮(十禅師)の
勧請と結びつき維新まで
石津十禅師社と称していた
高島市新旭町針江鎮座
日吉神社
境内を散策してみれば、こちらが境内に残る石津寺

大樹の根元には

宝塔、鎌倉時代のモノ

仏教の石像である、おそらく明治以前の神仏習合の名残でしようネ。
神社の入口にはきれいな水が流れ

その前にある小川では

鷺が夕飯を啄ばんでいた。太陽も傾き、急いでメタセコイヤ方面へ移動
そして帰り道

大きな太陽をゲット(*^^)v
良い景色も取れ、水もゲット(^_^)vルンルン気分で帰宅・・・・・・?とよかったはずであった・・・・・が、あるものが無い(?_?)
何ぼ探しても、片手鍋と漏斗に四本入れた筈のペットボトル一本足らない(~_~;) さては、写真を撮るのに夢中になって回収を忘れてきたようだ・・・・二回目だ!!!
という事で三回行く事となったのである。その結果

一目見た瞬間・・・あった~ 地元の人が横に置いていてくれたようだ・・・地元の方々に「ありがと~」

独断と偏見の「針江の生水」の評価は
この地域全体を潤している多くの湧水、軟水で飲みやすい水でした。
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v
地元の親切を加味してプラス(*^^)vにしました。
詳しい場所は
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