NO:130 清水寺の「音羽の滝」

我が家を午前4時半、眠気眼で一路「清水寺」を目指して出発(^^)/
開門AM6:00に間に合うように張り切って出発するも、与謝野・高速入口に着けば夜間通行止め!宮津の入口から入れるのか、警備員に聞けば和知まで全面通行止めとの事!出ばなをくじかれる!!ガク
先般貴船神社のブログを書いていて、そういえば京都には有名な水のお寺が在った事に気が付き「音羽の滝」の水を飲んでみたくなり、何時かは行きたいと思っていました。
しかし、日中に行けば人混みの中で悠長に水を汲んでいると迷惑がかかると思い、行くなら観光客の少ない時間帯に行くしかないと清水寺のHPをみて見ると、開門AM6:00から入門でき「美味しい水を早朝汲みに来る人が絶え間ない」と書かれてあったので、行くなら早朝しかないと行く計画を立てていたのです。
偶然にも、京都・西陣の取引先の会社にAM9:30頃までに行かなければならない要件が発生したため、この日に合わせて計画を実行することに相成った訳でございます。
開門AM6:00時に間に合うように出発するのには、どうしてもAM4:00時には出たいと思っていたが実際4:30分発になってしまいました。(本当は、清水の舞台から京都市内が空けてくる風景を撮影したかったのだが)
まぁ、そこへいって30分ぐらいはイイかと諦め(あきらめも早いのです)出発したのでした。
で、最初に書いた通りの予定が再度壊れてしまい、いつ着けるのかなの思いで運転して行きました。幸いにも、早朝と言うこともあり市内に入ってからもスムーズに5条通りを走る事が出来て着いたのが6:30分ごろでした。
駐車場も早朝で、乗用車も公営駐車場に止める事が出来、2時間限定の制限を切られ清水寺へ向かった。
早朝の清水坂

まだ寝静まっている坂道を登って行くと

路地を抜けると朱塗りの山門が正面に

なぜか周りに溶け込んでいる不思議な空間
近くで見ると頭でっかちの仁王門

入口に狛犬さんがいるのはなぜか?石段を登って清水坂を見る

近くの人の早朝散歩コースになっている様で、交じって観光客もチラホラ参拝に、仁王門をくぐると右に

西門(さいもん)と三重塔が見えるのだが、三重塔は修理中
その横の石段を登って行くと鐘楼が有ります

鐘楼の横には

平成梵鐘寄進趣意
観音霊場洛東清水寺の第四世梵鐘は文明十年(1487)願阿上人歓進寄進応仁大兵災の平安京復興を郷向導す
雨来530年、朝夕の逸韻絶ゆること無く、遠近の衆聴すでに久し而して妙饗の勢い漸く旧び、雄偉の姿また老ゆ
平成19年(2007年)清水寺門前会結成20周年を記念し第5世梵鐘寄進を発願、微志を結集しここに成就す
冀くは此の音を聞く人皆観世音菩薩大悲、無畏福聚に預かりないし世界平和に貢献せんことを
平成20年4月吉祥日清水寺門前会
sonouegawani
随求堂(ずいぐどう)というお堂があり

詳しくは境内案内図を見てください
で、右の石段を登って行くと

とか

次から次へお堂が出てきます。清水寺へ行かれる方は、事前に境内案内図で下調べして行かれた方が見学が充実できますよ~。吾輩は素通りして肝心なものは見ず、写真を撮っただけでした。
その中に

銅版で世界遺産『古都京都の文化財』なるものが
清水寺はユネスコ(国際連合教育化学文化機関)で採択された世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約に基づき、「古都京都の文化財」の一つとして、特に優れて普遍的価値を持っていることを国際的に認められたことになります。
清水寺は、『清水寺縁起』によると、宝亀9年(778)に僧延鎮が音羽の滝上に観音を祀ったことに始まり、延暦17年(798)には坂上田村麻呂が仏殿を建立して桓武天皇の勅願寺となったと伝えられています。創建後何度も火災によって焼失しましたが、その都度再建され、現在は西門・三重塔・経堂・田村堂・轟門・朝倉堂・本堂・阿弥陀堂が東西に並び、そのほか周囲に仁王門・馬駐・鐘楼・北総門・釈迦堂・奥ノ院・子安塔・鎮守堂〈春日社)、そして鎮守社の地主神社神殿が建っています。大半の建物は17世紀前半に再建されたものですが、こうした景観は13世紀には成立していました。
伽藍の中心となる本堂は寛永10年(1633)に再建された懸造の建物で、いwゆる「清水の舞台」として知られ、林立する高い束柱に貫を縦横に通して豪快な姿をみせています。また、仏堂である石敷の内陣と礼堂である板敷の外陣からなる本体に裳階、正面庇、翼廊、舞台がつくという平面や、その全体に寄棟造・檜皮葺の大屋根をかける架構は、平安時代からの形を受け継ぐものです。
これらの建造物のほか、境内の東寄りには江戸時代初期の借景の技法を用いた成就院庭園が設けられています。なお、これらの周囲に広がる自然景観も見事です。
登録年月日 平成6年(1994)12月15日決定、17日登録 京都市
まぁ、これだけ建物が多いいと半日はかける予定で来なくっちゃ回りきれん!
拝観料300円を払って、本堂へ
入ってすぐ

「鉄の錫杖と高下駄」が有りました。力試しに持ち上げてみるようですがパス
そこからの本堂の様子

本堂と清水の舞台の方へ進んで行くと、本堂内の横から

大国さんがお迎えしてくれます。「出世大黒天」で、あやかりたい方はお賽銭を(^^)/
本堂内には自由に入る事が出来ます。その入り口に

なぜてお願いすれば良い事がアルカモ
本堂正面からの写真撮影は気が引けたので、横からパチリ

本堂の「清水の舞台」から奥ノ院の舞台へ行く途中に石段が

下から見た写真ですが、降りて行けば「音羽の滝」があります。ぶれている写真は、人様の顔が分からないようにしてあるのデス(?_?)
奥ノ院からでも降りて行けれると聞いていたので、「音羽の滝」は後回し。境内には立派な神社もあります

そこを通って奥ノ院へ

正面に見える子安塔の朱塗りの三重塔が美しい。奥ノ院からの本堂の姿はTOPの写真です。
で子安塔まで足を延ばして

子安観音(千手観音)が安置され
安産の守り神で多くの女性に人気だとか、三重塔も小ぶりで気品が漂ってくる塔です。そこから

本堂の眺め
そしていよいよ「音羽の滝へ」

そこらじゅうで、平成の大修理がされていて、工事関係の道具がいたるところに・・・ 降りて行くと

清水の舞台がそびえ建っているのが、目に飛び込んできた、そして

とぉ~いい昔、訪れたことが有るのだが、その時音羽の滝がどこに在ったのか思い出せず、テレビで見ていると舞台の横の方に在るとばかり思っていたら、こんな所にの思いが

このおば様、東京からとの事、夏には貴船の方で床座敷で料理に舌鼓してきたとかの古都・京都ファンの様子、お茶のペットボトルに苦心して「音羽の水」をいれて、東京に帰ってコーヒーを楽しむのだと、帰ってからの楽しみができ嬉しそうでした。
最近写真を撮っていて思うのだが、近年人様が写っていると目を隠したりぼかしたりして、人物を特定できないようにされているものが多いいようです。多くの方は、無断で写して○○の侵害になるとばかりされていると思いますが、意図的に写さない限る許してもらえるのではと思うのですがねえ~(?_?)・・・と言うのも、最近思うことは、人様が写る事によってその被写体が生きてくるように感じるのです。私だけですかねェ~(?_?)
という吾輩もお水を頂戴しまして

お賽銭を

入れたかどうか思い出せまシェン(?_?)不動明王を真ん中に
左手には、開基:行叡居士(ぎょうえいこじ)

右手には、開山:延鎮上人(えんちんじょうにん)

左右反対かもしれないので、違っていたらご勘弁をm(__)m
で、音羽の滝の云われ

三筋の霊水は大昔より音羽山中より湧き出る清泉であり、創建以来一度も枯れる事なく、今日に至ります。観音様の功徳水である金色水とも呼ばれ、延命長寿、諸願成就のご利益があるといわれてきました。(霊水冥加料5百円)
またここは開山延鎮上人と開基行叡居士が出会った当山の起原の場であり、現在では不動明王を御本尊としてお祀りいたしております。
毎月28日の不動縁日には朝7時より山内僧侶が揃い、信者と勤行を致します。是非とも早朝の荘厳な雰囲気の中、共に御参拝頂ければ幸です。 合掌
この水は、東山断層の割れ目から噴き出してきているとか、ミネラルが豊富とか期待を持って帰りの途に
順路に沿って進んで行くと、近所のおじさんらしき人が野鳥にエサをやっていた。

サギか

どアップで

このオジサンに捕まってしまい、京都の仏教界の好いこと悪いこと、しこたま聞かされ、そんな時近くに寄ってきたカラスが鳴くもんだから、「静かにしとれ」らしきことを言い聞かすように言うと、あら不思議カラスは鳴くのをやめてしまった。飛び立とうともせず、餌をおねだりしている様子で、どうも毎朝の日課の様であった。
オジサンから解放されて、清水の仁王門の所についてみると、朝の7時半頃だというのに

修学旅行も、た い へ ん
で、門前街もあさの息吹が・・・

そして駐車場へ帰って来ると

次から次にバスが上がってきて、駐車場は

の有様でした。おわり
「音羽の水」でコーヒを沸かして飲んだ結果、5ランクに思ったり4ランクに思ったりで不思議な水であった
独断と偏見の「音羽の滝」の水評価は
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)vに最終的になりました・・・とさ
場所はみんな知っていると思うが入れときます
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