fc2ブログ

NO310:「奥伊吹の親水」

2019,9,8 073-3r
長命観音の水を汲み終え、奥伊吹地域に入って行った。
2019,9,8 069-3u
渓谷を過ぎると盆地と言うほどの平野ではないが、県道の周りには田園地帯となって行った。その中、初めての集落「大久保」に『長尾寺』という由緒あるお寺があるという
2019,9,8 068-3i
看板では「山野草の里」と書いてあります。チョイと寄って見ることに、大久保集落の車一台ぎりぎりの道を通ってたどりついた寺
2019,9,8 110-3t
石段の横に
2019,9,8 111-3y
長尾寺の案内板が石垣に張り付けてあった。それによると
 伊吹山四大護国寺の一つで、伊吹山から北西に派生した尾根の先端にアリ、現在の大久保集落の背後に坊跡群が展開しています。創建当初は法相宗で、寺伝によると白雉二年(651年)慈照尊者が開山したといいます。その後、伊吹山寺を構成する中心寺院となります。
 元慶年中(877年ごろ)長尾護国寺は定額寺に昇格しました。
 文和年間(1352年ごろ)、長尾寺を再興した深宥は、姉川渓谷を阻む巨岩を砕いて水流を良くし、耕地を広げて住民の利益を図ったといわれています。
 永年年間(1504~21年)、兵火で堂宇が焼失した後、再建され四十九坊を数えました。現在では真言宗で寺号を総持寺と称して、唯一法灯を守っています。
    県指定:総持寺木造天部形立像
県指定の仏像ではな~と思い、石段を上がらず引き返すことにし、さらに奥へと車を向けた。
走っていると、道路標識に
2019,9,8 109-3a
「姉川ダム管理事務所」と書いてあり、その下には姉川ダム下流公園とも書いてあったので行ってみることにした。
2019,9,8 109-3a
ココから入って行くとダム下に出ました。
2019,9,8 107-3s
何と言ってもダム直下で見ると迫力があります。今度はダム湖へ
2019,9,8 077-3d
あまり大きな河川ではありませんが、まぁまぁの水量をためているようです。最近も大雨で問題になっていましたが、緊急放流での下流域での水位の上昇、もっとうまくダムを活用していく事が出来たらいいのだが、ニュースを見ていると、農業水、工業用水、生活用水と各団体の権利が交差していて、思うように水位を事前に下げることも難しい様子、しかし、災害を起こさないことを第一に考えて行動を起こしてほしいものです。
ダムの管理棟の中には資料室があり、自由に見学することもできました。姉川ダム、堤高80,5m 艇長225,0m
でさらに奥地を目指して出発。最後の集落である甲津原に入り、そこの甲津原交流センターいわゆる道の駅に到着。
2019,9,8 096-3f
そこの敷地の端には、地元の江戸時代初期に建てられたといわれる茅葺の古民家を「奥伊吹ふるさと伝承館」として展示してあった。
2019,9,8 094-3g
江戸時代初期建てられたとしては保存が良いので、手を入れられているのでしょう
2019,9,8 095-3h
奥伊吹ふるさと伝承館
 本建物は江戸時代初期に建てられたと思われるが定かではない
茅葺屋根の密集した甲津原は、江戸時代後期三十数年間に四回の大火があったが、当家は災火を免れた貴重な農家住居である。
 今回、所有者である竹中家より区へ寄贈の申し出があり国、県、町等の支援のもと、地元甲津原区において、失われつつある本集落特有の歴史や、民族文化を後世に伝えようと「奥伊吹ふるさと伝承館」として改築したものです。
     平成十四年三月吉日
との事、中に入ろうとしたが鍵がかかっていた。で、遅昼にと「甲津原交流センター」へ
2019,9,8 097-3k
入口にはそばの完売の札、館内の雰囲気
2019,9,8 099-3l
その一角に手芸品の「甲津原麻糸曼荼羅」が展示してありました
2019,9,8 101-3z
こちらは切り絵
2019,9,8 102-3c
展示販売されているとの事でした。吾輩はそれよりメシと、そばは売り切れでしたので「山菜うどん」を
2019,9,8 104-3x
今回は食べる前に無事写真に収めることができ、御見苦しいところを見せずに済みました(*^_^*)
腹も落ち着きさらに奥地へ
2019,9,8 083-3v
甲津原集落が奥伊吹では最後の集落、しばらく走ると道の真ん中に料金所のゲートが現れた。ゲートと言っても人影はナイ、そうかといって通行止めにはなってなかった。吾輩の前を走っていた車はゲートでユータ―ンして帰って行かれた。吾輩もどうするか考える事30秒、ここまで来たのだから行くしかない・・・と、ゲートをくぐって奥伊吹スキー場を目指して走ること数分(はっきり覚えていない・・・真実)
2019,9,8 084-3b
スキー場らしきところに着いた。本来のゲレンデは
2019,9,8 085-3b
リフトで登って行くらしい。少し高いところに登って行くと駐車場が一望
2019,9,8 090-3m
その一角で競技用の車がなんかの準備、整備をしている様子。何が起こるのか見届けて帰りたかったのですが、時間もいつ始まるか分からないので帰ることにした。
駐車場を過ぎてスキー場が見えなくなったころ、山の裾野に意味深な看板「奥伊吹の親水」がたててあるのが見えた
2019,9,8 091-4q
近づいてみると
2019,9,8 093-4w
パイプから水が出ていて石臼のようなもので受けてある。これは汲んで帰らなくっちゃ・・・と、予定になかった水汲み場で湧水をゲット(^_^)v
計4か所で水を汲むことができ、伊吹山麓滋賀県側での水汲みドライブは幕を閉じたのでありました。何時か今度は岐阜県側の伊吹山麓を攻めていきたいものだと、帰り道思いながら無事帰宅できたのでありました。

「奥伊吹の親水」の独断と偏見の水評価は
水の出ているうえ側が山の谷になっていたので沢水かなと思い少し上に登ってみたが、谷水の気配は無く湧水であると確信、軟水で、のど越しの良い癖のない水で、コーヒーもおいしく飲めました。
詳しい場所は


スポンサーサイト



NO309:伊吹町「長命観音の彗泉」

2019,9,8 049-2l
今日は奥伊吹まで湧水を探しに行く予定で、次なる場所として予定に上げていたのが小泉地区の湧水群(情報もとの方が付けた名称)を探しに、伊吹鉱山の直下にある小泉集落を目指して車を向けた。
小泉集落は県道から離れ旧道の狭い道に入って行き、集落から鉱山を見ると
2019,9,8 116-2z
山影で鉱山は隠れて余り見えなくなっていた。その集落で湧水群を探すのに同じ道をグルグルと走り回ること約10分、ようやくこれかな・・・と思う場所についたが
2019,9,8 117-2x
林の中から水が幾重にも流れ出してきていたが、汲んで帰る値打ちの無いような水であったのであきらめ、次の目的場所であった「長命観音の泉」を探しに県道へ再び戻り、奥伊吹方面へ車を進めた。
2019,9,8 053-2v
その県道へ出る道から下を映した雰囲気の写真ですが、伊吹町の市街地から奥伊吹へ進んで行く途中の渓谷デス。
県道に下りてしばらくすると
2019,9,8 055-2n
道の横の草で覆われた中から石碑が見えたので写真に写したが、「蝉合渓谷」と石碑には書いてあり、その横のイワレノ案内碑には
『 蝉合峡谷は建武の頃 長尾寺の僧深宥の開削 また蝉が岩を砕いたとも伝え 往古の峡谷湖水説を裏付ける 仁寿年間 太平寺長尾寺は 伊吹山護国寺に列せられ修験霊場として栄えたが 建武の倒幕に参画し戦乱の中に衰亡する やがて京極氏は 太平寺城 峯堂城館を構築して湖北一円の地を掌握する事となる
以来ここに数百年峡谷の秘史景勝は佳人文客を誘い 幾多の詩文を今日に残したのである』
平成四年 春三月  と書いてあるそうな
今では蝉合渓谷には、砂防ダムのようなものが作ってあり、姉川の水が堰き止められています。
2019,9,8 061-2m
ソコに「長命観音の彗泉」らしい石仏が設置されていた。
2019,9,8 065-2m
四体のお地蔵さんが整列して置いてあり、大事に維持管理されている様子。
2019,9,8 064-3q
水は後ろの崖から滴り落ちて、その水が下のガレ場に浸み込んだ水がパイプを通して汲みやすいように出てきている。このような湧水はどこかで見たような気がする中、長生きできるように有り難く汲んで帰ることにしました。
2019,9,8 062-3w
予定では、これで今回の水汲みは終了して奥伊吹の散策に出かけて行ったのですが、思ってもみなかった湧水を発見したのでありました。
2019,9,8 067-3e

「長命観音の彗泉」(スイセン)の独断と偏見の評価は
硬水かな?なんすいかな?と微妙なところの水の様でしたが、石灰岩の多いい山から滴り落ちている水は硬水なんだろうと思われる。
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)vでした。
詳しい場所


NO308:ケカチの水

2019,9,8 043-1m
「臼谷の湧水」をゲットして、次なる目指す水は伊吹山登山口近くに出ている「ケカチの水」というおもしろい名前の湧水である。
こちらの場所は、伊吹山登山口にある「三之宮神社」を目指して行けばいいので、迷わなくて済む。
伊吹山の石灰岩採掘現場から延びる蛇のように長いベルトコンベヤーを見ながら
2019,9,8 021-2q
村中に入って行くと、道の上にもコンベヤーらしきものが通っている下を走り
2019,9,8 022-2w
三之宮神社近くに到着
2019,9,8 045-2e
その横の方には伊吹山登山道の案内板が設置してあり
2019,9,8 023-2r
その看板に歴史の舞台伊吹山  と、説明が書かれていたので書き出しておきます
 伊吹山は古くから歴史の舞台となってきた山です。古事記、日本書紀の英雄・日本武尊(ヤマトタケルノミコト)は伊吹山の荒神を退治しようと出かけますが、荒神の化身の白猪(大蛇)が現れ、氷雨(ひさめ)を降らせて日本武尊を打ち惑わせたという伝説があります。
 伊吹山麓には縄文時代以降人々が住みつき、日本列島のほぼ中央にあることから、古代から東西交通の要所でした。
 伊吹山は山岳仏教の聖地としても知られ、奈良時代にはすでに修験の霊場となり、平安時代初期には日本の七高山の一つに数えられました。
 また伊吹山南麓の上平寺、弥高地区には戦国時代の大名、京極氏の居館や戦いに備えた上平寺城が築かれた山岳寺院、弥高寺も京極氏のお城として利用されていました。これらの遺跡は、平成16年に国の史跡に指定されました。

「ケカチの水」は登山口の近くにあるという事で、車まで神社の前を通り過ぎて登って行った
2019,9,8 026-2y
この道が登山道、山頂まで6000mと気の遠くなる距離である。そこからすぐに
2019,9,8 029-2u
それは道の下に出てきた。車が2台ほど止められるスペースがある広場に車を止め、水が流れている方向へ行くと窪地の底に
2019,9,8 030-2d
降りていく石段が作ってあり、覗いてみると
2019,9,8 031-2p
小さな洞窟の中から大量の水が湧き出していた。写真で見ると大量とは思えないのだが、下流に流れていっている写真を見ると
2019,9,8 032-2a
結構多いい湧水が理解してもらえる量である。その洞窟の上には
2019,9,8 033-2i
注連縄(しめなわ)が巻いた岩が鎮座していた。この岩はおそらく「さざれ石」であろう。
その近くに「ケカチの水」の説明が
2019,9,8 027-2s
ケカチの水:神の坐(いま)す伊吹山は、江戸時代までその神の力を得るための山岳修業の山でした。山頂から湧き出る「ケカチの水」で身を清めた行者たちは、山中の行場を巡って、山頂の弥勒堂を目指しました。
 その修行のひとつに「悔過(けか)の行」があります。仏の前でこれまでの罪過を悔い改め、心身ともに清浄の境地になって天下泰平・五穀豊穣などを祈願するものです。かってこのあたりに「お池さん」と呼ばれる泉があり、ケカチの名の由来は「悔過(けか)の池(ち)」からきているようです。
 また、この水は、ヤマトタケルノミコトが熱を冷ました「命の水」とも伝えられています。
            上野区
で、「ケカチの水」をペットボトル4本に汲み
2019,9,8 034-2o
なぜ入山協力金になっているんだ~    と、思いながらも「協力金箱」へチャリン
さてこれからどうするか・・・と、一思案。もう少し上に登って行けば見晴らしがイイかも・・・と、車で登って行った。
少し行くと視界が開けて、リフトの駐車場が
2019,9,8 035-2s
リフトは伊吹山スキー場の物だと思うのだが、登山客も運んでくれるのだろうか(?_?)疑問に思ってネットでググる(今や使わないそーなのだ・使うものはおっさんらしい)と、今は運行停止廃業しているそうであった。駐車場の車は、登山用の駐車場が神社付近に少ないので、一日なにがしかの料金を箱に入れて利用するようであった。
さらに登れるところまで行ってみようと登って行くと、見出しの写真のベルトコンベアーの見える場所に出た。下に向かって一面黄金色に色づいた稲がたわわに実っていた。
さらに登って行くと西池公園と書いた看板が
2019,9,8 036-2d
周りを見てみると池とは言い難い
2019,9,8 037-2f
コンクリートの巨大な水溜、昔は池があったのだろうが、何かの結果でそうなったのでしょうか
側溝には、結構な勢いで水が流れている、
2019,9,8 038-2f
湧水かもと思い水源を探しに車から降りてたどって行ったが
2019,9,8 039-2h
害獣柵に阻まれこれ以上はいけない、水路を見ると
2019,9,8 040-2g
林の奥から勢いよく出てきているがこれ以上行けないので湧水探しはやめた。
下流の方では水が九目れるようになっていたが、沢水か湧水か判断ができなかったので、汲むことはあきらめて次の予定地へ向けて山を下りて行った。
林の中へベルトコンベアーが消えていくところを見ながら
2019,9,8 044-2j
「ケカチの水」の独断と偏見の水評価は
コーヒーを淹れて飲むには最高の水でした。コクと言いまろやかさと言い、甘みも感じ取れる探し求めていた水がココに有(*^_^*)
ということで
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v (*^_^*)
詳しい場所は


NO307:臼谷の湧水(小碓の湧水)

2019,9,8 131-1q
比叡山シリーズが長くなりすぎた期間に、だいぶ資料が溜まってしまったので、スピードアップしていきたいと思っています。
今回は、無いっ得できる美味しい水を探しにどこが良いか考えて、やはり伊吹山近辺が無難であろうと思い、伊吹山・山麓滋賀県側(米原)シリーズと銘打ってお送りいたします。
伊吹山の地下水はミネラル豊富な硬水の水が湧き出している。それも今までも何か所か頂きに行ってきたが、今回は一日かけてすべて(わかる範囲)回ってくるつもりで出発しました。
まずは伊吹山山麓でも裾野の町中から取水することにした。それが、米原市春照地区にあるという「臼谷の湧水」である。まずは、伊吹山が美しく見れるという名所「三島池」に行く事にした。
2019,9,8 123-1w
三島池はマガモの生息地南限という事で「天然記念物」に指定されています。
2019,9,8 130-1e
所在地:坂田郡山東町池下(旧町)
昭和34年2月十日指定
 昔、農業用池として造られた三島池は、古くから渡り鳥の楽園として知られ、なかでも冬鳥であるマガモは、夏は主としてシベリア方面で繁殖・成長し、10月になると日本へ渡ってきます。
 昭和32年(1957)、地元の大東中学校科学クラブが三島池でマガモの自然繁殖を発見し、マガモの自然繁殖南限地を確定しました。生物分布上貴重な発見となり、昭和34年、県指定天然記念物に指定されました。
 三島池のマガモは、例年5月上旬に産卵を始めます。鶏卵大の卵を毎日1個ずつ産み10~13個産卵します。そして、約4週間でふ化します。成長したマガモは、首を水中に突っ込み、尾を水上に出して、水底の水草などを食べます。
 冬鳥のマガモがどうして三島池のような南の平地の池で繁殖するのかは十分わかりませんが、環境が良く、長く神池として保護されてきたためと思われます。また、三島池には、マガモの他に、カイツブリ・バン・オシドリ・オナガカモ・ホシハジロ・キンクロハシロ・ミコアイサ・サギ類なども飛来してきます。
    平成8年3月      滋賀県教育委員会
この様な鳥たち
2019,9,8 129-1t
10月13日、19号台風で東日本の広範囲で水害や土砂災害により、多大なる被害が発生しました。被害に遭われた方たちにはお見舞い申し上げます。
今日は、そんな中にもラグビーワールドカップで日本チームがスコットランドを破り、1次リーグA組1位という成績で決勝トーナメントに参加できる快挙を達成した喜ばしいニュースもありました。ラグビーをあまり知らない吾輩でも、テレビを見ての熱戦には感動いたしました。おめでとうございます。
ところで、三島池が神池として大事にされてきたと上の説明書きには書いてありますが、その神社が池の畔にありました
2019,9,8 127-1y
その名も三島神社というもの、この「いわれ」が床の石碑に書いてありましたので
2019,9,8 126-1i
         比夜又池
 この池は、三島池とも大池とも、比夜又池ともよぶ
 昔、この池に水が溜まらず、これを占ってみると一女を池中に生き埋めにして水神を祭れば、満水になる
 そこで、佐々木秀義の乳母で、比夜又御前という女が、生きながら池底に入り機織りとともに埋まると忽ち水が溢れ出た
 その後、常に満水でいかなる旱天にも涸れたことがない、そこで、比夜又を水神として崇めている
 今でも深夜水底で機音が聞こえることがあるという
 この辺の松樹 を比夜又松と呼び、この石塔を比夜又女墓と傳えている
    古歌に次のように詠む
名にも似ず 心やさしきたをやめの 誓いも深く みつる池水

この三島池の周辺は、キャンプ場などもあり広い公園になっている。
2019,9,8 120-1p

2019,9,8 118-1i
そして三島池を後に、湧水が出ているという「春照」(すいじょう)という地区に行く途中に庭木を剪定して「トトロ」の姿になった見出しの写真に遭遇してハイパチリ、
2019,9,8 002-1a
地区の入口に玄関のように道の両サイドにポールが二本門構えのように立てて在った。こんなのは初めて
2019,9,8 003-1s
この道を入って集落に入っていたのだが、周りを2回ほど探し回ったが見つからず、
2019,9,8 006-1d
そういう時は地元の方に聞くのが一番と、この北国街道に架かる北国橋近くの酒屋に尋ねに入ると
2019,9,8 004-1f
親父さんが出て来て親切に、前の道からこう行って少し行くと道が分かれる、その道のこちら側を道なりに行けば大通との角にある。との事であった。お礼を言って、お店の前にある自動販売機で、お礼にと思って買いに行こうとしたら足元に
2019,9,8 005-1h
   景観形成建造物指定標識
    米原市指定  第3号
この建造物は  米原市景観条例により指定
された景観形成建造物です
      平成28年4月1日
          米原市
という、古い建物の酒造元であった。
2019,9,8 007-1j
で、言われた通りに行ってみた。それは最初に通ったことのあった場所であったが
2019,9,8 008-1k
車から見た感じはこのようなもの、普通こんなところに湧水が出ているとは思わない。
車を降りて、どこか探してみると
2019,9,8 009-1l
害獣除けの柵に出入り口の扉が作ってあり、そこを開けて入ると
2019,9,8 012-1x
田んぼの水利のため池のようなモノに見えた。その下りていくところには、意味深な祠がアリ
2019,9,8 010-1z
地元の人たちが敬っている場所だと思えるものだが、その中には
2019,9,8 011-1z
陶器でできた寅の置物であった。この虎と、湧水の関係はいまだ不明である(?_?)
底から降りる階段が作ってあり
2019,9,8 018-1c
途中には、湧水を説明する看板が立てて在った。
2019,9,8 013-1x
認定:未来に伝えたい  まいばらの水
その横に   米原市水のキャラクター「スイナちゃん」
スイナからのお願い、水は汚さないように大切に使ってね!・・・との事
米原市には豊かな森や山が育んだ美しい湧水が数多く存在し、昔から地域の暮らしの中で大切に使われていました。水道の蛇口をひねればあたり前のように水が出てくる便利な現代の社会の中で、忘れられつつある水や水を育む森の大切さを改めて感じていただき、地球の美しい水環境を未来に受け継いでいくきっかけとなることを願っています。
NO6:臼谷(うすだに)
 昔はこの一帯は森で、水量も今よりもかなり多く至る所から湧き出ており、どこが川か見分けがつかないほど一面に水が溜まっていたと言われています。小誰(おすい)の清水とも呼ばれ、伊吹山の神に敗れた日本武尊が、この清水を飲んで目覚めたという伝説が残されている場所の一つです。  飲料として推奨するものではありません
         米原市
2019,9,8 014-1v
下まで降りて水が流れ出してきている草群を覗くと
2019,9,8 017-1b
綺麗な湧水が出てきているのだが、底が砂地になっている、このような場合は水を汲むのが一苦労
砂を掘れば水が泥水になって、きれいな水を入れたと思っても何故か浮遊物が入り込んでいる、このような場合は、片手鍋でできるだけ水深の深いところを探して、砂地に片手鍋がつかえないように慎重に水を汲み、何回も汲む覚悟で水を入れていく。それでもゴミが入っていたりする時がある。と・・・こんな具合にして2本だけにして湧水をゲット(^_^)v
近くの看板には「ハリヨ」と言う魚がいると書いてある。
ウイキペディアから
日本固有亜種で昭和初期までは滋賀県、岐阜県、三重県に生息地があったが、現在では滋賀県東部と岐阜県西濃地区、岐阜地区の平野部の湧水地のみで生息が確認されている[1]。岐阜県の養老郡養老町の養老山地からの伏流水が湧き出す津屋川が、生息地の一例である[2]。三重県では1950年代に絶滅した。滋賀県米原市の河川では、人為的に放流されたと見られる同じトゲウオ科の陸封性イトヨと交雑した個体と置き換わり、別に飼育していたものを除きハリヨが絶滅していることがわかった。移入により兵庫県にも生息している。[3]

生態
年間の水量が一定した綺麗な湧水地や、その周辺の流れの緩やかな河川に限定して生息し、水草の生い茂った水深20-50cmの浅瀬に生息する。清浄な湧水のあることは生息環境の必須条件で、10-18℃の低水温を好み、水温20℃を超える場所では生息できない。同属種のイトヨは海と川を回遊する個体群が多いが、ハリヨは回遊せず、一生を通して淡水で生活する。食性は肉食性で、小型の甲殻類や水生昆虫などを捕食する。
周辺が生息地のアクア・トトぎふで飼育展示されているハリヨ
繁殖期は2-8月と長期間にわたるが、日本では3-5月が中心である。婚姻色が出たオスは縄張りを作り、同種のオスを激しく追い払う。同時にオスは縄張り内の川底に穴を掘って水草の根などを集め、トンネル状の巣を作り、メスを誘って産卵をおこなう[4]。オスは産卵後も巣に残って卵を保護する。寿命は1-2年で、繁殖期が終わるとほとんどが死んでしまう。

で、吾輩は次なる湧水を求めて移動して行ったのでした。尚、情報もとでは「臼谷の湧水及び春照の湧水」と表記してありました。
「臼谷の湧水」の独断と偏見の水評価
車で走ってきた道の縁には雑木林があったが、その周りは人家と農地であり、あまりお勧めできる水ではありませんが、飲んだ結果「コクのある硬水」で美味しく飲めるのだが、やはり上記の内容から
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v  としておきます。
詳しい場所


.・



プロフィール

水汲みマン

Author:水汲みマン
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
湧き水のおすそ分け
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR