NO115:長谷ダム横の「命水・清水お大師さん」

という訳で長谷ダム横の「清水お大師さん」の湧水を汲みに来ました。
新野駅から二駅行った長谷駅付近から犬見川沿いに上流に進んで行けば見えてきます。水車の郷の「おば様」がおっしゃっていた「ダムが出来るまでは犬見川の谷合いに在って村人に親しまれていたのを、ダムを作る時に現在地に移動して、同じ地下水系の水を汲む事が出来る、また聞くところによれば、わくわく街道の水より美味しいと言う人もある」との事、おば様の言い方によると、どうも子供の頃その付近に住んでいたような雰囲気でした。
川から離れ山道を登って行くと、こんな看板が

(野猿集団に絶対エサを与えないでください、大河内町 大川原集落)
最近は、野生動物にむやみやたらとエサを与えソコに住んでおられる住民が迷惑を被っている話がテレビのワイドショウで放映されていたが、こんな山奥でも・・・と思える看板であった。瀬戸内海の島では、住民と野良猫が共存して観光客が増えているというニュースなんかもあり、餌付けのやり方を考え無ければ、良くも悪くもなるという事例ではないかと思います。
底から見た長谷ダム

そして、先のトンネルを抜けて行くと

橋を渡り右に入った所に「清水お大師さん」がありました。

立派な建物でしたが、以前あった所の石造「お大師さん」を持ってきたのか小さめでした。

湧水は、お大師さんの左からは滝のように岩を流れ、右の方はブリキのトユで水が流してありました。

堂内には、こんなお触書が・・・^_^;


左(最近マナー非常に悪い。管理上困っており、水を止めるかもしれません)右(おねがい・ここは水汲む場ではありません。清水のお大師さんです。沢山の御意見を有難うございました。ゴミ、煙草のスイガラ、車の洗車等その他マナーの悪い人が多くおられます。管理上たいへん困っておりますので、私だけでは管理がむずかしいですので、水を止めなければなりません、そこで、水を酌みにこられるみなさんに協力をお願いして一緒に管理をしたいと思いますのでお願いします。水も大切な資源ですので、みなさまと清水の大師さんの命水を守っていきたいと思います。よろしくお願いします。『一部読みにくい箇所がアリ~だろうを当てて使わしていただきました』)
協力の一環として志をお供えしておきました。
ペットボトルが曇っているのが判りますかね~

梅雨の季節ですが、ペットボトルに水を入れていると手が冷たくなって持っているのが大変でした。右は梅花藻地蔵の清水です。
水を汲み終わり、上流にある砥峰高原に向けて出発。

それにしてもカラ梅雨でもないのに水がないダムだ事。後程解明できたのですが・・・
相当山奥に入ってきたという感じったんですが、ケッコウな集落が有りました。

この集落に入って行くと道が分かれて、直進砥峰高原、左太田ダムの標識があり、ついつい太田ダム方面にハンドルを切ってしまった。何時もの「優柔不断』の性格が出てしまった^_^;


大河内高原の山道を登って行くと、

こんな広い太田ダム湖に出てしまった。

要約すると、太田ダムは1号~5号まであり、太田池を作っている。循環式純抑揚式発電所、大河内発電所を持ち下部調整池(長谷ダム)からの水を、上部調整池(太田ダム)に汲み上げて溜めて置き、電気の必要なときに下部の調整池に水を流し発電をする為のものである。
もっと詳しくは大河内発電所を見てください。原発の有効利用を考えての事でしょうが、この機能を太陽光発電や風力発電の備蓄エネルギーに利用すれば自然発電の不安定さを少しは解消できるのではないかと思いました。このホームページを読んでみると、地下にある発電所を見学することができるそうで、今となっては後のま・つ・りデスタ。
以上、夕方お友達と出会う約束があり、砥峰高原は次の機会になってしまいました。
独断と偏見の「命水・清水お不動さん」の評価ですが、ミネラルも少ないのかあっさりしたコーヒーを楽しみました。
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v +☆
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