NO108:平成の名水百選、「真名井の清水」

今回は、舞鶴市にある平成の名水百選に選ばれています「真名井の清水」をお届けいたします。
昨年、父の日にステーキを食べに丹後半島・碇高原ステーキハウスに行ってくれたお返しと、三朝温泉のランチバイキングの仕切り直しに、「母の日」一週間遅れで、舞鶴の大浦半島にある「ふるるFARM」バイキングにご案内することに、ついでに(どっちがついでだか???)以前から行ってみたかった、「真名井の清水」も汲みに行ってきました。
「ふるるFARM」は大浦半島にあります。

その日本海に面した瀬崎という所に在ります。石炭火力発電所が出来て、道路も良くなり東舞鶴市街から「一直線」という言葉がよいぐらいに、以前と比べたら交通の便がよくなり、行きやすい場所となっています。

遠くに見えるのが冠島です。
今回の目的は農村レストランで、ランチビェッフェ(バイキング)を楽しむ事ですが、その前に頂いてきたインフォメーションガイドから園内の紹介を少々

・・・と考えましたがふるる FARMのHPを見てもらった方が”よ~く”分かりますので割愛させて頂きます。m(__)m
しかし、それでは味気ないので写してきた写真から少々・・・
駐車場から入って行くと、ミニブタハウスの「ミニブタ君?」のお出迎え

チョイトさぼり中で・・・
「ふるるマーケット」

その中の様子


「ふるるFARM」は地元産の地産品目を中心に、この農園で採れたものも売っている様で、その中でも圧巻なのが家畜の餌、おそらく(勝手な想像)今から行く農村レストランの食材の端くれらしき物をコップに入れての販売、それを持って「豚ちゃん」や


ポニーに「家畜の餌」というのは間違いで、「動物のおやつ」を買って食べてもらうのです。

この家族連れは

ヤギさんに「おやつ」やりです。動物も子供も大喜び(*^^)v、お店に並んでいた「動物のおやつ」も瞬く間に完売という事で一石三鳥・・・なんと考えたものだ(^_-)-☆
他には、できるだけ地元産の食材を使ったお菓子工房

そして、体験教室の手作り工房で作ったクッキーやパンを焼く、石窯です

そして、30分ほど待って、順番が来た、農村レストラン

白い帽子をかぶった人が、スキップをして入って行きました。

やら

最後に

定番で

満腹で、はいおわり(^_^)v
食べる物はもっとあったのですが、気が小さい吾輩、これでもブログにUPしたいため「ドキドキ」しながら写したのである。食べ物あまり撮りたくないな~(~o~)
そして、少し遊んで帰るのです

「ふるるFARM」バイキングは、農園で採れる取れたての野菜を中心に、お魚、鶏系等々の地元産食材で子供からシルバーまで楽しめるレストランでした(高級な肉系は少なかった)。わが愛妻(今日だけ)も気にいってくれた様子で、後程支払ったお金の還付をしてくれました^_^;(お小遣いの少ない吾輩は遠慮なく頂いておきました)
(この近辺の観光スポットはこちらから)
で市内に戻っての「真名井の清水」を汲みへ
「平成の名水百選」に選ばれた理由の一つに、江戸時代、田辺城主細川藤孝(幽斎)によって城内に引き入れられ、日本最古ともいわれる上水道の水源となった湧水とのこと。下調べをしていた時に、「真名井の清水」を祀った神社があるという事で行ってみた。27号の陸橋横に祀られていました。

そこにはこのような物が立ててあった。

笠水神社
一般的には「かさみず」とよばれていますが丹後風土記には「宇介美都(うけみず)」の訓が振られています。又、真清水の湧くところで「真名井」の名もあります。昔は池内川、真倉川、高野川がこの辺りで合流し、すぐ近くまで海が迫っていたようです。
祭神も海に関係した笠水彦神と笠水姫神で、先史時代に丹後一円で勢力を誇った海浜族の海部直(あまべのあたい)の祖神と言われ古代から祀られていたようです。元亀三年(1572)写の神名帳にこの社の名があり、又、社の所蔵の鰐口には「天正六年(1578)三月十九日笠水大明神」と陽鋳されています。現社殿は棟札から天保八年(1837)に造営されたと推測されています。
明治二年廃藩置県の時、新行政区の藩名として「舞鶴」と共に、「笠水」も候補に挙った程、藩の信仰が厚く、藩を代表する社であったことを示しています。 設置 城下町倶楽部

ここから、直線で約500mほど上がった所に、「真名井の清水」がありました。

ここは道路わき、湧水は田圃の中を進んだところに在ります。看板には
平成の名水百選
真名井の清水(まないのしみず)
由来・歴史
白雲山(場所不明)から三本の矢が射られ、落下したところから清水が湧いたという伝説があります。奈良時代の「丹後風土記」の中では、「その味甘露の如し、万病を慰す力がある」と記され、当時から語り継がれる名水です。伏流水は流域一帯で湧き出し、この池の約二百メートル上流にある湧水池「一升」の他に「三合」、「五合」、「「しゅうず」、「幾白」と呼ばれる湧水池があります。
清水の環境
一日約一万千五百トンの湧水量を誇る真名井の清水は、伊佐津川の伏流水が湧き出しているものといわれております。湧水池や流域水路には、魚や亀などが生息し、ヤマトミクリやコカナダモ、エビモなどの水生植物が多数自生しています。
真名井の清水は、江戸時代より田辺城の城内に引き入れられ、湧水を利用した都市上水道として日本最古ともいわれています。城内に引き入れられていた水路は「御水道」(おすいどう)と呼ばれおり、湧水池やその水路の雑草を掃除する保全活動は「御水道掃除」と呼ばれ、江戸時代から現在もなお地元自治会により定期的に行われています。
注意事項
平成の名水百選の認定は、飲用に適することを保証するものではありません。飲用は自己責任であることをご理解ください。 舞鶴市
池には錦鯉が悠然と泳いでいます。

「真名井の清水」を汲みに上流に、ため池の雰囲気

そして、その上流

そして、その昔湧水を利用していたであろう朽ち果てた設備

さらに進むと、カラーの花が・・・保存会の方が植えたのかな(?_?)

そして、湧水池が見えてきた

小川に流れる湧水の透明度!わかるかなぁ~

そして湧水池

素晴らしい池!手つかずの昔ながらの佇まいで、悠久の時を感じさせてくれます。
しかも、フナと思われる魚も悠然と人も怖がらず

湧き水は池の中ほどから湧いている様子、本来はそこまで行って入れたいのだが・・・この縁で頂きました。

説明文によると他にも湧水池が数か所あるようでしたが、そちらは諦め、ほんとうに田辺城(舞鶴城)まで続いているか検証してみる事にした。
まずは鯉の溜池から流れ出た水路


まだ田園風景の中です。流れ出てきた方面


近くの小学校へ向けて流れて行きます。まだ綺麗な水が学校の周りを流れています


この辺になると水草が増えてきました。徐々に市街地に入って行きます


急に立派な作りの水路に。と思いきやこの辺に来ると又狭くなってきた


何度か直角に方向を変えながら、伊佐津川の土手まで、ここで伊佐津川に飲み込まれていくのかと・・・


合流せず再び市街地へ、 JRの線路下へ危険により入れず。しかし、再度水路を見つけ


27号線の下をくぐって出てくると大きな水路に、静渓(しずたに)川という名前に、そして海へと・・・


田辺城(舞鶴城)に行かずに海に流れて行っているのか・・・(?_?)・・・真偽を確かめる為、お城へ行く事に

お城の石垣を見て回ったら、線路の下から入り、現在は城内には入らず市街地へ


犬の散歩をしておられた老女に尋ねてみると、真名井の水路は、田辺城の上流で三つに分かれ、その内の一つがこの水路だと説明してくれました。これで一件落着(^_^)v、 お城から出て行こうとすると、杭に鉄兜が載せられていた。

その横に館長さんらしき方が、この鉄兜と刀を挿して当時を思いやってくれとお奨めになられたが、何回も丁重にお断りしたのだが、根負けしてかぶる事に^_^;

なんせ刀が長く、うまく剣を抜く事が出来ないところの御見苦しい写真でごわす。
その後、館長さんらしき人と話をする中で、商店街にも真名井の水が出る所が作ってあると聞き、そちらも行って見る事に


どうも平成の名水百選に選ばれた記念に作られた様で、この下の地下水の様でしたので水はパスをしておきました。
この真名井商店街 の日曜日午後の様子ですが、数十年前の面影がどこへ行ったやら、今や地方都市の商店街は衰退の一歩、何とかならないものか・・・
というわけで、平成の名水百選に選定されている「真名井の清水」の感想は、美味しくも田圃と市街地の中に湧き出ている水という事で、常飲するには抵抗がある事から
独断と偏見の水ランクは
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v-☆しておきます
詳しい場所は
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