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NO366:那智大滝の「延命の水:清浄水」

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無事「恵利原の水穴」の水を汲み終えて次は那智勝浦の「休暇村南紀勝浦」へ向かうことにした。
予定どおり伊勢地域をPM1:00前後に出発することが出来、南紀勝浦にPM3:15頃着けば「青岸渡寺」へはPM5:00には間に合うだろうと思っていた。ところが、高速を走っていたときにふと頭をよぎったのが、29番札所舞鶴の「松尾寺」に行ったとき、社務所の閉門時間が5:00だったか4:00だったか有ったはず、心配になり相方サンにスマホで検索してくれと・・・するとPM4:30との事、まぁこのままで行けばなんとか行けそうなので高速道路をルンルン気分で進んで行った。ところが、休暇村那智勝浦の入り口に着いたのがPM3:30過ぎで予定より遅れてしまった。本来はホテルに寄って再度出発して行こうと予約していたチェックインPM3:30を解約してそのまま「青岸渡寺」へ直行、那智の滝に着いたのがPM4:00過ぎ
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ところが青岸渡寺の駐車場の案内版がなく、那智大社の看板は目に付いたのだが、そのままさらに奥へと上って行った。しかし行けども、どんどん寂しい雰囲気になってくるし、これはおかしいと引き返して行った。那智大社の駐車場はあるのだが・・・と思いながら少し降りていくと「青岸渡寺・駐車場」の小さな看板が目に付いた。この時すでに4:20過ぎ、なぜか料金所には誰も居なく無料で通過、急坂を駆け上り駐車場に着いたのが4:25
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取りあえず相方さんに走って行ってくれとお願いして、我が輩は後から歩いて行くことにした。
本堂の前まで行くと、相方さんが非情にも本堂の階段まで辿り着くと本堂の扉が閉められて閉まった。(T_T)で、お願いしてもダメトのこと
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しゃあない明日もう一度来ることにして、まだ明るかったので境内を散策
那智の滝の展望広場
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ここからの那智の滝の展望
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少し遠くからの展望
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那智大社が隣にある事が判り(最初から判っておれば御朱印はもらえたのだが)参拝に
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その昔は神仏習合であったのだが明治に廃止され別々に今に至っている。【青岸渡寺
この朱門をくぐって那智大社へ
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青岸渡寺の古くて「いぶし銀」的な趣と対照的な「きらびやかな朱塗り」の社である。江戸時代後期に建てられた建造物にしては維持が行き届いており、おそらく何年に一度は朱塗りの塗り替えをされてのことだと思われます。
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本殿手前にある二ノ鳥居ですが、下の駐車場からは石段と参道を歩いて上がってくる大変な場所である
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下に見えるのが一の鳥居だと思うのですが結構な石段、その下にも石段を登ってこなければなりません。
我が輩は、青岸渡寺の駐車場まで上って来れましたので、それに関しては苦労はしなくて(^_^)vでした。
那智大社の境内にある御神木の巨木「楠」は
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三木の根元に大きな空洞が開いています
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この空洞を胎内としてくぐっていく
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  楠霊社胎内くぐり
この老楠は古来楠の精にあやかって楠霊社とし、又、無病息災を祈り長寿を願って多くの人々に崇められています。根幹部分の空洞を通り抜ける「胎内くぐり」には備え付けの「護摩木」「祈願絵馬」に願意・氏名を記入し、これを奉持して胎内に入り出口の護摩木・絵馬掛けに納めて下さい。
 護摩木は毎月18日の権現講祭に焚き上げ祈願します。
護摩木初穂料:300円
祈願絵馬初穂料:500円
和歌山県指定 天然記念物
那智の樟(くす)
 この樟は樹齢約850年と推定され樹高は27メートル、幹周り約8,5メートル、枝張りは南北25メートリルもあります。
県下でも珍しい樟の大樹で、根幹部は空洞化しています。
熊野三山造営の勅使として参った平重盛の手植えの樟と伝えています。
                        熊野大社
で、時間も旅館に着く時刻が近づいて来ていたので再度「青岸渡寺」へ引き返してくると本堂の横に水が出ているのを発見(^_^)v
良~く見ると、水源:那智の大滝の水「延命の水・清浄水」と書いてある。しめしめ、これは那智の滝の水だと言うこと、どの様に引いてきているのか判らないが(焚きからはケッコウ遠い)
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あまり深くは考えず、書かれていることを信じて戴くことにした。
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知らぬ間に相方さんが水を汲んでいるところを撮していた。閉門時であったので観光客も少なく、水を汲むのには都合が良かった利点でもあった。明日の朝、開門が8時だと言うことなので朝一番に再度訪れることにして休暇村南紀勝浦に向かった。
今回の旅行では、コロナの終息?によりGoーToトラベル(全国旅行支援)により1人5000円合計1万円の支援金が頂けることになり、そのうえ和歌山県の「わかやまリフレッシュプランにより1人3000円の県内お買い物クーポン合計6000円を戴くことが出来ました。旅館のホームページには受付にTELすれば予約をしてくれるトのことであったので電話をすれば「ネットが出来る方は各自でして下さい」とのことで、申し込みをすることになった、やり方はHPに書いてあるのだが要領が今一分かり難く、四苦八苦した結果無事登録が出来万々歳であった。「わかやまリフレッシュプラン」はその日のうちに県内で使い切るということが条件である。まぁ土産もたくさん買わなければならない事情があったので大助かりであった。(*^_^*)
ということもあり、今回は豪勢に「旬を迎える活き伊勢海老料理」の宿泊にした。その料理がこちら
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大きな声では言えませんが、見た目は立派ですが食べるところが少なく、やはり貧乏所帯の我が輩にはチョイと口に合わなかった様です。むしろカニ料理の方が食べる量には満足するだろうと思いながら、しかし平らげてしまった。
朝方になり、相方さんが「日が上って来るみたい」と・・・窓の外を見れば、昨夜は暗くて何も見えなかった外の景色が一望
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低山の頂に作られた旅館だそうで、南紀の海が一望素晴らしいけしきである。この状態で太陽が昇ってくるまでには気長に待つこと××分次第に赤みが濃くなり出してきた。
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これは日本海側に住む我が輩にとっては一生に何度有るかないかの絶景である。日が昇りきるまで撮す決断をして待つこと?分
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それから?分、太陽が水平線から離れる間際です。
そうこうしてる間に
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遂に太陽は水平線から登り切った!(チョイと上りすぎの感かも)
望遠では全体の雰囲気が届けられないので
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しかし見出しに使った写真が一番かも(*^_^*)
と言うことで、今回は天候にも恵まれ良い一日になる予感(^_^)/にて、朝食を朝一番AM7:00にお願いしての出発であった。
「休暇村南紀勝浦」の玄関です。お手頃価格で一流の景色を堪能出来る場所に建てられている施設であるらしい。我が輩は偶然探してお手頃価格だと言うことで決めたのですが、普通の旅館・ホテルの様な「おもてなし」の接客は期待できませんが、それはそれで良いのではと思えます。まぁ食事も食堂で一同交いして、各部屋バスなし、お部屋まで手に持つ持参と言うこと。
そんな旅館を後に出発
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キョウの行動計画は詰まっているので急いで再度「青岸渡寺」へ
昨日訪れていたので道順はバッチリ(^_^)vところがお寺へ上がる道の料金所にはバッチリ守衛さんが待機、通行料を払い駐車場まで1分。早速本堂へ
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バッチリ本堂の扉は開門されていました。洞内は撮影禁止のためここまで、もらってきた御朱印は
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右側は、我が家の菩提寺の本山・妙心寺の御朱印
   左が西国一番札所「那智山・青岸渡寺の御朱印でござる。
青岸渡寺の境内にも「イヌグス」の古木がどっしりと構えていました
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【イヌグスは、普通タブノキと呼ばれるクスノキ科の常緑高木である。暖地の沿岸地に自生し、高さは20メートルほどになる。このイヌグスの大木は青岸渡寺(せいがんとじ)境内の本堂横に生えている。枝葉はよく茂り、イヌグスとしては全国屈指の巨木である。独立樹で、境内の景観を構成する上でも貴重な樹である。】
朝日に映える那智の滝を堪能しながら
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熊野古道を横目に見ながら那智山を後にした。
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那智山・青岸渡寺
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青岸渡寺は仏教の天台宗のお寺で、33体の観音菩薩(慈悲の仏)像にお参りする西国33所観音巡礼の1番札所でも有ります。
西国33所観音巡礼は、貴族や上皇の間でこの巡礼が人気を博した平安時代(794-1185)から行われ、日本遺産にも認定されています。
 青岸渡寺と熊野大社は、江戸時代の(1603-1867)の終りまで、那智山と総じて人々から信仰されてきました。この形態は、明治新政府が仏教と神道の厳格な分離を命じ、僧侶達が那智山から追い出されたことで終りを迎えました。
 その後1874年に、僧侶達は空になったお堂を青岸渡寺という新たな寺として使う許可を得ました。
 1933年に建てられた山門は、仏教は仏教の守護神である仁王と神社を護る狛犬という珍しい組み合わせが特徴です。
 また、三重塔は1581年に焼失しましたが、約400年の時を経て1972年に再建されました。
     鰐口
 青岸渡寺には世界最大の鰐口もあります。鰐口は仏具の一種で、その名前は文字通り「ワニの口」という意味です。青岸渡寺の鰐口はメートルメートル、重量450キロで、お寺の本堂の入り口に吊るされています。
そして次なる観光地、清流古座川の一枚岩へと車を向けた。
国道42号に戻り一路南下、潮岬の手前の古座川の上流に向けて入って行きます。約14km程で約20分ほど、川淵を通って見る川面はやはり綺麗な姿を見せてくれます。
道は少し狭いが、交通量が少ないので順調に走り到着。
先ずはこの岩山が目に入り
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さしずめ日本のエアーロックミニ版というところか・・・が、本命はコチラ
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高さ100m幅500m有るそうである・・・が、那智の滝を見た後でも有ったので、本心はそれ程でもと言うところでした。
我が輩が古座川の一枚岩を知ったのは、ファルトボートで遊びだしてからである。日本のカヤックの先駆けで組み立て式のカヌー(言い方イロイロ)フォールデン式カヤックを作る会社を設立された藤田 清氏がこのカヤックでこの一枚岩から古座川を下っていくツアーを毎年企画されていたのを知ってのことでした。藤田氏曰く、一枚岩も結構なものだが、古座川の川面も綺麗で自慢されていたことを思い出します。何時かは古座川と思いつつ行く機会がなく今日になってしまい、近くに行けば一度は行ってみたい場所でもありました。今回何十年越しの思いが実現できたことはうれしい限りでございます。
地元の物品・土産物等販売施設が一枚岩の前に作られており、そこから河原に降りることも出来、キャンプも出来るようになっています。
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遠くにも岩山が見えますが、この近辺はそのような地域のように見えます。
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長居することもなく、連れ合いが急かしてうるさい「白浜アドベンチャワールド」へと車を向けて行った。

青岸渡寺の霊水・那智大滝の「延命の水:清浄水」
の独断と偏見の水評価
ホントに那智の滝の山水かどうか判りませんが、重厚な飲み口であった、胃が重くなったので
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)vデス
詳しい場所は








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