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NO347:若草清水

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今回は当てもなく水汲みの場所を探していたら、なんとなく鈴鹿スカイライン付近の名水を探してみようと思い立ったのであります。
鈴鹿スカイラインが有名なのは、そこから御在所岳へロープウェイが発着しており、できればそこまで足を伸ばせたらとの思いで出発したのでした。
その鈴鹿スカイラインは滋賀県から国道477号でつながっており、直接鈴鹿方面まで行くのではなく、滋賀県から鈴鹿山脈を越えてのドライブで、出来れば滋賀県側の名水も汲んで来るという強行スケジュールを立てての行動でした。
例のごとく京都縦貫道から京滋バイパスに入り名神の竜王ICで下りてR477号に入り一路鈴鹿スカイラインへと進んでいったのでしたが、カーナビでは蒲生スマートICまで行って下りろの指示を出していたのだが、R477号の頭が横切ったため早め(料金も安い)の竜王ICで下りたのであった・・・・が、帰ってから地図を見直すと蒲生スマートICで下りた方が良かったのでした。
まぁ終わった事はさておいて、途中日野町と言うところに有名な「若草清水」という湧き水があると見つけたノですが、水量が今では少なく汲めることが出来るかどうか判らないような一文が入っていたが、見てから判断をするとゆうことで寄ることにした。
まず見つけたノが二の町役場でした。国道からすぐ駐車場に入れたので寄ってみることに
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着いた町役場は、我が輩の感覚では市役所の庁舎と言うぐらいでっかいものであった。町といっても我が与謝野町とは規模がチョイと違うようであります。そこの駐車場に展示されていたのが「日野祭り」のだしでありました。
日野町の「日野祭り」は850年の歴史ある祭りだそうでHPを載せておきます。
コチラはバス停の待合所になっていました。
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で、ここから「若草清水」があるであろう方向に進んで行ったが、思っていたような里山の雰囲気はなく路地の両サイドに住宅が並んでいるといった街並みであった。丁度、家の前で花の手入れをしておられた年配のご婦人に尋ねたところ「聞いたことがない」と、近くの青年も巻き込んで、そんな湧き水の出るところはこの辺には無いと、ネットで調べてきたのだがと話すと、その青年はスマホを取り出して見てくれたが、ホントにあるのは有るみたいだけど何処になるのかな~・・・と今一分からない様子、とソコにご婦人の旦那さんが帰ってこられたので聞いてみると、ソレは「信楽院」の近くにあるのでそちらで再度尋ねられたら判るのではと教えてくれたので、お礼を言ってそちらの方へ「カーナビを頼りに」そちらへ移動していった。
無事着いたお寺が
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門前です。「信楽院(しんきょういん)」と読むのだそうです。
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信楽院は鎌倉時代から安土桃山時代にかけて、日野地方を治めていた蒲生家の菩提寺である。
音羽城を築いた蒲生貞秀は戦いに出る時、何時も厨子に入れた阿弥陀仏を槍の先にひっかけ、念仏をとなえながら戦ったといわれ、こんなことからこの仏を「槍かけ本尊」とも呼び、今もこの寺に安置されている。また、文禄4年(1595)京都で亡くなった蒲生氏郷の「納骨地蔵尊」や供養塔もこの寺院にある。本堂の天井には、日野が生んだ江戸期の画人高惠敬輔の豪快な「雲龍」の天井絵がある。
ちなみにコチラです。「信楽院」
コチラは京都妙心寺の重要文化財に指定の天井「雲龍図」
妙心寺「雲龍」
まぁソレはともかく、駐車場に車を置かして戴き歩いて探そうとその通りを歩き出すと、
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丁度ウオーキングをしているというご婦人二であったので、コレしめたと思い尋ねて見ると、そんなところは知らないと、もしかしたら私が行こうとしている神社の中にあるのかも・・・と案内しましょうかと言われたが、オジサンの話だと方向が違うようだったので丁寧にお断りして通りを探すことにした。
50mも歩いただろうか、角っこに観光案内支柱が立っていたので何が書いてあるのか確認
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と、支柱に若草清水75mと書いてある。やった~、と次の方向へ進んだ
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ソコに再度支柱が、ソコには斜め下矢印で「若草清水」と書いてあり目的地到着となりました。
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正面が地蔵堂(地域では知られた存在らしい)で、その崖の下に湧き出ている水を祀るために作られたのかも?その水が「若草清水」である。
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街の人達も知らない名だたる清水?その時点で期待はしていなかったのだが、
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水量は僅か、しかし水面は綺麗で澱んではいないようである。しかも、水が汲みやすいように堰が作って水は貯まっている。しかし、湧いて出てきている水は、集落の地面下を通って出てきているのだから、雑菌その他諸々の成分が含まれているであろう・・・と思うともみたい気分では無いが、ソコは湧き水収集家(^_^)/、歴史的に由緒ある「お水」飲まない訳にはいかないだろうとペットボトル一本ダケ汲んで持ち帰ることにした。
書いたように町中の湧き水、井戸水は余り飲まないようにしているのであります。
池?の中には古い石塔が建ててあります。
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何が書いてあるのか風雪により読みづらくなっていますが
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村井横町にある地蔵堂のすぐ下に清水があり、若草清水と呼ばれている。千利休の七哲の一人だった日野城主蒲生氏郷が、茶の湯にこの水を使ったという由緒ある清水であるといわれている。天明年間この泉のそばに画家の島崎雲圃が清水のいわれを書いた碑を建てた。また、慶応2年(1866)には河原田町の谷孝道が若草清水を詠んだ歌碑を建てた。
  たちよれば やがて心の底すみて むすぶにあかね 若草の水
               日野観光協会  日野公民館
とのことです。汲み終えて次の目的地へ
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鈴鹿山脈を目指して・・・・

「若草清水」の独断と偏見の水評価は
チョイと硬水ぽく、コーヒーで飲んだのだが思いのほかコクを感じ飲めました。
(^_^)/ (^_^)/ (^_^)/ (^_^)/  二しておきます。
詳しい場所は




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