
緊急事態宣言が解除され、県をまたぐ移動は解禁されていなかったが、3月の終わりに行く予定を組んでいた「水汲み・コーヒー飲み・パン買い」目的で老人3人組のある人から連れて行ってくれと頼まれていたのだが、そこに突如としてコロナ騒動が発生!、今行くのはヤバイと言うことで延期していた予定を今回実行することとなった。
と言うわけで一路福井県の大野市へ出発したのだが、老人の一人が途中福井県の小浜市にモーニングコーヒーが安くてうまい店があるので紹介すると、今回の計画の中に組まれていたので、みんな朝食抜きで来ていたのでした。
出発:AM8:00でしたが、モーニングコーヒーはAM10:00までに入らなくてはいけないという。高速降りてから上手くお店にたどり着ければギリギリぐらいの時間。言い出した老人も道順は覚えていないと言うから不安であったが、市内に入り偶然信号で止まったところにその喫茶店はあった。「cafe.Mercado」という名のお店でした。その老人、入る前にそこのコーヒーは「瓜破の水」を使っているので美味しいのだとのことであった。で、ウエイトレスに尋ねてみたところ水道水を使用しているが、自家焙煎をしているので美味しいですよとのこと、その老人ガックし、がコーヒーは美味しくモーニングセット、ワンコイン(記憶に・・・だったかも?)で安く満足で店を後にした。(喫茶店の写真を写しておいたと思ったのですが写ってなかったぅ(@゚Д゚)@。Д。)わぁぁぁ~~~~ッ!!!!!!)
まぁ「瓜破の水」はオチということで、今回のハプニング第一となったのでありました。
第二のハプニングは、北陸道腹囲北ICを降りて中部縦貫道の入り口で起きたのでした。
ETCゲートに入るとゲートが開かず急停車!幸い後続車はいなく追突されることは無く一安心!ハザードランプを付けて職員が来られるのを待ち、すぐに駆けつけて事情を聞かれる。こちらは何が何だかさっぱり解らず、そうこうすると、とりあえず通行に邪魔になるのでこちらに来てほしいと車を横の広場に誘導してくれた。どこから来られたかと聞かれたので若狭道から敦賀の北陸道へ入ったと答えたところ、カードを出してくれと要請、それと直近通過したICはと訪ねられたので「小浜IC」と答え、少々お待ちになって下さいと、カードを持って事務所に入ったきり10分程経っても出てこられず、その間老人三人組で「あーだの、こーだの」と話す中で、小浜のICに入ってから途中トイレ休憩に三方五湖PAに入り、トイレが階段を降りていかなければならなかったので、老人組みの一人が足が悪く車を下の駐車場へ廻し、元に戻るときにスマートICを出て入り直したときに、ゲートをくぐらず途中に反対車線に入る通路があったのでそこを通り元の車線に戻ってきたことを思い出し、事務室へそれを言いに行くと、先ほどの職員さんがまだパソコンに向かって何かされていたので、思い出した事を告げると、結局三方五湖のスマートICで出たことになっていて、カードに入った記録がなされていなかった模様で、職員さんも納得、手続きを終え無事再出発と相成りました。メデタシ!メデタシ!
中部縦貫道は大野市まで続いており無料区間で行けるのでありました。
その後、大野市へ入り昼近くになっていたので、行く前に調べていた「福そば」店を老人2人に探してくれと告げて大野市内へと入っていった。ラッキーにも市内へ入ると、電柱に「福そば店」の広告が貼ってあり、この近くにあるぞ~と探していると幸運にもこれまたお店が目に入ってきた。駐車場に止め、最近は他府県ナンバーの車にいたずらをされるらしいとの事で、準備しておいた「防犯カメラ作動中」の用紙をダッシュボードに置いてお店に入っていった。

お店の中ですが、入店したときはお客さんはチラホラでしたが、ソバが来たときには、9分ぐらいお客さんが入っていて、人気店だな~と思いつつ、ソバを食べていました。

何時ものことで食べてから写真を撮るのを思い出して、器だけの写真になってしまいましたが、ソバは堅く「生蕎麦」と言うのだろうか、そのときは堅いソバだな~と感想を言い合っていたのだが、時間が経つになんか美味しかったな~と思えるようになった「福ソバ」でした。
お店を出て、さて、とりあえず「御清水」を探そうと、その前に大野市では市内から名水と言われる井戸がたくさんありすぎて(市内10ヶ所以上)、どこの水をもらいに行けば良いのか迷ったので、中でも有名な「昭和の名水百選:御清水」と「平成の名水百選:本願清水」をもらいに行くことにしていた。カーナビには出ていないので、スマホ地図で検索するのだが慣れていないせいで上手くルート設定ができず、結局老人の一人が地元の人に伺うことで解決、車を走らせて行くと「七間通り」という400年以上の歴史を持つ「朝市」の町並みに入って行った。幸いと言うか「コロナ」の件で人通りはスッカラカンで車が邪魔にされることは無かったが・・・・・

写真を見てもらえば解りますが、これでも土曜日の午後である。この反対側を見れば

町中から見上げれば大野城がそびえて見えていた。いいシチュエーションであった。
七間通りのあるお店

麺屋「七間本陣」の入り口には張り紙が「コロナの関係で自主的に営業を自粛しています」張ってありました。緊急事態宣言は解除されていた日でしたが、まだこのようなお店が多いかった七間通りでした。この通りから角、角と曲がってい進んでいくと

「御清水」へ着いたようである。思っていたより大がかりな設備である。

一面池のように湧き水が溜めてありどこで汲むのかと・・・・・丸い陶器の中から水が溢れており、柄杓と漏斗が親切に置いてあった。そのソバには

新型コロナウイルス感染防止のため、水飲みようのひしゃくを当分置いておりません。
現在置いてあるのは、皆様が御自身で用意した容器(ペットボトル等)に水をそそぐための大きいひしゃくです。
口をつけたりしないようお願いします。
また、衛生面上、臼の中に手を突っ込んだり水の出ているところを触ったりすることもおやめ下さい。
ご理解とご了承をお願いいたします。 大野市
と、厳しいお触れが出されています。我が輩は水を汲み終わり、廻りを一巡すると

高校生と思しき2人組が、撮影許可を取り、恥ずかしければ下を向いてくれというと、ホンマに下を向いてしまった。(。-_-。)
その奥の方では、

親子連れの水遊び、これまた撮影の許可を得て、はいパチリと、どうもこの「御清水」は住民の憩いの場となっているようで、好いことであります。一周してくると、老人組2人は

せっせっと水汲みをやっていたところであった。そこには

「御清水(おしょうず)」のいわれが書いてありました。
天正年間、大野に入封した金森長近公が城下町大野を築いた時「清水町の南方に方40間の水溜りをを設け城郭内濠の源泉として押門を設け災害又は戦争にも備えた」と大野町史にに記されているのが当地と伝えられています。
また藩主の「米かしき水」として利用したので別名「殿様清水」とも呼ばれています。
水清く大野の象徴として親しまれ現在は共同洗場として重要な役割を果たしています。
ここにも以前は陸封型「イトヨ」が住んでいましたが、初冬から春にかけての地下水低下による慢性的な湧水の枯渇減少により現在は生息していません。 昭和59年10月
大野市
と言ったモノです。偶然にも新聞に「わがまちふるさと」の欄に次のような投稿がありましたので書いておきます。
「福井件大野市は、総面積872平方㎞で約9割を森林が占め、日本百名山の一つである、「荒島岳」などの山々に囲まれた盆地に位置する人口32000人余りの町です。
碁盤目状の町並みは「北陸の小京都」ともいわれ、「北陸の天空の城」として親しまれる越前大野城がみられるほか、「七間通り」で開かれる朝市は400年以上の歴史をもち、特産の里芋や枝豆などの野菜が並びます。
市内いたるところから地下水が湧出。上水道・簡易水道の加入人口は2~3割程度で、ほとんどの家庭が地下水を飲料水や風呂などの生活用水に使っています。
恵まれた環境を生かし、酒造りやしょうゆ・みぞの醸造が盛んです。
市内中心部にみられる「御清水」は1985年当時の環境庁名水百選にも選ばれました。しかし、この地域に下水道工事の計画があり、地下水位の低下や水脈が断たれて汚染される恐れがあります。
市はこれまで、「名水のまち越前おおの 御清水」とPRしてきまましたが、地元の了解もないまま、問題の工事を強引に進めようとしています。こうした市のやり方を問題視する声が市民からあがっています。(N氏)
我が輩の町にも十数年前から下水道が引かれ、近代的な生活環境に浸って生活しておりますが、行政も住民に理解と納得をしてもらう中で進めて頂きたいモノです。自然環境を守る中での近代化を進めることが後世の人々に喜ばれることだと思います。
難しいことかもしれませんが、みんなで知恵を出し合っていく中で住民の和も深まっていき、より郷土愛が育まれていくのだと思います。\(^o^)/
「御清水」を老人3人組汲んだところで、大野に来たことの二つ目の目的、おいしい珈琲屋へと出発したのであります。
独断と偏見の「御清水」の評価
市内に出ている水ということで内心バカにしていたが、何が何が硬水系の水でコーヒーも美味しく飲めました。

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詳しい場所は