NO320:笠形山の「クマザサの水」


「笠形神社の霊泉(仮)」を汲みに行った時、時間切れで行けなかった「クマザサの水」をもらいに行ってきました。見出しの写真は、その時の売り房の写真です。・・・今頃どうなったのかな~
と、言う訳で正月過ぎに行ってきました。
今回はドライブがてら行く事にして(ホントは何時もなのだが)、高速で現地市川町まで走るコースにした。
与謝野町から乗り、舞鶴道春日から無料区間で和田山まで走り、姫路へ向かう播但自動車道に入り、市川のICで降りた。
ソコから笠形山に向けて地道で進んで行った。
情報元では、「クマザサの水」が出ている林道には鎖が張ってあり、その鎖をほどくには鍵を解除しなければ行けないらしく、解除するカギは、近くにある「リフレッシュパーク市川」という公営宿泊施設に置いてあるとの事。まずはそこをめがけて行くのでしたが、前回看板を見ていた「岩戸神社」に初もうでも兼ねて寄って見ることにしていた。「岩戸」と聞けば、アマテラスオオミカミ(天照大御神)を思い出すのだが、関わりがあるのか行ってみたかったのである。

まずは駐車場へ。それにしても三ヶ日を過ぎているのか参拝者がいない(?_?)・・・という事はあまり有名ではナイという事なのか(?_?)
駐車場へ着くと、のっけから岩との関わりがあらんとするかのような岩が

岩の上に木が自生しているのである。偶然に岩の上に根っこが巻き付いたのか、それとも岩が土中に埋まっていた岩の上に木が自生して、その後土砂がなんかのキッカケで取り除かれたのか、とにかく珍しい光景であった。
分かりにくいのでもう一枚、

勢い心も昂ぶり、参道へ

鳥居の横に「岩と神社」の概要が掛かれていた

市川町指定重要文化財
岩戸神社
岩戸神社は正中元年(1324)この地に移され、現在の本殿は寛保元年(1741)に建てられています。
建物は本殿と拝殿、そしてその間に舞殿が付く構造となっています。
本殿の彫刻は特にすばらしく、丹波柏原町の中井家一統 の作として有名です。
社殿は巨木・巨岩に囲まれ、神域にふさわしい環境を作り出しています。
廷宝二年(1674)には姫路城主松平大和守自ら参拝し、県内の風致を賞賛しています。
市川町教育委員会
という神社で、鳥居をくぐって参拝に

凝った造りの参道を歩いて行くと

赤い太鼓橋がかけられており、それを渡りきると左手の小屋に

見事な動物の彫刻が出迎えてくれました。神社の彫刻も素晴らしく

見惚れて、神社全体の写真を撮るのを忘れていたが為、全体像はお見せすることができません。
少々彫刻の彫を鑑賞してください

チョイト映りが悪いかな(?_?)

神社仏閣など柱に堀のあるところは多いいが、こんな社殿満ぐる環に見事な彫刻を見るのも珍しい

・・・と、関心のある方は尋ねてみては(^_^)/
結局、岩戸の期待は裏切られたが、岩の谷間に置かれている神社でした。

舞殿に説明されていた内容によると、近年長い事廃れていた地元の祭りで祭礼を神社で再開するようになったとか
詳しくは「岩戸神社」で
で、ここからさらに笠形山へ向けて出発
途中、天然温泉:笠形温泉「せせらぎの湯」

を横目に見て、さらに登って行きます。この道の先に在る「船坂トンネル」方面には行かず、左に入って行きます。

ここから数キロ走ったところに集落が出て来て、その入り口近くに「リフレッシュパーク市川」があります。

この奥には

「カブト・クワガタわくわく館」も併設されており子供さんも楽しめる施設の様です。

「リフレッシュパーク市川」とは
1982年、当村は個数63戸、山林621ヘクタール、田畑36ヘクタールという自然の冨に恵まれた村でした。しかし、時の流れに若者は村を離れ、村は過疎化が始まりました。過疎化に歯止めをかけること、都会と山村の交流を図ることを目的に創られたのがリフレッシュパーク市川です。
ここは海抜228mで、年間平均気温18、6度という過ごしやすい気温です。そして、中国山脈の南に位置し、寒帯植物の南境、温帯植物の北境で、季節ごとに色々な植物に出会えます。また姫路より31km、大阪より110kmと近い距離です。都会の喧騒を離れ、都会の疲れをこのリフレッシュパーク市川で、癒していただければ幸いです。
さぁ、美しい山々や植物たちをよく観察してください。都会では味わえない何かがあるはずです。
私たちは皆様を心より歓迎いたします。 1997年 発案者 岡本 弘
と言う目的の施設です。玄関より

入り、受付で「クマザサの水」を汲みに来たとお願いすると。すぐ理解を示してくださり鍵を渡してくれましたが、レストランで昼食を食べたいと言いますと、それでは預かっておきますと。で、レストランで「お勧めのモノを」とウエイトレスに尋ねてみると

今回新しく考案したメニューですと渡してくれました。
[最近我が町営プロバイダーが2021年3月で終了することになり、町営のプロバイダーを変更しなければならないことになりました。
この機会に、光回線とプロバイダーを変更し、ついでに新しいパソコンに入れ替えました。OSもWindows7からWindows10になりました。しかし、使い勝手が今一慣れず四苦八苦しておりブログに写真をUPするのも苦闘しております。よって続きがすらすらと書ける日が何時になるかわかりませんが、今まで以上にスローな書き込みになりますが、誠意努力を続けて参りますのでご勘弁お願い致します]

試験に写真を一枚貼り付けました。
上の写真は、我が輩が頼んだ「牛コロコロ丼」です。見るからにボリュームのあるドンブリでした。しかしレストランは我が輩一人、なんか寂しく食べるのも味気ないものでそそくさと食べ終え受付に鍵を借れに、管理人さんと少々話をする中で「以前は多くの人がクマザサの水を汲みに来ておられたが、最近はめっきり少なくなった」とのこと、道順を教えてもらい出発。

村中の道をまっすぐ行けば分かるとのことで、行ってみると行き止まり・・・と、そこにオリが仕掛けられており、何か動くものが見えるではないか、車から降りて近寄ってみると、なんと ウリボウ が動き回っているのである。

我が輩が近づいたのか、逃げようとしてオリにぶつかっているところである。

まだ小さいので逃がしてやろうかな・・・と一時思ったが、イヤイヤ農家の方々が困っての仕掛け、よそ者が勝手なことをしてはダメだと思い直し、その場を離れた。ちょうど村に入ると地元の方がおられたので「ウリボウ」のことを告げて、再度道探しに戻ったのであります。
集落を上り詰めた

ところに例の獣よけの柵がしてありました。

ここも例のごとく留め金を開けて中に入ります。

こんどは中から締めて車で出発。この行動は「地元の方たちの礼儀として」必ず行います。

林道を上っていくと

途中鎖が張ってあり、車は通れないようにしてありましたが、鎖を鍵で止めてありましたので、借れてきた鍵開けで開けて、ここはそのままおいて先へ進んでいくと、情報元の写真に出ていた石垣の中からパイプが出ている

しかし、よく見るとパイプの中は枯れ葉が入って水は涸れていたのである。どひゃ~・・・と気持ちがへこみ、しかし、再度気持ちを取り直し、もう少し林道を攻めてみようと上っていった。

10mも走ラナイうちに、同じような石垣が見えてきた。

こちらは、しっかりと水が出ていました。そして、その横には説明書きも

名水クマザサの水
この名水の源は笠形山(939m)の山腹に鹿ヶ原という所が有り、一面にクマザサが生い茂っています。そこを源流に河内川の水源となっています。また、一方地下に潜り込んだ水が、幾年か月日を経て水源を辿りここに出てきています。
○いくら渇水で川の水が枯れても、流出量は変わりません。
☆クマザサはイネ科の植物です。葉のの周辺が白く隈どりされるので、クマザサという。
クマザサの薬用効果
胃炎・口内炎・口臭予防、また防腐作用もあり、昔から寿司や日本料理に使用されています。
との事、期待を持って汲ましてもらいました。

無事目的を達成(^∇^)ノ
で、来た道を反対の行動をとり(戸締まり)無事「借れてきた鍵」も返却して家路と向かったのでございます。
独断と偏見の「クマザサの水」を飲んだ評価は
我が輩的には、「以前くみに行った力水」に似た、硬水ぽい軟水の水で、おいしく飲めました。
(*^_^*) (*^_^*) (*^_^*) (*^_^*) (*^_^*)
詳しい場所は
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