NO336:滝の水

福井県の小浜市内に行ってなかった名水があるという事を発見。早速行ってみることにした。
と言うのも、以前からお友達にお寿司の美味しいところがあるので、一度案内をするとの約束をしていたのです。
で、連休ということもあり、お友達と行く事になりました。
お寿司の美味いところは、以前も書いたことがありますが、小浜の観光スポット「蘇洞門(そとも)巡り観光遊覧」の発着する「若狭フィッシャーマンズワーフ」の中にある「とれとれ寿司」であります。
当日、ここでお寿司を食べて、観光船が蘇洞門周りをしていたら乗って観光してくる、その後湧き水を探しに行く計画を立てた。
昼前後に着いたらということで、AM10時過ぎにこちらを出発、約1時間ぐらいで市内へ入り11時半ぐらいにフィッシャーマンズワーフ
に到着。
お友達を車に待たして我が輩は様子を見に、と、予想はしていたが、それ以上の観光客でごった返している。とりあえず観光船が蘇洞門周りをするのかどうか確認(今まで三回ほど蘇洞門回りに挑戦したのだが、海が荒れているということで行けず)、今回は幸運にも出ているようであった。それ幸いと

切符売り場に並んで買うことにした。並んでいるのだが一向に前に進まない、コロナの関係でみんな密になることを嫌いイライラ、切符を12時30分用を売り出すと言うので、期待して待っていると、コロナの関係で定員の50%のみの販売という。まぁ船の定員は多いので買えるだろうと待っていると、我が輩の三組前までで、お・わ・り・・・ガク。次は1時出発用の切符であるが、すぐに売ってくれない(^o^)頭にきたので事務員に詰め寄ったら、前回の切符の集計と金額の集計が合ったら、次の切符を売り出すとの事、なんちゅう販売方法だと、決まりだと言われシクシク次回の売り出しまで辛抱強く待つことに、余り広くない待合室もごった返しており、こりゃコロナも感染するわ~~~と思いながら無事切符を2枚入手。時刻は12時半になっていた。
お友達と寿司を食べに行くと、こちらも混雑、コレは食べていたら乗船できへん・・・と、結局竹輪をかじって待つことに。
時間が来たので船の方へ

みんな船に乗っており、我々が一番最後、まだその時点では5分前ぐらいであったが・・・
さて、出航

しばらくしてからの岸壁方面

うねりは無く快適に外海目指してまっしぐら。

前に見える小浜湾を造る半島、向かって右の半島は内外海(うちとみ)半島、左の半島は大飯町内の大島半島と言うらしい。
その大島半島の尖端近くには「大飯原発」が立地している。

遠くに見ながら観光船は進んでいき外海へと

少しずつうねりの関係か船が揺れだした。そうこうしていると半島の岩肌も粗々しくなってきた

この岩には名前がついていたのだが忘れた。蘇洞門に着いたら当日の船長の判断で接岸してくれるらしい。

ここにも大きな岩の窓のような穴が開いているが、ここはまだ蘇洞門の穴ではないのです。
完全に外海へ出てしまうと、うねりも大きくなり、船首もはねて

時たま、波が船の窓枠にかかってくる。

こちらの岩は、「あみかけ岩」と言うらしく、岩に網目のように亀裂が入り、まるで網を掛けたように見えることからきた名前

こちらの滝は、一年中水量が変わらないと言われる「白糸の滝」案外源流は湧き水だったりして・・・と思いながら
そのほかの奇岩もいろいろと説明を受けたが・・・今はもう・・・

そのうち蘇洞門巡りの最大の観光スポット大門・小門

ここを覗くと奥に滝が見えます。こちらは

今日は波の関係で接岸できない事から近くまで寄ってゆっくりと見学させてくれた。門の奥には階段が見えます。
と、言う事で、ここで引き返し。帰りはハイスピードで

波しぶきも凄い。次のお客が待っている・・・と言いたいように

もうすぐ到着デス。お客さんも下船

最後に我々も下船して、さて「とれとれ寿司」へ、お客はものの見事減っていたが、寿司のほうも減っていて食べることのできる寿司は、出来立ての一種類の寿司だけ。持って出てこられたのは、パックにアナゴのような魚が載った寿司だったが、あまり食欲をそそるような寿司ではなかったが、腹のほうが鳴っていたので食べるハメに、
本来は、スーパーで売っているようなパックづめしたニギリが沢山出してあり、食べたい物をを買って横のテーブルで食べるのである。そこには自由に魚のガラを入れた味噌汁が無料で飲めるサービス付きであったが、これも「コロナ」の関係か中止であった。
お友達を連れてきた甲斐がなかったのでした。
それから、名水探しと市中に移動して行ったのでした。
「滝の水」と命名されているので、さぞ立派な滝なのかと思うのだが、情報元の写真ではそうでもない。場所は地図が出ていたので分かりやすく、国道27号線のトンネルの場所の市街地側。そのあたりに行ってみると、車がすれ違うのがぎりぎりの道幅で回りは住宅街で家以外それらしき様子も見当たらな。ちょうど、畳屋のオヤジがしているのが見えたためお尋ねした。
近くに鳥居が立っていてその路地を入っていけば分かると教えてくださった。

この写真の奥のほうに鳥居が見えるのが分かると思いますが、そちらが住宅街で、こちらが路地の奥のほうです。で

路地の突き当りの方向の風景。JRの線路の下を入っていくと

それらしき雰囲気の場所が出てきた。
石垣の上の建物は「金毘羅神社か瀧不動尊」の御参り処で、滝の水は

裏山から湧き出ている水を、うまくエスロンパイプで受けて水槽へ送っている。水槽には2つのカランが付けてある。これだけの設備を造られているという事は地元民から大切にされていることの表れである。しかし、滝がナイ、水が湧いている場所は

どう見ても元は滝があったという様には見れない。なぜ滝という名前になったのか?・・・と思ったら、小屋の壁に云われの書いた額が掛けてあった。

名水滝の水の由来
この滝の水源はどこにあるのかだれも知らない。
この水の質は清くて酒を造ったり、お茶に使ったりしているが以前は近くの町家数百軒の飲料水になっていた。
むかし京都天竜寺の僧策彦が唐(今の中国)へ行くとき、日本のみやげ品をたずさえて行き歳を経て味のかわらぬ酒をこの清水で造った酒であった。
策彦はこれをとっても喜び「竜瀑酒の記」を書いたと云う。これより名が高まり、女の子の手まり歌に「筆は三対、すずりは二対、水は若狭の滝の水」とうたわれた。
これから滝の名前の由来が分かり納得して帰宅の途についた。

「滝の水」の独断と偏見の水評価
程よい香水でコーヒーがおいしく飲めました。小浜市周辺の湧き水は相対的においしくコーヒーが飲める良い水です。先般行った喫茶店も「豆も水も」よかったからか(水は水道水らしいが)おいしく飲めた。
詳しい場所は
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