NO317:笠形山登山道の「天邪鬼の力水」

以前「NO304のクルミ谷の名水」を取りに行った折、登山道の看板に出ていた湧水「力水」があるのを発見し、機会があれば行きたいと思っていたところでございます。
「白山ホワイトロード」に一人で行ってきた為、相方さんが山登りをしたいというものだから、それならと、笠形山にと即決!
行くのなら、「クルミ谷の名水」を取りに行ってから、知人が、そこには美味しい巻きずしを売っているお店があるという事を教えてもらっていたので、帰りに寄って見ることに、それと、日帰り温泉を見つけておいたので、そちらにも寄って汗を流して帰って来ることにして出発した。
本来なら、山登り大好き人間2人と計4人で行く予定が、一人は難病を発生(+o+)、もう一人は急遽仕事が入ったとの事でキャンセル((+_+))。と言う訳で、初めての山・・・心細い出発と相成りました。

前回登ってきた駐車場に着いてみると、1台も車が止まっていない。今日は天気は良いのだが登山者は我々だけかと会話をしながら準備をしていると。登山慣れした40代ぐらいの男性が下から歩いて先に登山道に入って行かれた。
数段の滝も

水量が少なく、イマイチ迫力がナイ・・・準備が整い入山届を書きいざ出発。まだ元気な時間帯に

沢に架かる木橋を渡り、登っていると

炭焼き窯跡(いつの年代だか?)を横目で見ながら徐々に急斜面へと・・・次に出てきたのが

勝負瀧:二つの谷からの水が合流する所から名づけられたとか、
何回も見た看板

クリン草保護区域:この花は搭の先に付けた「九輪」のように輪上に紅色の花をたくさんつけることから名のついた草花で、サクラソウの仲間です
絶滅の恐れがあるため、保護育成を行っていますで、みんなで見守ってください。
自然と善意の町、八千代町観光協会(旧)
花は見えなかったが、踏まない様に登って行った。
その次に現れたのが優美な滝

龍が瀧:笠形嵐に交わり、とうとうと響く瀧音、美しい典型的な瀧である。両側の樹景を映じて美しい景観を呈している。
瀧の上の岩盤に馬の蹄跡が沢山と重箱の置いた跡がある。
これは昔坂上田村麻呂が馬に乗って笠形山を下られ、この瀧の上で休まれ馬を繋いで重箱を開いて食事をせられた跡が今にそのまま残ったとの伝説がある。
との看板が立っていた。
林道まで10分と、この看板には龍ヶ滝コースと

どうもこれが「馬の蹄跡」かも、はっきりは分からず((+_+))

熊の段:冬季でもここは由希が降ってもすぐ消えて積もらず湯気が昇り、クマもここで冬眠したといわれる。
恐るべし、恐るべし・・・と静か~に通り過ごす
この辺になると登山道も荒れだし

その中を進んで行ったが、どうも本来の登山コースは、笠形神社がある方のコースの様で、こちらは、ときたま色テープが括り付けてあるのを目印に進んで行った

そして

林道に到着。ここまで来るまで来て登山すれば簡単だったが、相方さんが登山にならないと却下(+o+)
で、ここからは、天邪鬼・名水コースとのこと、

左下の山道を再度出発(^_^)/

杉木立の美林の中を爽快に登って行き

ふと見上げると、石積みされた仏塔が見えます。近づいて見れば

なんと!安定の悪い石柱の上にものの見事に石灯籠が載っています。

感心しながら先をめざして登って行くと

目的の一つ、「天邪鬼の力水」の出ている場所に到着。汲んで持ってあがると、「霊仙山」の二の舞になること請け合いの為、帰りも通るのでその時汲むことで、行きがけはパス、そしてようやく

尾根に出てきた。見晴らし、紅葉も爽快。尾根伝いに頂上までもう少し

龍の背:笠形山から千ヶ峰へと続く縦走路にあり、尾根道に岩が並んでいる様子から龍の背と呼ばれている。
もう少しと思いきや、

急斜面の岩場や

大岩の隙間の鎖場!相方さんが通れたので吾輩もなんとかクリア、で

天邪鬼の挽岩:大昔、笠形山にアマンジャクがいた。笠形山から中町の妙見さんへ、橋を架けるため橋脚を立て橋板にすべく岩を板状に切り、いよいよ橋脚にとりかかる段取りとなったとき東の空が明けかけたアマンジャクは夜だけの生物で太陽が昇ると駄目になるので残念ながらこの大架橋工事は橋脚を立て、橋板を切って準備OKというところで夜が明けてしまったという場所である。
凄く見晴、絶壁、高所恐怖症の方はご縁了た方が・・・
更に前途は難関が待ち受け

こののぼり階段をヒーハー、ヒーハーと上り詰めると

笠形山の頂上が見えてきた。やっとのことで登りきると

思いのほか、登山客がワンサカ・・・とまでは・・・いなかったが・・・吾輩が帰るまでには計30人ほどは居られた。
この方向は、瀬戸内海が、もやでかすんで見えていたが、写真には写らなかった。明石海峡大橋も微かに見えた。

1時間ほど昼食・休憩をしてから帰途に

ナンドか見た、笠形山の新種の植物か

そして「天邪鬼の力水」の出ている場所に到着

周りは谷間の雨が降ると沢水の通り、おそらく伏流水の水ではなかろうか

多く持って帰るとバチ(途中で転んだり)が当たるので、2本にしておき下山。登るときにはあまり感じなんだが

大風の影響で倒木が凄い。で無事駐車場へ下山しました。

行き2時間半 帰り2時間の行程でした。
それから例の美味しい巻きずしを買いに

着いたのが4時ごろ、残念ながら売り切れ閉店でした。・・・とオーナーらしき人が出てこられて、もっと早く来ならな無くなっているで~。時には四国からも買いに来て、無くなっていて泣く泣く?帰って行かれたとか、京都は近い方だとの事、次回はもっと早く挑戦・・・と心に誓いながら、次なる目的地日帰り温泉

NO304の時に見つけていた、ラベンダー園の近くにある「春蘭荘」多可町社会福祉法人。介護施設の中にある日帰り温泉、PM5:00終了・・・・とまぁ普通の温泉がこれからと言うときに閉館。まぁ、5時までにはなんとかたどり着けたが、風呂に入っていたら温泉がストップ・・・なんちゃっておんせんでした。
「天邪鬼の力水」の水評価は
沢水の延長であろう伏流水と思ってあまり期待はしていなかったが、弱硬水系で思いのほかおいしく飲めました。で、独断と偏見の水評価は
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)vデスタ
詳しい場所は(大体の場所で、力水登山コース附近)
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