fc2ブログ

NO287:播州清水寺の「滾浄水」(おかげの井戸)

img155-12q.jpg
二回目の現地取材で行ってきたのですが、偶然に「桜まつり」をしていました。
ところが、このため、有料道路
播州清水寺 032-1s
「清水寺登山道」と「拝観料」が無料という事で「ラッキー」な一日であった。
このお寺は、西国第25番霊場であり、その昔霊泉が湧き出し「清水寺」という名前が付いたという事から、ありがたい水を頂きに行った次第でございます。

料金所を出ての有料道路の雰囲気
播州清水寺 034-1d
この辺のサクラは終わりかけていた・・・・が駐車場へ着くと標高が高いせいか
播州清水寺 039-1g
周りのサクラはちょうど満開、祭りの日程は事前に決められているのだろうから、今年の祭りは「ドンピカ」の大当たりの年になったようだ。
播州清水寺 041-1h
仁王門も新しいようだが
播州清水寺 042-1j
台風によって全壊後の昭和55年完成、丹塗は平成3年に慣性だそうだ。どうりで美しい。
石段を上がり仁王門をくぐって行くと
播州清水寺 043-1k
さくらが迎えてくれるが、お寺らしく石楠花もきれいに咲いていた。
播州清水寺 037-1f
ここで「清水寺」の縁起を
播州清水寺 045-1l
あはれみや
    普(あまねき)門(かど)の品々に
               なにをかなみのここに清水(きよみず)
  推古・聖武 両帝勅願所  清水寺
本尊:千手観音(大講堂) 十一面観音奉安(根本中堂)
 御開山法道仙人は印度の僧で今より1800年前、人皇12代景行天皇の御時に中国、朝鮮を経て当山に止佳され、鎮護国家豊作を祈願された。
 推古35年(627年)推古天皇勅願により、根本中堂建立、仙人一刀三礼の秘仏十一面観音、脇士毘沙門天王、吉祥天女の聖像を安置された。
由来この地は水に乏しく、仙人、水神に祈って霊泉湧出し感謝の余り清水寺と名付けられた。
神亀二年(725年)聖武天皇は、行基菩薩に勅願して大講堂を建立、永く講経の道場として法灯を輝やかされた。花山法皇西国御巡拝のとき、この堂に詣で給いて、御詠あらせられてより、西国25番の札所と称するに至る。
境内を歩いて行くと
播州清水寺 049-1z
門前?茶屋が見えてきた。さらに境内の参道を
播州清水寺 052-1c
時よりいろいろな看板が出てくるが、そのうちの一つ
播州清水寺 047-1x
こちらは境内図
播州清水寺 057-1v
駐車場からだいぶ歩いて伽藍が見えてきた
播州清水寺 059-1b
手水舎の後ろには薬師堂
播州清水寺 060-n
余り重要ではないのか、料金所で頂いた「しおり」には詳しく載っていない。
手水舎の奥に見える大きな建物は「大講堂」
播州清水寺 063-1m
聖武天皇の勅願所。神亀2年(725年)に創建。しかし、大正6年に再建されたとの事。西国25番の札堂であることから多くの方が参拝され能経所(御朱印)を求められます。
播州清水寺 066-2q
堂内では「桜まつり」の催し物で、僧侶が集団でお経をあげておられ、参拝者も堂内に上がり一緒にお経を唱えられていた。
左奥に多くの僧侶が見えます。
吾輩は賽銭を供えて次に進もうと「大講堂」を降りて行くと
播州清水寺 067-2w
竹筒から流れ出て来ている水を発見
播州清水寺 071-2e
これが、「滾浄水」(こんじょうすい)なのかと・・・!(^^)!
竹筒の根元を見るとエスロンパイプ
播州清水寺 070-2r
もしかすると水道水カモ・・・と、祭りの警備に参加されているお寺の役員さん風な方に「天然水」デスか?と尋ねてみると・・・そうだ・・・と、これでもってきたペットボトル3本に時間を掛けて入れていると、先程尋ねた方が近寄ってきて、飲むなら自己責任でお願いネ・・・と、これまたマスマス天然水だと確信をもち、一本入れるのに10分ほどかけて合計3本汲み終えた。
目的は達成できたので、あとは境内の見学と、祭りを楽しもうと、次なる場所へ。
播州清水寺 072-2t
滾浄水の汲み場と思われる横に石段があり、根本中堂へ続いているのだが、途中踊り場から左に入ると
播州清水寺 073-2u
鐘楼「開運の鐘」があり、当日は?自由に出入りでき「鐘」もつく事ができたようです
播州清水寺 074-2i
 大正二年焼失、同9年再建。
釣鐘は山上にて大正8年5月に鋳造された。武田吾一博士の意匠で、銘は吉田源応天台座主。
この鐘の音は、播州・丹波・摂津の国にひびきわたり、開運の鐘として親しまれている。
   登録有形文化財  鐘楼  平成11年6月7日指定
との事、多くの人が並んでいたので吾輩はパス、そして石段を上がり切ると
播州清水寺 076-2o
「根本中堂」へ
推古天皇勅願所。水滸35年(627年)に創建。大正6年再建。
本尊十一面観音は開山法道仙人一刀三礼の秘仏となっています。
播州清水寺 090-2s
堂内から前庭を見た所
播州清水寺 091-2d
写真撮影禁止と書いてなかったので、堂内をパチリと
そして、根本中堂の横の広場では
播州清水寺 087-2f
桜まつりイベントの真っ最中
播州清水寺 078-2g
軽快な音楽に合わせて何かをしています。演目はバルーンパーフォーマンスと書いてあります
播州清水寺 079-2h
おねえさん、舞台に上がったり下りたりで忙しく、細長い風船を使い何かを作っていました。会場を見渡す一段高い所から見ており、フト足元の看板に目が行くと
播州清水寺 080-2j
うむ、これはなんだ・・・先程大講堂の横で汲んだ水は何だったのかぁ~
何はともあれそちらへ行く事に、根本中堂の裏手ぐらいに
播州清水寺 081-2k
道が分かれて、滾浄水は左へ30mの看板、その坂道から見えたものは
播州清水寺 082-2l
杉木立のなかに茅葺の小屋が、下りて正面から見た所
播州清水寺 085-2z
お参り客が覗かれている。その横看板には
播州清水寺 083-2c
 開山法道仙人様が水神に祈って湧き出した霊泉。
清水寺と称される由緒の地。この井戸をのぞきこんで自分の顔を写したら、「寿命が3年延びると言い伝えられている。
その井戸は
播州清水寺 084-2x
顔が映るか・・・・よりも、井戸の底にお金が投げてある。そちらの方が気になり、顔の映り込みは全く忘れていた。
井戸から水が出ているところがナイ。水が死んでいるかも・・・今も湧き出しているらしい・・・おそらく始めに汲んだ所にパイプで逃がしているんだろう・・・と勝手に想像して、やはり、源泉の水である。汲んで帰り谷のだが、持ってきたペットボトル3本は長時間かけて汲んである。しかし水は欲しい。しかたなく、泣く泣く一本のペットボトルの水を林の中にまき散らし、水を頂く事に。しかし、底に見えるお金が気になる・・・が、我慢して一本汲んだ、この間お参りの方たちが入れ代わり立ち代わり覗かれる。吾輩としては非常~に恥ずかし・・・が、我慢して汲み終えた。
播州清水寺 095-1n
帰りがけ、なにか土産になるものがないかな~と、探していたら、看板が目に付いた。
播州清水寺 092-2c
チーズナンを注文したら、焼き立てを作りますとの事、日本語のうまいインド人らしき人が
播州清水寺 094-2b
作ってくれた。その場で食べると美味しかったのだろうが、いかんせ「みやげ」なので持って帰る事に
「帰宅後、レンジでチンして温めて食べたところ・・・うまかった」
帰りがけ
播州清水寺 108-2m
バルーンパーフォーウマンスで作られた作品をもらったという方が、サクラをバックに撮ってもいいよ・・・と、でハイパチリ「火の鳥」・・・か?

独断と偏見の 「滾浄水」(おかげの井戸)の水評価は
小屋で汲んだ水は、硬質系で美味しかったのだが、大講堂の裏手で汲んだ水はそれとは違っていたように感じた。
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v
詳しい場所でけ~ス


スポンサーサイト



NO286:かとうの名水「鴨川清水」

013-1q.jpg
日曜日時間が出来たので、近場の・・・と言っても兵庫県三田市に近い加東市に昼ごはんを食べてからの出発になりましたが、行ってきました。やはり時間に余裕と天候が悪くなり、予定のコースがその日だけで廻れなかった為、再度行く事になり両日の内容をチャンポンしてお送りいたします。(^o^)/
篠山ICで下りて、三田方面R176号線を下り、途中からR172号線に入り「滝の社」方面へ・・・・少し走ると
播州清水寺 001-1w
60件前後の窯元が集まる、「陶の郷・丹波立杭焼」篠山市今田町へ分かれる交差点が現れます。
「丹波焼」やきもの街道は左折をして行きます。吾輩は一度ならず二回は言っていますが、今回は紹介のため寄道をする事に
走って行くと
播州清水寺 002-1e
右手に山肌を削りソーラーパネルを配置した、メガソーラー迄もは行かないようだが、異様な風景が見えてきます。
さらに進むと、ポツポツと、焼き物のお店が見え始めてきます。その中の一軒「英一窯」の看板が目に付き、
播州清水寺 014-1r
玄関の戸が少し開いていたので、中を覗かしてもらったら、誰~れもいない。
播州清水寺 008-1i
中に入って作品を見ていると
播州清水寺 005-1t
センサーが付いているのか、窯元のオーナーさんが入って来られた。何も買わずに出るのも気が引けたので
播州清水寺 006-1y
珈琲を飲むマグカップを一個ゲット(^_^)v
播州清水寺 007-1u
作品を見ていると、桁が違う、以前陶芸家の方に聞いたのだが、バブルのころは作れば何でもうr手たとの事、崩壊後はさっぱり売れなくなったとか、「このお店」はどうなのだろうかと思いながら後にした。
播州清水寺 010-1o
外に出て、お店の横の方に在る「登窯」を見学に
播州清水寺 011-1t
「英一窯」の登り窯、小ぶりの窯の様だが、使用している窯の様で。左から見た窯、手前に「まき」が置いて有り、黒い小さな穴から薪を入れて燃やすようである。
播州清水寺 013-1y
右から見た登り窯で、こちらの方は、失敗したのか、今から窯に入れるのか作品が置いて有ります。
ソコから、少し走ると「丹波焼の里」
播州清水寺 016-1y
丹波伝統工芸公園:陶(すえ)の郷と兵庫県陶芸美術館に着きますが、一度訪ねた事があるのでその日はパス。
引き返そうと来た道の方を見ると、今まできた所を見ると、今まで来た方を見上げる大木に赤い鳥居が目に入った。
播州清水寺 018-1u
行ってみると
播州清水寺 017-1i
兵庫県一の「大アベマキ」でした。
その横に、人家で隠れていた丹波焼最古の窯を修復したものがあり、「英一窯」と比べられないぐらい大きな窯であった。
播州清水寺 022-1o
その説明書きを見ると
播州清水寺 024-1p
 日本六古窯の一つである「丹波焼の産地には、1895年(明治28年)に築窯され、120余年を経て現在も使い続けている登窯があります。この登り窯は、丹波焼の里のシンボルであり、現役最古の登窯で、「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」として築窯技術が国の選択を受けるとともに、兵庫県の「有形民俗文化財」に指定されています。
 この窯は、里山の傾斜に沿って全長(水平)47メートル、焼成室9袋を備えています。
この窯を次の世紀へつないでいくために2014年から2ヶ年をかけて、丹波焼の窯元たちがサポーターな一般の方々と一緒にまくら(日干しレンガ)や割竹の道具を手作りし、伝統的な工法により大修復を成し遂げました。2015年11月に修復後の初焼成を行い、毎年春に一般公開で焼成を続けています。
あなたも参加しませんか
次の最古の登窯の焼成は、2019年5月2~4日に行います。
★作品焼成参加・・・一般の方も作品焼成に参加できます(有料)
 詳しくは丹波立杭陶磁器協同組合(079-597-2034)へお問い合わせください。
★見学参加・・・焼成の期間中、昼夜を通して自由に見学できます。


丹波焼の里サポーター募集中
作業応援や、イベントの運営、口コミ広報などにご協力いただけるサポーターを募集しています。定期的に丹波焼の里情報誌をお届けします。
播州清水寺 026-1a
播州清水寺 023-1a
丹波焼
 丹波焼は、その産地名に因んで立杭焼とも言われており、その起源は、平安時代末期から鎌倉時代初期(1180~1230)に溯り、瀬戸、常滑、信楽、備前、越前と並び日本六古窯のひとつになっています。
 丹波焼は、シンプルで穏やかな外観や典型的な集茶、黒の光沢による渋さにより、多くの人に愛好されています。

 兵庫県篠山市の立杭は、東西に緑の丘や田園が広がり、南北に4斗谷川の美しい景観の村です。この辺りは鉄分を含んだ土が豊冨にあります。かまはとても特異な形をしており、丘の斜面に作られています。窯は傾いているように見えるので、登窯(傾斜窯)と呼ばれています。安定感があり、優雅で美しい外見の丹波焼はこのようなすばらしい環境と、ユニークな窯から作り出されています。

 昔は、この地域の人だけに使われる壷や花瓶、鉢などを作っていました。当時は登窯ではなく、穴窯が使われていました。釉薬を使っていないにもかかわらず、窯の中の煙と灰により、自然に光沢のある作品になりました。これらの陶器は重厚で美しく、古い作品の中で今日よく見られる古丹波として世に知られています。
 桃山時代の終り(1611)に釉薬を使った陶器がよく見られるようになり、穴窯の代わりに登窯が使われるようになりました。江戸時代には多くのすばらしい陶磁器が作られるようになり、質の高い作品の多くは、小堀遠州の影響を受け、主として茶会に使われました。
 このようにして、陶芸の伝統はこの美しい環境の中で800年もの間受け継がれてきました。丹波焼の美しさは、日本民芸館の創設者である柳宗悦氏によって世界に紹介されました。現在多くの陶器の愛好者が丹波焼に多かい関心を示し、世界中からこの地を訪れています。イギリスの有名な陶芸家であるバーナード・リーチ氏は、何度もここを訪れて、丹波焼の芸術を鑑賞しました。アメリカの女流作家であるリリーチ夫人となったジャネット・ダーネルさんは、この地に滞在し、丹波の技法を学びました。
 
 昭和53(1978)年「丹波立杭焼」の名称で伝統的工芸品指定を受けています。約60軒ある窯元では、ギャラリー巡りや陶芸体験を楽しむ事ができます。

5月2日(2019)行ってきました。
2019,5、建部神社 053-1q
さぞかし群衆でごったがやしているだろうと思いきや、閑散とした雰囲気
火入れして、徐々に下から上へと炊いて行く、今は一窯で火を燃やして全体を温めて水蒸気を抜く行程をしているとの事、それから二窯、三窯へと横穴から割る木を入れて燃やして行き3日目の夜中ぐらいに全体へと火が入って行くとの事、窯に作品が全部入っていると、最後には「はちのす」というところから火が出て来るのが、今回は七分ぐらいしか作品が入っていないから、今回はそこまで行かないとの説明でありました。
チョイト早く行き過ぎたようでした。((+_+))5月3日~5日まで「春ものがたり」というイベントがあり、その辺がイイかも
2019,5、建部神社 049-1w
しかし、若い女性が写真を撮りに来られていた。

そして、話は元に帰って、国道172号へ戻り進んで行くと
025-1w.jpg
黄桜酒造の大きな建物が見えた・・・・・という事はこの辺の水は美味しいのか・・・それとも酒造りに適しているのか
ともかく、水に期待が膨らんできたのでありました。
さらに進んで行くとため池が現れ、
021-1e.jpg
「加東市」の看板、そのほとりに
022-1r.jpg
踊る姿の銅像。近くの上鴨川住吉神社神事舞の一つ「田楽の毎」のようです。
その横の方には、このため池で不幸があったのか
020-1t.jpg
観音立像の石仏が静かに立っていました。さらに進むと
019-1u.jpg
交差点、道路標識の西脇方面右へ入って行きます。すぐさま峠道に入り進んで行くと
014-1i.jpg
峠の中腹辺りに三叉路、やしろ鴨川の郷と加東の清水「賀茂川清水」の看板も
015-1u.jpg
三叉路を降りて行くと
012-1o.jpg
ため池の縁に立っているメルヘン風建物が見えてきました。そして公園内に入って行くと
011-2p.jpg
ストリートの先に名水はありました。
001-1f.jpg
その小屋の中に
002-1g.jpg
「鴨川の清水」がでて来ていますが、ペットボトルには直接汲む事ができず、その小屋の手前にあるバルブからも清水が汲む事ができましたので吾輩はそちらで汲ましていただきました。
003-1h.jpg
その横には、「鴨川の清水」の水質検査表も貼って在りますので安全なのでしょうが、飲む場合は自己責任でお願いします・・・と
主な指標
マグネッシュウム:0,39mg/L  カルシュウム27mg/L  カリウム0,70mg/L との事。
汲んで帰りがけ、とある人が水汲みに
008-1z.jpg
チョイト話をしてみようと、神戸から毎週来ているという、ご飯など日常的に使っているとの事でした。
006-1a.jpg
アグリピアという中央管理棟
009-1x.jpg
公園内は桜が満開で、1日をのんびりとグランドゴルフやゲートボールをして過ごしたいかもがわの郷でした。
この記事は「三回現地へ通い完成したものです」

「鴨川清水」の独断と偏見の評価は
飲んだ感じは、硬水系に近い美味しく飲めた水でした。毎週汲みに来られる水だけの事はあるのかも
(^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v (^_^)v
詳しい場所

プロフィール

水汲みマン

Author:水汲みマン
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
湧き水のおすそ分け
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR